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2024年05月19日(日)
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【Globali】
 

フィリピン大統領の国連脱退発言(2016/08/23)

6月末にフィリピンの大統領に就任したドゥテルテ氏は、就任後6ヶ月以内に麻薬犯罪者を一掃すると公約し、強権を発動して取り締まりを進めている。ドゥテルテ大統領就任後2ヶ月弱の間に712名の麻薬犯罪容疑者が警察により殺害さており、また警察以外の「自警団」による殺害が千名に上ると言われている。これに対して国連の人権高等弁務官事務所が批判する報告を発表したため、8月21日ドゥテルテ大統領は内政干渉と反発し、国連脱退も辞さないと発言した。この発言は国連への怒りが思わず口を付いて出た不用意な発言のようであるが、一国の大統領の発言としては如何なものかと思われる。ドゥテルテ大統領は「東洋のドナルド・トランプ」とも言われており、短絡的な発言が多いことを含め性格や考え方が似ているようであるが、この大統領の行動を見ていると、トランプ候補が米国の大統領になったときにどうなるかの良い参考になるようである。

8月22日付『USニューズ&ワールドレポート』は、「ドゥテルテ大統領の麻薬取締で1,800人の死者」という見出しで、フィリピン国家警察長官は月曜日7週間前に新大統領就任以来、警察及び“自警団”が容疑者を約1,800人殺害したと発表したと報じた。長官はこのうち712人は警察によるものであるが、1,067人は麻薬組織内の「自警団」によるものとしてこれを非難した。一方大統領はダバオ市長時代から「自警団」による殺害を容認する発言を繰り返しており、国連のこれら超法規的殺害を非難する報告に対して、国連脱退を警告したと報じた。...
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リオオリンピック、半分終わったところで(2016/08/16)

リオデジャネイロ・オリンピックは半分ほどが終わったところであるが、日本人選手の活躍で日本は盛り上がっているようである。開催前には現職大統領の職務停止、大会施設の建設遅延、テロや犯罪のセキュリティ問題等が懸念され、開催に漕ぎ着けるのかどうかさえ心配されたが、テレビで見る限りでは競技は大きな混乱もなく行われているようである。しかしテレビで見えないところではどうなっているのか、米メディアの報道を紹介する。

8月13日付『USニューズ&ワールドレポート』(AP通信引用)は、「リオ、第1週を通じ山積する問題と格闘中」という見出しで、リオオリンピックが半分を終了し引き続き多くの問題を抱えており、これまで開催された地域外で開催することの課題を浮き彫りにし、近い将来未開催地域で再び開催するのは遠のいたようだと報じた。これまで選手や競技は難局を上手く乗り切り、ブラジル人は歓迎と友好を示し、テレビは世界へ向けてリオやその周辺の美しい景色を最高のレベルで放映している。...
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