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2024年05月03日(金)
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【Globali】
 

米・英・トルコメディア;安倍首相の消費税増税再延期の評価(2016/06/01)

安倍首相は、主要7ヵ国・地域首脳会議(G7サミット)で提唱した世界経済の不透明さを掲げ、G7が一致して、世界経済が更なる危機に陥るリスクに立ち向かっていくことで各国首脳の了解を得た。そしてこの程、このリスク回避のため、消費税増税の時期を再延期することで連立与党の自民党及び公明党の了承を取り付けた。各国メディアは、同首相がこれまでの前言を翻したと厳しい評価をしている。

6月1日付米『ワシントン・ポスト』紙(『AP通信』記事引用)の報道記事「消費税増税に関わり、安倍氏のコメントはどう変化したか」:
「・安倍首相はこれまでの数ヵ月間、来年4月の消費税増税は予定どおり実施すると繰り返し発言。  
・しかし、今夏の参議院議員選挙を考えたら、(増税時期を)再延期するのではないかとの巷の噂どおり、同首相は5月30日、同時期を2019年10月まで2年半再延期すると表明。...
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産業革新機構主導のシャープ再建案(2016/01/25)

かつてシャープの亀山工場で作られた液晶テレビAQUOSは高画質で人気を呼び、シャープはこの液晶と太陽光パネルで日本をリードするハイテク企業と目されていたが、怒涛のようなグローバル化の荒波に揉まれ、韓国サムスン、LG等との価格競争に敗れ経営危機に追い込まれた。過去主力銀行の協力のもと自主再建を目指してきたが中々浮上出来ず、1月22日の新聞で官民ファンドの産業革新機構の主導で再建を目指すことが固まったと報じられた。再建案では革新機構が3,000億円出資し主力銀行2行が3,500億円の金融支援を行うほか、液晶事業は分社して将来ジャパンディスプレイとの統合を目指す。シャープに対しては台湾の鴻海精密工業も6,250億円の買収提案をしているが、総合的な判断で革新機構の案が選ばれたと報じられている。当然液晶技術を外国に渡したくないという我が国政府民間共通の思いがこの結論に大きく影響したものと思われるが、この結論は海外からは批判的な目で見られているようだ。

1月22日付台湾の『タイペイタイムズ』は、「鴻海、日本シャープ買収へ」という見出しで、台湾の鴻海精密工業が6,250億円でシャープを買収する提案を行ない、シャープは2月4日までに再建方針を決定するという「ウォールストリートジャーナル」の報道を伝えた。同紙は「日経新聞」の報道として産業革新機構の再建案も検討中であると伝えている。日本政府役人は液晶事業を外国に売却することに懸念を示し ていること、鴻海はシャープの銀行団の賛同を得るため借入金の全額肩代わりも示しているとも伝えている。...
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