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2024年05月08日(水)
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【Globali】
 

波紋を呼ぶ南アの“処女”奨学金(2016/01/28)

南アフリカ共和国(南ア)のある自治体で処女であることを条件とする奨学金制度が導入され、初年度は16人に支給が決定した。この奨学金は、南ア東部クワズール・ナタール州ウトゥケラ区の女性区長マジブジョ氏が発案したものであり、女学生を若年妊娠やエイズ感染から守ることが目的であるとしている。人権擁護団体などから、性差別であり人権侵害であると非難の声があがっている。

25日の『BBCニュース』は、南アのある地区で、処女であることを条件として16人の女子大生に奨学金を与えることを決定したと伝えた。クワズール・ナタール州のウトゥケラ地区の区長を務めるマジブジョ氏は、これは若い女性のエイズ患者や望まぬ妊娠を減らための制度であると語っている。
南アでは人口の10分の1に当たる630万人がHIVに感染している。南アの人権団体「女性抑圧に反対する会」は、奨学金の条件は人権侵害であり少女たちの尊厳を傷つけるものだと非難している。...
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ジカウイルス感染が米大陸で大流行の恐れ(2016/01/26)

世界保健機構(WHO)は24日、妊婦が感染すると胎児に小頭症などの深刻な異常を引き起こすとされるジカウイルスが、カナダとチリ以外の米大陸全域に拡大する恐れがあると発表した。ジカウイルスは「ネッタイシマカ」という種類の蚊が媒介し、ほとんどの場合感染しても軽い症状で回復するが、妊婦が感染して胎児が小頭症を発症する事例が急増している。米疾病対策センター(CDC)はジカウイルス感染地域への妊婦の旅行自粛を呼びかけ、エルサルバドルなどが急遽2年間の妊娠回避を勧告している。また、性交渉による感染の可能性も報告されており、専門家は至急調査が必要であると指摘している。

25日付『ボイス・オブ・アメリカ』は、WHOが蚊を媒介とするジカウイルスがカナダとチリを除く米大陸全域に感染する恐れがあると発表したと伝えた。
ブラジル保健省は昨年11月、ジカウイルスが小頭症の発症に関係していると発表している。ブラジルでは昨年3893例の小頭症が報告されたが、これは例年の30倍も多い。最も発症率が高いペルナンブコ州では新生児の1~2%が感染している。予防ワクチンはまだ無いうえ、大手製薬企業は収益性が低い熱帯病ワクチンへの開発意欲が乏しい。...
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