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今季最終戦のフィギュア国別対抗戦・日本は3位に(4月18日)
大阪市・丸善インテックアリーナ大阪に世界の強豪6か国が集結した世界フィギュアスケート国別対抗戦。17日には女子シングルフリーの演技が行われ、日本は総合でロシア、アメリカに次ぎ銅メダルを獲得した。
「笑顔で終わりたい」と話していた坂本花織は序盤から3回転の連続ジャンプを成功。SPに続いて自己ベストを更新する150.29をマーク。女子シングルSP3位から順位を一つ上げて2位となり、シーズン最終戦に大きな成長を見せた。...
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大阪市・丸善インテックアリーナ大阪に世界の強豪6か国が集結した世界フィギュアスケート国別対抗戦。17日には女子シングルフリーの演技が行われ、日本は総合でロシア、アメリカに次ぎ銅メダルを獲得した。
「笑顔で終わりたい」と話していた坂本花織は序盤から3回転の連続ジャンプを成功。SPに続いて自己ベストを更新する150.29をマーク。女子シングルSP3位から順位を一つ上げて2位となり、シーズン最終戦に大きな成長を見せた。大会前の練習で腰を痛めてしまった紀平梨花は得意のトリプルアクセルは封印。フリーで5本のジャンプを成功させ5位に入った。
男子は羽生結弦が前日のSPに続き、フリーでも躍動。冒頭の4回転ループ、4回転トゥーループ+2回転トゥーループでしっかりと着氷を決め加点を獲得。4回転サルコウはジャンプが抜けて不発に終わったもののシーズンベストとなる193.76の高得点をたたき出した。演技終了後、「最後の最後に天を見上げた時に自分の気持ちや思いが天まで届けられるようにいい演技がしたいと思った」両手を突き上げて祈るように目を閉じていたのが印象的だった。「世界選手権を終えて2週間。正直普通の生活ではなかったですし、そんななかでも良くやったと言ってあげたい内容だったと思います」と大会を振り返った。
今大会は新型コロナウイルスの新規感染者が連日1000人を超える大阪での開催。感染対策として、選手とスタッフが外部と接触せず、隔離状態を保つ「バブルシステム」などが採用されるなど、これまで以上に厳戒態勢が取られた。18日にはエキシビションが行われる。
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東京五輪まで100日・アスリートたちの思い(4月15日)
東京オリンピック開幕まで100日となった14日、都内各地でイベントが行われた。八王子の高尾山山頂には多摩地域で初の「オリンピックシンボル」が設置。北京五輪競泳男子400mメドレーリレーの銅メダリスト・宮下純一らが除幕に参加した。同時刻に都庁でも五輪とパラリンピックのマスコット像がお披露目された。また夜には国立競技場や日本武道館、東京ゲートブリッジなど都内24か所がライトアップされ、オリンピックムードを盛り上げた。...
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東京オリンピック開幕まで100日となった14日、都内各地でイベントが行われた。八王子の高尾山山頂には多摩地域で初の「オリンピックシンボル」が設置。北京五輪競泳男子400mメドレーリレーの銅メダリスト・宮下純一らが除幕に参加した。同時刻に都庁でも五輪とパラリンピックのマスコット像がお披露目された。また夜には国立競技場や日本武道館、東京ゲートブリッジなど都内24か所がライトアップされ、オリンピックムードを盛り上げた。
この日、アスリートたちはインタビューに応じ、五輪への思いを語っている。マスターズを制した松山英樹は帰国後オンラインでの会見に応じた。グリーンジャケットに身をまとった松山は激闘を振り返り、最終日について「1番ホールから最終ホールまでずっと緊張しっぱなしだった」と心情を吐露。喜びを語るとともに、出場が確実視される五輪について「金メダルを目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
競泳日本選手権で4冠を達成し、リレー2種目で東京五輪の代表に内定した池江璃花子もリモートで会見。「本当に頑張ってきてよかったと、内定してこういう場にこられて思うようになった」と頬を綻ばせた。驚異的な回復力でベストに戻りつつあるタイムについても「(五輪までに)何秒縮まるんだろうっていう、そういうワクワクもあります。あと0.5秒から1秒は必ず縮めたい」と宣言した。
また、15日開幕する国別対抗戦の前日会見を行ったフィギュアスケートの羽生結弦は松山と池江に言及。「池江選手だからこそ感じた苦痛や悲しみ、喪失感、そういったものを感じた日々は絶対に努力につながっていると思う。自信を持ってオリンピックに挑んでほしい」と熱いエールを送っていた。
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夏冬五輪連続出場へ“二刀流”に挑む平野歩夢(4月14日)
ソチと平昌の2つの冬季オリンピックで2大会連続銀メダルを獲得したスノーボードの平野歩夢。彼は夏冬両大会の出場を目指し、夏季五輪の正式種目となったスケートボードへの挑戦を続けてきた。現在パーク種目での東京五輪出場を狙っている。平昌大会直後からこの3年近く平野はスケートボードに専念。日本選手権では初出場でいきなり初優勝を果たし、現在ランキングは日本人のトップに君臨している。6月の世界選手権では代表決定が濃厚といわれている。...
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ソチと平昌の2つの冬季オリンピックで2大会連続銀メダルを獲得したスノーボードの平野歩夢。彼は夏冬両大会の出場を目指し、夏季五輪の正式種目となったスケートボードへの挑戦を続けてきた。現在パーク種目での東京五輪出場を狙っている。平昌大会直後からこの3年近く平野はスケートボードに専念。日本選手権では初出場でいきなり初優勝を果たし、現在ランキングは日本人のトップに君臨している。6月の世界選手権では代表決定が濃厚といわれている。
一方で3度目となる冬季五輪への挑戦権をかけた戦いも始まった。オリンピックに出場するためには強化指定選手に選ばれることが必須だが、2年半スノーボードから離れていたため現在は強化指定選手に入れていない。久々に出場した今年2月にアメリカで行われたスノーボードの大会では見事優勝を果たし、ブランクを感じさせないパフォーマンスを発揮。13日には8年ぶりにスノーボード・ハーフパイプ全日本選手権に出場した。雨が降る悪い条件のなか、縦2回転・横3回転の“キャブダブルコーク1080”を成功。予選を3位で通過した。「久々に日本での大会だし、やれることをやりたい(平野)」引き続き14日は戸塚優斗、片山來夢らと再び決勝でしのぎを削ることとなる。
夏と冬の両方のオリンピックに出場を果たしたのは橋本聖子現組織委員会会長を始め日本では過去5名。しかし両大会でメダルを獲得した選手はいない。東京夏季五輪まで残り100日となり、北京冬季五輪の開幕も300日を切った。実質的に1年の間に夏・冬両大会に出場するという前例のない平野の挑戦に熱い注目が集まる。
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W杯の興奮再び・ラグビー日本代表候補が発表(4月13日)
ラグビートップリーグは11日に全日程を終え、17日からプレーオフトーナメントに突入する。12日には日本ラグビー協会が一昨年のワールドカップ以来となるラグビー日本代表候補52人を発表。前回のW杯メンバーからは21人が選出された。キャプテンを務めたリーチマイケルやCMにも起用され人気の“笑わない男”稲垣啓太のほか、ニュージーランド・SRハイランダーに所属する姫野和樹やフランス・SRハイランダーズの松島幸太朗ら海外で活躍中の選手も名を連ねている。...
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ラグビートップリーグは11日に全日程を終え、17日からプレーオフトーナメントに突入する。12日には日本ラグビー協会が一昨年のワールドカップ以来となるラグビー日本代表候補52人を発表。前回のW杯メンバーからは21人が選出された。キャプテンを務めたリーチマイケルやCMにも起用され人気の“笑わない男”稲垣啓太のほか、ニュージーランド・SRハイランダーに所属する姫野和樹やフランス・SRハイランダーズの松島幸太朗ら海外で活躍中の選手も名を連ねている。
一方で医師を目指すため代表引退を表明し、今シーズン限りで現役を引退する福岡堅樹のほか、ドレッドヘアがトレードマークの堀江翔太(パナソニック)、田中史朗(キヤノン)、流大(サントリー)らは選考から漏れた。堀江と流は現在体調が万然ではないとのことで、藤井雄一郎日本代表ナショナルチームディレクターは今後の代表復帰に含みを持たせている。
W杯中継などラグビーに力を入れている日本テレビの報道番組では、サントリーの中野将伍と齋藤直人の初選出の若手2人に注目している。中野は福岡県出身の23歳。今年2月トップリーグデビューし、ルーキ-ながらトライを量産している。また、中野と同期の齋藤は今シーズン得点王に輝いたボーデンバレットとコンビを組み、チームのカンファレンス1位通過に貢献した。両者とも代表での活躍に期待がかかる。
今後35人に絞り込まれる日本代表は6月22日に、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4代表によるドリームチームとの国際強化試合に臨むことになる。
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【速報】松山英樹、アジア初のマスターズ制覇(4月12日)
1934年に創設されたマスターズトーナメント。日本の松山英樹が8年連続10度目の挑戦でついに歴史的な快挙を成し遂げた。今大会日本勢として唯一出場した松山は初日、マスターズ4年ぶりのイーグルを奪うなど-3。自己最高となる2位タイの好スタートとなる。
2日目は6位タイに後退したものの連日のイーグルでスコアを一つ伸ばして-4で終えた。そして、3日目は悪天候による中断も集中力を切らさずバーディーを連発。...
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1934年に創設されたマスターズトーナメント。日本の松山英樹が8年連続10度目の挑戦でついに歴史的な快挙を成し遂げた。今大会日本勢として唯一出場した松山は初日、マスターズ4年ぶりのイーグルを奪うなど-3。自己最高となる2位タイの好スタートとなる。
2日目は6位タイに後退したものの連日のイーグルでスコアを一つ伸ばして-4で終えた。そして、3日目は悪天候による中断も集中力を切らさずバーディーを連発。自己ベストの65で回り-14と首位に躍り出て4打差で最終日を迎えた。
運命の最終日。1番ホールでボギーを叩いたものの続く2番ホールでバーディーを取り返す。その後も攻めのゴルフで前半スコアを2つ伸ばした。だが、後半は苦しい展開に。15番16番では連続ボギーとなるなど、2位との差を急激に詰められていく。一瞬頭をよぎったのは2017年の全米プロゴルフ選手権の悪夢か。この時は最終日まで首位に立ちながら3連続ボギーで崩れ5位に沈み、あと一歩のところで悲願の4大メジャー初制覇を逃している。
しかし、この日の松山はあの時とは違っていた。苦しみながらも17番でしっかりとパーをセーブすると、最終18番でもバンカーショットを見事リカバリー。1打差の-10で逃げ切り、初の栄冠を手にした。日本人男子で初の4大メジャー制覇。マスターズ優勝はアジア出身でも初めての快挙となる。
試合後、松山は「本当に嬉しく思っています。きょうは朝からずっと緊張していたので、最後まで緊張しっぱなしで終わりました。良いプレーを見せられて本当に良かった」と安堵の表情。「僕が買ったことによって、これから先日本選手がすごく変わっていくのではないかと思っている。僕ももっともっと勝てるように頑張りたい」と抱負を語った。
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