更新を終了しています
Jリーグ・名古屋グランパスのファンサービス(3月18日)
JリーグJ1も第6節に突入。連覇を狙う川崎フロンターレはヴィッセル神戸との一戦で後半アディショナルタイムに同点に追いつかれ引き分けたものの未だ負けなしと絶好調だ。
選手ではベテランと若手の活躍が目を引く。15年ぶりにセレッソ大阪に復帰した大久保嘉人は開幕から5戦連続ゴール。自身の持つ歴代J1最多得点記録を190まで伸ばした38歳の勢いはまだまだ止まらない。その更に上を行くのが横浜Fマリノスの前田大然。...
全部読む
JリーグJ1も第6節に突入。連覇を狙う川崎フロンターレはヴィッセル神戸との一戦で後半アディショナルタイムに同点に追いつかれ引き分けたものの未だ負けなしと絶好調だ。
選手ではベテランと若手の活躍が目を引く。15年ぶりにセレッソ大阪に復帰した大久保嘉人は開幕から5戦連続ゴール。自身の持つ歴代J1最多得点記録を190まで伸ばした38歳の勢いはまだまだ止まらない。その更に上を行くのが横浜Fマリノスの前田大然。徳島ボルティスとの試合で自らボールを奪うと豪快に左足を振り抜き決勝点を奪った。4戦連続となる6ゴール目で得点ランキングトップに立っている。東京五輪世代として将来を嘱望されていた男がいま大きな飛躍を遂げようとしている。
一方、コロナ禍のなか注目のファンサービスを実施したクラブがある。名古屋グランパスは3日、対戦相手のガンバ大阪に新型コロナ感染者が出たためとの試合が中止となった。そこで急きょ豊田スタジアムに来てくれたサポーターのために練習の公開を決定。練習を見学してもチケットの払い戻しに応じるという太っ腹な対応。平日開催のなか足を運んでくれたファンへの粋な計らいだった。練習の最後には選手がスタジアムを1周しサポーターに挨拶を行った。
名古屋ではこのほかにもサポーターの要望を受けて新たな試みを実施。試合前の豊田スタジアムの記者席を開放してテレワークをしてもらい、その後に試合を観戦してもらう「テレワークスタジアム」というものだ。コロナ禍の厳しい状況を逆手に取った斬新なファンサービスは人気を呼びそうだ。
閉じる
日米ビッグフライの競演!佐藤輝明と大谷翔平(3月17日)
オープン戦も中盤を迎えたプロ野球。各チーム新戦力への期待が高まる時期だが、いま一番熱い視線を集めているルーキーはこの男だろう。阪神タイガースのドラフト1位・佐藤輝明はここまで全試合に出場。9試合で33打数12安打。打率.375という新人では断トツの成績を残している。
日に日に存在感を高める大物新人に他球団のマークも厳しくなっている。16日のスワローズ戦では徹底した内角攻めに遭い2打席目まではノーヒット。...
全部読む
オープン戦も中盤を迎えたプロ野球。各チーム新戦力への期待が高まる時期だが、いま一番熱い視線を集めているルーキーはこの男だろう。阪神タイガースのドラフト1位・佐藤輝明はここまで全試合に出場。9試合で33打数12安打。打率.375という新人では断トツの成績を残している。
日に日に存在感を高める大物新人に他球団のマークも厳しくなっている。16日のスワローズ戦では徹底した内角攻めに遭い2打席目まではノーヒット。だがここで終わらないのがこの怪物ルーキーの凄さ。4回の第3打席、寺島からライトスタンド上段に特大の2ランを放った。佐藤はこれでオープン戦5本目のアーチ。49年ぶりに近鉄の佐々木恭介に並ぶ新人の最多記録に並んだ。続く第4打席でもライト前安打で出塁しマルチヒットをマークしている。「一発で仕留められたのは良かったと思う」と試合を振り返り、「しっかりシーズンで討てるように頑張りたい」と抱負を語った。
海の向こうメジャーではエンゼルスの大谷翔平のバットが大爆発。レッズ戦に2番DHでスタメン出場すると初打席でいきなりレフトスタンドに飛び込むOP戦第2号アーチ。すると続く第2打席でも再びレフト方向へ特大の連続ホームランをたたき込んだ。大谷のメジャーでの2打席連続アーチは955日ぶり。OP戦では7試合連続安打と勢いが止まらない。
プロ野球は来週3月26日からペナントレースがスタート。MLBは4月1日に開幕を迎える。今年は日米で規格外の若き大砲の活躍が紙面をにぎわせてくれそうだ。
閉じる
MLBもOP戦たけなわ・日本人投手陣が好投(3月16日)
ツインズ・前田健太がメジャー6年目で初の開幕投手を務める。14日(日本時間15日)にレッドソックス戦でオープン戦3試合目のマウンドに登った前田は4回を投げ無安打無失点。毎回の5三振という申し分のない内容に指揮官は試合後「開幕戦のブルワーズ戦は前田健太でいく(ロッコバルデリ監督)」と確約した。前田はOP戦全3試合で9回12K。開幕戦に先発すれば日本人投手としては6人目の栄誉となる。
同じくこの日先発したパドレス・ダルビッシュ有が開幕投手を確実視されているため、もし日本人選手2人が同時に開幕を務めることになればメジャー史上初めてのことだ。...
全部読む
ツインズ・前田健太がメジャー6年目で初の開幕投手を務める。14日(日本時間15日)にレッドソックス戦でオープン戦3試合目のマウンドに登った前田は4回を投げ無安打無失点。毎回の5三振という申し分のない内容に指揮官は試合後「開幕戦のブルワーズ戦は前田健太でいく(ロッコバルデリ監督)」と確約した。前田はOP戦全3試合で9回12K。開幕戦に先発すれば日本人投手としては6人目の栄誉となる。
同じくこの日先発したパドレス・ダルビッシュ有が開幕投手を確実視されているため、もし日本人選手2人が同時に開幕を務めることになればメジャー史上初めてのことだ。パドレスは前田健太のツインズと共に4月2日にオープニングゲームを迎える。
マリナーズ3年目の菊池雄星はブルワーズ戦で先発。3回1/3を投げ5者連続を含む6つの三振を奪う力投。2安打1失点に抑え、上々の仕上がりぶりを示した。キャンプからフォームの改造に取り組んでいるが良い結果を出している。昨季は2勝4敗。過去2シーズンは防御率5点台に甘んじているが、今季は一皮むけたピッチングを見せてくれそうだ。
今年渡米したオールドルーキーも負けてはいない。レンジャーズ・有原航平はロッキーズ戦に先発して4回を被安打2の無失点に抑えた。3日のホワイトソックスとの実戦初登板ではイニング5本のヒットを浴び途中3失点で交代。試合後には「抑えられなかったのは悔しい」と唇を噛んだが、その後の2試合では内容を修正。チーム内の評価を上がってきた。開幕ローテーション入りが期待される。
閉じる
大相撲3月場所初日・帰ってきた横綱・白鵬(3月15日)
14日に両国国技館で初日を迎えた大相撲三月場所。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下の東京での開催となった。所謂春場所が大阪ではなく東京で開催されるのは初めてのこととなる(ちなみに両国国技館での開催は今回で5場所連続)。
注目されたのは4場所連続休場中だった横綱・白鵬の復活だ。昨年の名古屋場所、御嶽海との一番で右膝を負傷。手術を行ったがその後の経過が芳しくなく休場が続いた。今年初場所は場所前の稽古総見でも若手力士を圧倒し、満を持しての出場となるかと思われたが新型コロナウイルスへの感染が判明し休場となってしまった。...
全部読む
14日に両国国技館で初日を迎えた大相撲三月場所。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下の東京での開催となった。所謂春場所が大阪ではなく東京で開催されるのは初めてのこととなる(ちなみに両国国技館での開催は今回で5場所連続)。
注目されたのは4場所連続休場中だった横綱・白鵬の復活だ。昨年の名古屋場所、御嶽海との一番で右膝を負傷。手術を行ったがその後の経過が芳しくなく休場が続いた。今年初場所は場所前の稽古総見でも若手力士を圧倒し、満を持しての出場となるかと思われたが新型コロナウイルスへの感染が判明し休場となってしまった。今場所初日の相手は先場所優勝の大栄翔という好取組。横綱不在のなか急成長を遂げてきた相手に白鵬は厳しい右からの張り差し。一気に前に出て寄り倒した。土俵際はややもつれる体勢となったが物言いは付かず、白鵬は229日ぶりの白星を手にした。
もう一人注目を集めているのが大関復帰を目指す照ノ富士。9勝が目安となるが、初日は北勝富士を左四つから豪快に下手投げで投げ捨て白星発進。史上初の序二段からの大関復帰に向けて好スタートを切った。
今場所は2つの部屋で親方が新型コロナウイルスの感染が判明。所属力士28人が休場となっている。両部屋に十両以上の力士はいない。協会では今月10日までにすべての力士や親方らを対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施。初日の協会挨拶で八角理事長は「より安心、安全な大相撲観戦を目指し、さらに厳密な感染防止策を講じています」とアピールした。
閉じる
バスケ天皇杯、川崎7年ぶり優勝・五輪世代が躍動(3月14日)
バスケットボールの第96回天皇杯全日本選手権が13日までさいたまスーパーアリーナで行われた。去年準優勝の川崎ブレイブサンダースは2年連続の決勝進出。今年は東京五輪代表候補の辻直人、篠山竜青らの成長が著しく7年ぶりの優勝を目指した。一方、初優勝を狙う宇都宮ブレックスは日本代表の比江島慎が躍動。序盤にライアン・ロシターの3ポイントシュートでリズムをつかみ、主導権を渡さずアルバルク東京を破って2年ぶりに決勝戦に駒を進めた。...
全部読む
バスケットボールの第96回天皇杯全日本選手権が13日までさいたまスーパーアリーナで行われた。去年準優勝の川崎ブレイブサンダースは2年連続の決勝進出。今年は東京五輪代表候補の辻直人、篠山竜青らの成長が著しく7年ぶりの優勝を目指した。一方、初優勝を狙う宇都宮ブレックスは日本代表の比江島慎が躍動。序盤にライアン・ロシターの3ポイントシュートでリズムをつかみ、主導権を渡さずアルバルク東京を破って2年ぶりに決勝戦に駒を進めた。
頂点をかけた一戦。スタート直後、宇都宮の遠藤祐亮が3ポイントシュートを決めれば、対する川崎も日本代表ニック・ファジーカスがチーム最初得点。第1Qは19-20で宇都宮リードで終了する。しかし第2Qに入ると、途中出場の増田啓介が得点を重ね川崎が逆転に成功。41-34で試合を折り返す。後半は宇都宮が追い上げを見せたものの76-60で川崎が勝利。増田はこの日両チーム最多となる13得点をマークして日本一奪取に貢献した。
川崎7年ぶりの優勝のもう一人の立役者は東京五輪日本代表の辻直人。前半までは3Pシュート決まらず無得点だったが、「『きょう試合に出てんのか?』と言われて気持ちが楽になった」ということで第3Qから3Pを連続で決めチームを波に乗せた。五輪世代の活躍が目立った一戦だった。
この日、海の向こうNBAではウィザーズ・八村塁が日本人初のNBA通算1000得点を達成した。これまで2シーズンで77試合出場での大台到達だ。日本バスケ界を背負って立つ、若き黄金世代の成長がますます楽しみである。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索