更新を終了しています
体操NHK杯・団体の五輪代表の座を争う戦い(5月17日)
東京オリンピック代表の選考会を兼ねた体操のNHK杯が長野のビッグハットで行われた。今大会と先月の全日本選手権の成績との合計点数によって東京オリンピックの代表内定が決まる。
女子の注目は世界選手権で史上初の銀メダルを獲得した村上茉愛。一昨年腰を痛め、一時競技から離れたが、先月の全日本では連覇を果たしている。村上は一種目目の跳馬でトップに立つと、段違い平行棒では片手がバーから外れ、落下しそうになるも何とか立て直し首位をキープ。...
全部読む
東京オリンピック代表の選考会を兼ねた体操のNHK杯が長野のビッグハットで行われた。今大会と先月の全日本選手権の成績との合計点数によって東京オリンピックの代表内定が決まる。
女子の注目は世界選手権で史上初の銀メダルを獲得した村上茉愛。一昨年腰を痛め、一時競技から離れたが、先月の全日本では連覇を果たしている。村上は一種目目の跳馬でトップに立つと、段違い平行棒では片手がバーから外れ、落下しそうになるも何とか立て直し首位をキープ。最終種目の床では彼女の代名詞・H難度のシリバスを成功させるなど圧巻の演技を披露。ただ1人14点超えの高得点をマークして優勝を果たした。女子は2位の畠田瞳から、3位・平岩優奈、4位・杉原愛子までの4名が代表内定を果たした。アキレス腱断裂から復帰した寺本明日香は一歩及ばず落選となった。村上は「東京じゃなかったら競技を続けていない。4種目でメダルを狙っている」と力強く宣言した。
翌日の男子個人総合はNHK杯上位2人が代表に内定する。全日本選手権を制した橋本大輝と僅差で2位の谷川航、3位・萱和磨の争いになった。後半の跳馬を終えてトップに立ったのは橋本。さらに谷川が15.533のハイスコアをマークし2位に浮上する。迎えた最終種目の鉄棒。萱が14.533の好得点で再び谷川を逆転し2位。優勝の橋本とともに五輪内定を手にした。橋本は「安定した演技、チームを引っ張る演技ができるように頑張ります」とコメント。萱は「僕たちアスリートはただ大好きな体操を練習しておくだけ」と心境を語った。
一方、鉄棒1種目に専念して東京五輪を狙う内村航平は、世界で数人しかできないH難度のブレットシュナイダーのほか全ての離れ技を成功。全体トップの15.333点をマークした。選考争い最後の大会となる6月の全日本種目別で代表の座を狙う。
閉じる
巨人vs阪神、伝統の一戦が2000試合に到達(5月16日)
86年の歴史を誇る読売ジャイアンツと阪神タイガースの伝統の一戦が15日、東京ドームで行われた今シーズンの8回戦で通算2000試合目の節目を迎えた。
両チームの対戦は首位攻防戦の3連戦という絶好のシチュエーション。1999試合目となった14日の試合は1点を争う投手戦になった。1点を先制されたタイガースが直後の4回表、マルテの8号ソロと梅野隆太郎のがタイムリーで勝ち越しに成功。先発・青柳晃洋は7回1失点の好投で今季3勝目をあげた。...
全部読む
86年の歴史を誇る読売ジャイアンツと阪神タイガースの伝統の一戦が15日、東京ドームで行われた今シーズンの8回戦で通算2000試合目の節目を迎えた。
両チームの対戦は首位攻防戦の3連戦という絶好のシチュエーション。1999試合目となった14日の試合は1点を争う投手戦になった。1点を先制されたタイガースが直後の4回表、マルテの8号ソロと梅野隆太郎のがタイムリーで勝ち越しに成功。先発・青柳晃洋は7回1失点の好投で今季3勝目をあげた。ゲーム差を今季最大の4.5に広げた。
迎えた2000試合目のメモリアルゲーム。これまで100試合目から1900試合目までの100試合区切りの対戦成績はジャイアンツが6連勝中。通算でもジャイアンツ14勝に対し、タイガースは5勝とメモリアル試合での勝率はジャイアンツに分がある。
試合は虎のゴールデンルーキー・佐藤輝明が初回に先制のタイムリー。ジャイアンツもすかさずその裏に追いつくと、2回炭谷銀仁朗がセンター前に勝ち越し打を放つ。すると再び佐藤が走者一掃の逆転の二塁打を放ち、再逆転に成功。数々の名場面を生んできた巨人阪神戦らしい白熱した展開となった。試合の決着は5回裏、新外国人・スモークがレフトスタンドに3ランをたたき込み5-3でジャイアンツが勝利。好ゲームに1万4957人のファンが酔いしれた。
この結果通算成績はジャイアンツの1094勝、タイガースの835勝、71引き分け。好勝負の歴史はこれからも紡がれていくことだろう。
閉じる
タイガース、3週間ぶり本拠地観客の前で快勝(5月14日)
新型コロナの第4波感染拡大による緊急事態宣言の適用を受け、対象都府県で無観客での開催を余儀なくされてきたプロスポーツ。今週に入り徐々に観客の姿が会場に戻ってきている。大相撲五月場所は四日目から12日から定員の半分程度に相当する上限約5千人の観客を入れて興行を実施。プロ野球でも現在セリーグ首位を走る阪神タイガースが4月25日以来18日ぶりに甲子園球場にファンを入れてのナイターを開催した。
すでに12日には神宮球場(S-C戦)、横浜スタジアム(B-G戦)が有観客で開催され、同日の甲子園球場も観客解禁の予定だったが、雨で中止。...
全部読む
新型コロナの第4波感染拡大による緊急事態宣言の適用を受け、対象都府県で無観客での開催を余儀なくされてきたプロスポーツ。今週に入り徐々に観客の姿が会場に戻ってきている。大相撲五月場所は四日目から12日から定員の半分程度に相当する上限約5千人の観客を入れて興行を実施。プロ野球でも現在セリーグ首位を走る阪神タイガースが4月25日以来18日ぶりに甲子園球場にファンを入れてのナイターを開催した。
すでに12日には神宮球場(S-C戦)、横浜スタジアム(B-G戦)が有観客で開催され、同日の甲子園球場も観客解禁の予定だったが、雨で中止。翌13日満を持して中日ドラゴンズを迎え討つ甲子園球場には6853人の観客が詰めかけた。タイガース先発の秋山拓巳は抜群のコントロールが冴え、7回を1失点の好投を見せる。6回まで無得点に抑えられていたタイガースは1点ビハインドの7回裏、2死1塁の場面で代走の切り札・熊谷敬宥を起用。初球で二盗を成功させると、5月打率4割と絶好調の近本光司がセンター抜ける適時打で同点とする。ここでロドリゲスを引きずりおろすと、続く8回に5番・サンズが2死ランナーなしから勝ち越しのソロアーチをレフトスタンドに叩き込む。最終回は守護神・スアレスがパーフェクトリリーフで逃げ切り虎党の歓喜に応えた。タイガースは2位ジャイアンツとのゲーム差を3.5に広げ、14日からすでに有観客試合がスタートしている東京ドーム3連戦に乗り込む。
東京、神奈川、兵庫での観客入場緩和を受け、残る無観客開催の球場はオリックスバファローズの本拠地、京セラドーム大阪のみとなった。
閉じる
大谷翔平、投攻守のリアル三刀流の活躍で魅了(5月13日)
12日(日本時間)、メジャーリーグでは日本人投手3人が先発した。エンゼルス・大谷翔平は2番ピッチャーとして今シーズン5度目の先発登板。DHを解除して打席に入る“リアル二刀流”としては3度目の出場だ。
この日の大谷は強力アストロズ打線を相手に今季最長の7回まで投げ、10個の三振を奪う好投。アストロズ先発のマクラーズとともにソロアーチ1発に抑える投手戦となった。4回にはメジャー通算100奪三振を達成。...
全部読む
12日(日本時間)、メジャーリーグでは日本人投手3人が先発した。エンゼルス・大谷翔平は2番ピッチャーとして今シーズン5度目の先発登板。DHを解除して打席に入る“リアル二刀流”としては3度目の出場だ。
この日の大谷は強力アストロズ打線を相手に今季最長の7回まで投げ、10個の三振を奪う好投。アストロズ先発のマクラーズとともにソロアーチ1発に抑える投手戦となった。4回にはメジャー通算100奪三振を達成。通算75回1/3での到達は日本人先発投手としては野茂英雄を上まわり最速記録となった。
バッターとしてはライト前ヒットを放ち4打数1安打。さらに8回裏からはライトの守備へ就き自身初めての“リアル三刀流“でSHO TIMEを演出した。ピッチャーとしての成績は、被安打4、奪三振10、四球2の防御率2.10。エンゼルスは8回に勝ち越され敗れたが、大谷に勝敗は付かなかった。それでも試合後、「ライトの守備は楽しかったです」と笑顔で試合を振り返った。投手として先発した次の試合でも指名打者で出場しているため月に2日程度しか休みがないというフル回転の出場が続いているが、「僕がしっかりと打者の方で結果が出ていないと、(監督が)打たせたいとはならないと思う」と、起用法には満足している様子だ。
一方、大谷の花巻東の先輩であるマリナーズの菊池雄星はメジャー自己最多の11個の三振を奪う力投をみせた。7回途中まで3点に抑え勝ち投手の権利を持って降板したが、後続が逆転を許し2勝目を逃した。また、ツインズの前田健太はホワイトソックス戦で5回を投げ3失点。この日は3投手いずれも勝敗は付かなかった。
閉じる
イニエスタ契約延長・生涯日本でのプレー宣言(5月12日)
サッカー元スペイン代表のアンドレス・イニエスタがJ1ヴィッセル神戸と2023年まで2年間の契約延長で合意したことを明らかにした。
ヴィッセル神戸の公式ツイッターでは「11日にイニエスタに関する重要な記者会見」を予告していた。今シーズンで契約の最終年であることから、「引退発表ではないか?」と心配する声が上がっていたが、イニエスタは「自分のサッカー選手としてのキャリアをここで最後まで続けたい」とし、日本での現役続行を明言した。...
全部読む
サッカー元スペイン代表のアンドレス・イニエスタがJ1ヴィッセル神戸と2023年まで2年間の契約延長で合意したことを明らかにした。
ヴィッセル神戸の公式ツイッターでは「11日にイニエスタに関する重要な記者会見」を予告していた。今シーズンで契約の最終年であることから、「引退発表ではないか?」と心配する声が上がっていたが、イニエスタは「自分のサッカー選手としてのキャリアをここで最後まで続けたい」とし、日本での現役続行を明言した。
このサプライズは大反響を呼び、ツイッターで「イニエスタ」が日本のトレンド1位になるとともに世界トレンド入り。会見のオンライン視聴者は平日にもかかわらず4万人を超えた。
インスタグラムのフォロワー数が約3600万人を誇る世界的なスーパースター・イニエスタ。彼は大の親日家としても知られる。3年前にヴィッセルとの契約で来日を果たし、去年1月にはクラブ史上初のタイトルとなる天皇杯優勝に大きく貢献した。「日本と神戸には感謝していて我が家のように感じている」と生涯神戸を宣言。コロナ禍で財政難に苦しむクラブのため、今回推定年俸32億5000万円から歩み寄って減俸を受け入れたことも明かされた。
「これからの2年間一緒にクラブの歴史を築けること大きな喜びを感じています(イニエスタ)」この日は彼の37歳の誕生日。バースデーケーキのプレゼントを受けると笑顔でロウソクを吹き消した。彼の男気溢れる決断は神戸の、そして日本のファンにとって最高のプレゼントとなった。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索