北・飛しょう体発射受け・トランプ大統領“出方見守る”(5月5日)
北朝鮮は国営メディアを通じて、きのう、キムジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち合いのもと、「大口径の長距離放射砲と戦術誘導兵器」の発射訓練を行ったと、日本時間午前6時すぎに発表した。
韓国軍によると、北朝鮮はきのう午前、東部のウォンサン付近から北東に向けて短距離の飛しょう体を数発発射していて、北朝鮮の発表はこの飛しょう体を指しているとみられる。
北朝鮮としては国連の制裁決議に違反しない形で米韓両国に揺さぶりをかけるとともに、国内向けには制裁圧力に屈しない姿勢を印象づける狙いがあるとみられる。...
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北朝鮮は国営メディアを通じて、きのう、キムジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち合いのもと、「大口径の長距離放射砲と戦術誘導兵器」の発射訓練を行ったと、日本時間午前6時すぎに発表した。
韓国軍によると、北朝鮮はきのう午前、東部のウォンサン付近から北東に向けて短距離の飛しょう体を数発発射していて、北朝鮮の発表はこの飛しょう体を指しているとみられる。
北朝鮮としては国連の制裁決議に違反しない形で米韓両国に揺さぶりをかけるとともに、国内向けには制裁圧力に屈しない姿勢を印象づける狙いがあるとみられる。
米国・トランプ大統領は4日、ツイッターに、これまでキムジョンウン朝鮮労働党委員長が核実験やミサイルの発射実験は行わないと約束したことを念頭に「キム委員長は私が彼とともにいることを知っており、私との約束を破りたいとは思っていない」と書き込み、北朝鮮の出方を見守る姿勢を示した。
トランプ政権は3回目の首脳会談も視野に、北朝鮮との非核化に向けた協議の再開を探っているが、北朝鮮は米国に対し反発を強めていて、両国が協議を再開するめどは立っていない。
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米国ロシア疑惑・バー司法長官・判断の正当性を強調(5月2日)
米国では、先月公表されたロシア疑惑の捜査報告書でトランプ大統領による司法妨害の疑いについて議会に判断する権限があるという認識が示された。
その一方でバー司法長官は司法妨害の罪に問うには証拠が不十分だという判断を示している。
バー長官は1日、捜査報告書の公表以降、初めて議会の公聴会で証言し、「モラー特別検察官がトランプ大統領による司法妨害の疑いについて結論を下さず議会に判断を委ねたことは率直に言って驚いた。...
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米国では、先月公表されたロシア疑惑の捜査報告書でトランプ大統領による司法妨害の疑いについて議会に判断する権限があるという認識が示された。
その一方でバー司法長官は司法妨害の罪に問うには証拠が不十分だという判断を示している。
バー長官は1日、捜査報告書の公表以降、初めて議会の公聴会で証言し、「モラー特別検察官がトランプ大統領による司法妨害の疑いについて結論を下さず議会に判断を委ねたことは率直に言って驚いた。特別検察官の仕事は起訴するかどうかを判断することにあるからだ」と批判した。
そのうえで、みずからの判断の正当性を強調した。野党・民主党は、バー長官が報告書を不当に解釈してトランプ大統領を擁護したとして今月中に議会でモラー特別検察官から証言を求めることを決めるなど、さらに追及を強める構えである。
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日米首脳会談・対北朝鮮で緊密連携(4月27日)
日米首脳会談の後、安倍総理大臣は「今後の米朝プレセスを展望しながら進め方について相当突っ込んだやりとりをした。
日本としても朝鮮半島の非核化に向けて積極的な役割を果たしていく決意」と述べ、拉致問題について「ハノイでの米朝会談についてトランプ大統領からより詳しい説明をうかがった。次は私がキムジョンウン委員長と向き合い拉致問題を解決する。」と述べた。
北朝鮮はロシアと首脳会談を行うなど制裁緩和に向けた動きを活発化し、核開発を継続しているとも受け止められる動きをみせている。...
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日米首脳会談の後、安倍総理大臣は「今後の米朝プレセスを展望しながら進め方について相当突っ込んだやりとりをした。
日本としても朝鮮半島の非核化に向けて積極的な役割を果たしていく決意」と述べ、拉致問題について「ハノイでの米朝会談についてトランプ大統領からより詳しい説明をうかがった。次は私がキムジョンウン委員長と向き合い拉致問題を解決する。」と述べた。
北朝鮮はロシアと首脳会談を行うなど制裁緩和に向けた動きを活発化し、核開発を継続しているとも受け止められる動きをみせている。
安倍総理大臣はプーチン大統領と朝鮮半島の非核化へ協力を確認してきたことにあえて触れた上で日本も非核化や拉致問題の解決へ積極的に取り組むことを強調した。
トランプ大統領もロシアが関わることを歓迎する考えを示している。きょうの会談でも朝鮮半島の非核化に向けロシアの役割について意見を交換するものとみられる。トランプ大統領は「貿易について話し合うこと」を強調し、来月の訪日時に妥結する可能性にまで言及した。
日本政府関係者は来年の大統領選挙を見据え早期に結果を出したいという意欲の表れだとした上で、米国が早期妥結を目指すのであれば日本にとっては有利との見方を示した。
日本との間の貿易赤字削減に強い意欲をみせるトランプ大統領は今後自動車なども絡め厳しい要求をしてくる可能性もある。
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ロシア疑惑・捜査報告書・米国大統領“でっちあげ”・野党民主党は追及強める構え(4月20日)
米国大統領選挙を巡る“ロシア疑惑”に関する調査報告書が公表された。捜査にあたっていたモラー特別検察官は、トランプ大統領による司法妨害の疑いについて「完全には否定できない」という見解を示している。
トランプ大統領は19日、ツイッターに「クレイジーなモラー報告書の中で、特定の人達が私について言及している内容はでっち上げで、完全に誤っている」と書き込んだ。
その上でロシア疑惑の捜査について「違法に始められた作り話で、捜査が行われるべきではなかった」として不満をあらわにした。...
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米国大統領選挙を巡る“ロシア疑惑”に関する調査報告書が公表された。捜査にあたっていたモラー特別検察官は、トランプ大統領による司法妨害の疑いについて「完全には否定できない」という見解を示している。
トランプ大統領は19日、ツイッターに「クレイジーなモラー報告書の中で、特定の人達が私について言及している内容はでっち上げで、完全に誤っている」と書き込んだ。
その上でロシア疑惑の捜査について「違法に始められた作り話で、捜査が行われるべきではなかった」として不満をあらわにした。
一方、議会下院の司法委員長を務める野党・民主党のナドラー議員は、公表された報告書の一部が“別の事件の捜査に関わる”などとして黒く塗りつぶされていたことから、来月1日までに完全版を提出するようバー司法長官に求めた。
これに対し司法省は声明の中で「時期尚早で、不必要」として、現時点では提出には応じない考えを示した。
ただ、民主党はモラー特別検察官に議会での証言を求めるなどして追及を強める構えで、今後与野党の攻防が激しくなりそうである。
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ロシア疑惑捜査報告書・トランプ大統領「でっちあげ」(4月20日)
米国・トランプ大統領は公表されたロシア疑惑に関する捜査報告書についてでっち上げで完全に誤った内容が含まれているとして不満をあらわにした。
一方、野党・民主党は疑惑に関して追及を強める構えで今後与野党の攻防が激しくなりそうだ。ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官はトランプ大統領による司法妨害の疑いについて完全には否定できないとの見解を示している。
これを受けてトランプ大統領はツイッターで「でっちあげ」と書き込んだ。...
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米国・トランプ大統領は公表されたロシア疑惑に関する捜査報告書についてでっち上げで完全に誤った内容が含まれているとして不満をあらわにした。
一方、野党・民主党は疑惑に関して追及を強める構えで今後与野党の攻防が激しくなりそうだ。ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官はトランプ大統領による司法妨害の疑いについて完全には否定できないとの見解を示している。
これを受けてトランプ大統領はツイッターで「でっちあげ」と書き込んだ。また民主党・議会下院司法委員長・ナドラー議員は別の事件の捜査にかかわるなどとして報告書の一部が黒く塗りつぶされていたことから来月1日までに完全版の提出をバー司法長官に求めた。
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