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平野歩夢、スケボでの東京五輪出場が確実に(5月23日)
スノーボードで冬季五輪2大会(ソチ・平昌)連続銀ダル獲得の平野歩夢の東京五輪出場が確実になった。21日、アメリカ・アイオワ州で行われた五輪予選対象大会最終戦デュー・ツアーに出場した平野。男子パーク予選では2本の演技で点数を競う。1本目はバックサイド540で転倒し失敗。ラスト1本に勝負をかける。今度はバックサイド540を見事に成功させて26位という結果に。決勝進出は逃したものの日本人トップを死守し、これで、予選ランキングでの日本勢トップを確定させた。...
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スノーボードで冬季五輪2大会(ソチ・平昌)連続銀ダル獲得の平野歩夢の東京五輪出場が確実になった。21日、アメリカ・アイオワ州で行われた五輪予選対象大会最終戦デュー・ツアーに出場した平野。男子パーク予選では2本の演技で点数を競う。1本目はバックサイド540で転倒し失敗。ラスト1本に勝負をかける。今度はバックサイド540を見事に成功させて26位という結果に。決勝進出は逃したものの日本人トップを死守し、これで、予選ランキングでの日本勢トップを確定させた。これによりパークでの開催国に与えられる1枠での五輪出場が確実になった。日本勢の夏冬オリンピック出場は男女合わせて5人目。スノーボードの選手としては史上初の快挙となる。
2018年、スノーボードとスケートボートの二刀流を表明した平野。予選ランキングでは日本人首位を独走し、代表獲得が現実味を帯びてきたところで新型コロナの影響による東京五輪の1年延期という思わぬ事態に直面。2021年の東京五輪から次の冬の北京五輪までの期間が半年に短縮という過密スケジュールとなったため、スノーポードの代表選考と同時にスノボの大会に挑まざるを得ない状況に陥っていた。
五輪3大会連続金メダルのショーン・ホワイトでさえ断念した両大会出場の夢。それでも平野は二刀流継続を選択。去年10月には約2年ぶりにスノーボードの練習を再開する。そしてことし2月コロラド州で行われたU.S.REVOLUTION TOURで約3年ぶりにスノーボード復帰戦で優勝を果たしていた。
白銀とストリート、両方の宙を駆け抜ける平野の挑戦に惜しみない称賛を送りたい。
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サッカーU24代表とA代表のメンバーが発表(5月21日)
24歳以下の日本代表が来月戦う国際親善試合(5日vsガーナ、12日vsジャマイカ)のメンバー27人が発表された。注目されるのは年齢制限のないオーバーエージ枠の3名。選出されたのは守備陣からA代表でキャプテンを務める吉田麻也(サンプドリア)と、酒井宏樹(マルセイユ)の2人。もう1人はブンデスリーガで活躍中のボランチ・遠藤航だった。
吉田は日本代表の守備の要としてこれまで106試合に出場。この五輪代表チームでも主将を務めることが決まっている。...
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24歳以下の日本代表が来月戦う国際親善試合(5日vsガーナ、12日vsジャマイカ)のメンバー27人が発表された。注目されるのは年齢制限のないオーバーエージ枠の3名。選出されたのは守備陣からA代表でキャプテンを務める吉田麻也(サンプドリア)と、酒井宏樹(マルセイユ)の2人。もう1人はブンデスリーガで活躍中のボランチ・遠藤航だった。
吉田は日本代表の守備の要としてこれまで106試合に出場。この五輪代表チームでも主将を務めることが決まっている。酒井は主に右サイドバックとしてプレーしてきたが、両サイドバックでの起用も可能のユーティリティープレーヤー。豊富な運動量と正確なクロスボールで攻撃面でもチームに貢献してきた。MFの遠藤は所属するシュトゥットガルトで1対1の局面での勝利数がリーグトップを誇る。球際の強さとボールを奪う能力はU24の中にあって大きな武器となるだろう。森保監督は3人を五輪本番でも起用する方針とのことだ。
また今季リーグ戦15試合で5ゴールと大ブレイク中の川崎フロンターレ・三笘薫もメンバー入り。堂安律や久保建英ら海外組との豪華な中盤が見られそうだ。
また、勝てば最終予選進出が決定するW杯2次予選のミャンマー戦のA代表も発表。26人全てが海外組という布陣である。先日今シーズン初ゴールでヘタフェを残留に導いた久保建英は五輪代表とのW選出となった。久保のそのゴールについて森保監督は「まさに今年苦しんだ中でも耐えながら戦っていたのが出ていた」と評した。代表初ゴールにも期待が高まる。
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朝乃山、相撲協会のガイドライン違反で休場へ(5月20日)
大相撲五月場所十一日目、優勝争いの先頭を走る大関・照ノ富士が思わぬ初黒星を喫した。懐に潜り込んだ妙義龍の右かいなを極めるような形で豪快な小手投げ。万全の相撲で11連勝を果たしたかに見えたが審判席から物言い。協議の結果、照ノ富士の右手が髷をつかんでおり「反則負け」となってしまった。その前に小手に振られたところから妙義龍の体勢は崩れており、おそらく髷をつかんでいなくても勝敗は覆らなかっただろう。故意につかんだとも思われず、照ノ富士にとっては悔いの残る一番となった。...
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大相撲五月場所十一日目、優勝争いの先頭を走る大関・照ノ富士が思わぬ初黒星を喫した。懐に潜り込んだ妙義龍の右かいなを極めるような形で豪快な小手投げ。万全の相撲で11連勝を果たしたかに見えたが審判席から物言い。協議の結果、照ノ富士の右手が髷をつかんでおり「反則負け」となってしまった。その前に小手に振られたところから妙義龍の体勢は崩れており、おそらく髷をつかんでいなくても勝敗は覆らなかっただろう。故意につかんだとも思われず、照ノ富士にとっては悔いの残る一番となった。
それだけでも大きなニュースだったが、この日はさらに大きな“違反”事項が伝わり、ファンの間に衝撃が走った。ここまで4敗と精彩を欠く大関の朝乃山が相撲協会のガイドラインに反して外出していたとの週刊誌の報道がなされたのだ。この日協会の聞き取りに対し朝乃山は当初「事実無根」と報道内容を否定。十一日目の隆の勝との一番へと臨んだが、一気に土俵際に押し込まれ、苦しい体勢からすくい投げでからくも七勝目をあげた。
朝乃山はその後一転して事実関係を認めたということで、十二日目からの休場が決定した。勝ち越しに王手をかけていたものの、今場所の負け越しは確定的だ。相撲協会は昨年七月場所前から場所中にかけて複数回にわたってキャバクラに出入りしていた阿炎に対して三場所の出場停止処分が下されている。朝乃山も協会のガイドラインに違反したうえ、虚偽報告をしたということになれば阿炎と同様の事案ということになる。あまりにも軽率な行いとの誹りは免れない。連続休場ともなれば大関陥落となる訳だが、果たしてどのような処分が下されるだろうか。
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大相撲五月場所・照ノ富士無傷の十連勝で独走(5月19日)
大相撲五月場所も十日目を迎えいよいよ終盤戦に入る。全勝は照ノ富士ただ一人でこの日もモンゴルの後輩力士・霧馬山を難なく退けた。際どい一番苦手としている高安との九日目の一番では攻め込まれ、はたき込みでの辛勝だったものの、動きも良く両ひざの状態も問題ないようだ。連覇に向けて死角はないように思える。
照ノ富士を星の差二つで追いかけるのが大関・貴景勝と平幕の遠藤の二人。貴景勝は十日目、少年時代から競い合ってきた同い年の阿武咲と対戦し、動き回られるとうるさい相手を一気に押し出す会心の相撲を取った。...
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大相撲五月場所も十日目を迎えいよいよ終盤戦に入る。全勝は照ノ富士ただ一人でこの日もモンゴルの後輩力士・霧馬山を難なく退けた。際どい一番苦手としている高安との九日目の一番では攻め込まれ、はたき込みでの辛勝だったものの、動きも良く両ひざの状態も問題ないようだ。連覇に向けて死角はないように思える。
照ノ富士を星の差二つで追いかけるのが大関・貴景勝と平幕の遠藤の二人。貴景勝は十日目、少年時代から競い合ってきた同い年の阿武咲と対戦し、動き回られるとうるさい相手を一気に押し出す会心の相撲を取った。前日は大栄翔に不覚を喫したが連敗はしなかった。
遠藤は佐渡ヶ嶽部屋のホープ・琴ノ若に相撲を取らせず一蹴。勝ち越しを決め、インタビュールームでは「精神的にも体ともうまく付き合えている」と好調ぶりを口にしていた。
今場所2大関を撃破して好調の小結・御嶽海は四敗で後がなくなってきた朝乃山に完敗。優勝争いに二敗で追いかけていたが状況は厳しくなったか。上位陣との対戦は終わり目標の二桁勝利にはもう負けられない。関脇・高安は前述のように照ノ富士に敗れて三敗と交代したものの、正代を一方的に降すなど元気な相撲を見せている。二桁勝利をあげて大関復帰への足掛かりにしてほしいところだ。
平幕で注目したいのが豊昇龍。前半戦では三連敗と苦しんだが、連日で大関を倒すと対に星を五分にまで持ち直した。勝ち越せば自身初の三賞獲得は濃厚だろう。終盤戦に向けて星を伸ばすことが出来るかどうか注目したい。
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大谷翔平、2戦連発の13号本塁打!!(5月18日)
40試合あまりの日程をこなしたMLBは、州によっては観客の制限なしで開催され、連日多くのファンがスタジアムで観戦を楽しんでいる。そんななか連日様々な場面で現地の観客を魅了し続けているのが大谷翔平だ。
16日(日本時間17日)、今シーズン初めて3番で起用された大谷は4打席までノーヒット。チームも4点を先制しながら中盤に逆転を許し重苦しい展開。9回2死1塁の場面で第5打席が回ってきた。ここで初球を鋭く振り抜くと打球は一塁側ポールを撒いてスタンドに飛び込む起死回生の逆転2ラン。...
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40試合あまりの日程をこなしたMLBは、州によっては観客の制限なしで開催され、連日多くのファンがスタジアムで観戦を楽しんでいる。そんななか連日様々な場面で現地の観客を魅了し続けているのが大谷翔平だ。
16日(日本時間17日)、今シーズン初めて3番で起用された大谷は4打席までノーヒット。チームも4点を先制しながら中盤に逆転を許し重苦しい展開。9回2死1塁の場面で第5打席が回ってきた。ここで初球を鋭く振り抜くと打球は一塁側ポールを撒いてスタンドに飛び込む起死回生の逆転2ラン。リーグトップタイ12号ホームランはエンゼルスの連敗を4で止めるとともに西地区の最下位から抜け出す値千金の一発となった。逆転9回以降での決勝弾はメジャー移籍後初めてだ。「何とか勝てたことは大きいと思います」と試合を振り返った。
翌日の試合でもランナー2人を置いて豪快な13号3ランホームランを放った大谷。何号までビックアーチを量産するか非常に楽しみだ。
さて、メジャーのほかの日本人野手についても見ておきたい。左太もも痛で出遅れていたレッズ・秋山翔吾は16日に6番レフトで先発出場。先制のタイムリー内野安打を含むメジャー移籍後初の3安打をマーク(2打点)。秋山にとって今季初めてとなる観客の前でのゲームでしっかりと結果を残した。「良いプレーをして、心地良い歓声に聞こえるようにしたい」と決意を誓う。
一方、開幕から不調が続きレイズから戦力外通告を受けた筒香嘉智は、ドジャースがトレードで獲得を表明した。新天地の西海岸で心機一転実力を開花させることが出来るか。
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