韓国の一般男性、ネットフリックス史上最大のヒット作で電話番号が無断使用され大迷惑(2021/10/01)
韓国のサバイバルドラマ「イカゲーム」が、9月17日の初放送以来、すでに世界90カ国で視聴率トップの座を獲得しており、ネットフリックスで史上最大のヒット作になろうとしている。しかし、不幸にもドラマの中で実際に存在する電話番号が使用されたことで、実際の持ち主が地獄のような日々を送っているという。
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『BFMTV』によると、「イカゲーム」は、ギャンブル依存症や治療費が払えないなど、様々な形で運に見放された456人のサバイバルゲームを描いていた韓国のドラマである。456人は、456億ウォン(約43億円)の賞金をかけたゲームに参加することに同意し、謎の島で賞金目指して生死をかけたバトルを繰り広げていく。
第1話の冒頭で、主人公が謎の男から電話番号の書かれた名刺を渡される。高額な賞金がもらえるゲームに「参加したくなったときに電話してください」と言って名刺が渡される。...
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『BFMTV』によると、「イカゲーム」は、ギャンブル依存症や治療費が払えないなど、様々な形で運に見放された456人のサバイバルゲームを描いていた韓国のドラマである。456人は、456億ウォン(約43億円)の賞金をかけたゲームに参加することに同意し、謎の島で賞金目指して生死をかけたバトルを繰り広げていく。
第1話の冒頭で、主人公が謎の男から電話番号の書かれた名刺を渡される。高額な賞金がもらえるゲームに「参加したくなったときに電話してください」と言って名刺が渡される。その名刺に書かれた電話番号に、ドラマを見た人たちが興味半分に電話をかけているため、電話番号の実際の持ち主が眠れない毎日を送らされているという。
電話番号の持ち主は京畿道に住む男性のもので、韓国の放送局MBCに、「1日に約4千件の電話がかかってくる」と自分の試練を語った。男性は、電話をかけてきた人が、電話番号がドラマに登場していると教えてくれるまで、絶え間なくかかってくる電話の理由がわからなかったという。電話は四六時中鳴りっぱなしで、「ゲームに出たい」と子どもたちが電話をかけてくることもあるという。
韓国『コリアタイムズ』によると、40代の男性は、睡眠薬を使って寝ているという。また、妻も下一桁を除いて同じ番号を持っているため、同じようにファンの電話で苦しんでいるという。ネットフリックスの韓国支社は、このシリーズの制作会社が番号の所有者と交渉して解決策を探っているが、オーナーは、その電話番号を10年前から仕事で使用しているため、変更することは難しいと主張している。
なお、2022年の韓国大統領選挙の候補者の一人が、問題の電話番号を1億ウォン(約94万円)で購入したいと申し出てきているという。
Kポップ専門のニュースサイト『Koreaboo』によると、「イカゲーム」の制作チームは、電話番号の持ち主に、最初に100万ウォン(約9万4千円)、その後500万ウォン(約47万円)と、お金で補償しようとした。しかし、電話番号の問題は今も「解決策を模索しているが、まだ解決には至っていない」と伝えている。
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韓国の仁川広域市、北朝鮮での空港開発計画で物議を醸す(2021/05/12)
仁川広域市は10日、仁川国際空港を拡張し、朝鮮半島の玄関口にする計画を明らかにした。しかし、同市が仁川国際空港を南北交流の拠点として強化するための調査を行ったことが、韓国国内で政治的論争に発展しつつある。
『韓国放送公社』によると、調査は、欧米と北朝鮮の交流拠点としての役割を果たすために、中長期的に仁川国際空港の必要なインフラを整備することに焦点を当てている。仁川市は、北朝鮮が改革を行い、世界に門戸を開き、国際協力が可能になったときに、欧米と北朝鮮の交流拠点としての役割を果たすことを目指している。
調査は、仁川空港と、滑走路が2,000メートル以上ある北朝鮮の3つの空港を結ぶことを提案。...
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『韓国放送公社』によると、調査は、欧米と北朝鮮の交流拠点としての役割を果たすために、中長期的に仁川国際空港の必要なインフラを整備することに焦点を当てている。仁川市は、北朝鮮が改革を行い、世界に門戸を開き、国際協力が可能になったときに、欧米と北朝鮮の交流拠点としての役割を果たすことを目指している。
調査は、仁川空港と、滑走路が2,000メートル以上ある北朝鮮の3つの空港を結ぶことを提案。また、海州経済特区と開城工業団地を結ぶ道路の建設も提案している。この計画を実現するためには、6兆3千億ウォン(約6100億円)の予算が必要だという。
『コリアタイムズ』は、この調査は保守派の議員から計画の実現性や政治的動機について批判を受けていると報じている。
野党「国民の力(PPP)」党の韓基鎬(ハン・ギホ)議員に提出された仁川広域市の資料によると、仁川広域市は昨年5月、韓国交通大学を中心とするコンソーシアムに1億3500万ウォン(約1300万円)で調査を委託した。調査は、仁川国際空港を北朝鮮との中継基地として育てるための方法として、北朝鮮の既存の8つの空港を改良し、新たな空港を建設することが提案された。さらに、平壌国際空港、元山カルマ空港、白頭山近くの三池淵空港の3つの空港は、観光地の近くにあるため、ハブ空港として整備する必要があるとも主張している。また、北朝鮮とロシアの国境に近い港湾都市である羅先(ラソン)にも新たな空港を建設する必要があるとしている。
この計画の実行には、約4兆4千億ウォン(約4300億円)の費用を見込んでおり、韓国と仁川の地方自治体が国家予算または官民連携で資金を調達するとしている。空港計画のほかにも、西海岸に沿って南北を結ぶ1.8兆ウォン(約1745億円)の道路計画、780億ウォン(約76億円)の物流ターミナルなど、さまざまなプロジェクトが提案されており、総支出額は6兆3200億ウォン(約6100億円)に達する。
仁川市の朴南春(パク・ナムチュン)市長はフェイスブックに、この調査は「南北関係が大きく改善した場合に、国内最大の空港を持つ仁川の役割を探る」ことを目的としていると投稿した。与党「民主党」の元議員でもある朴市長は、「南北関係の展開によっては、北の航空インフラを整備する必要性が出てくるかもしれない。今回の研究は行政のノウハウを構築し、仁川の潜在的な役割を事前に模索するものだ」と述べている。また、市政府も同様のプレスリリースを発表した。
保守派の「国民の力(PPP)」党の議員たちはこの研究を非難している。PPPの仁川支部は声明で、「北朝鮮が戦争のような挑発行為を繰り返す中、市政府は、北朝鮮の過去の挑発行為で最大の被害者であるにもかかわらず、戦時に重要な戦略的役割を果たす空港を建設、開発しようとしている」と糾弾した。仁川広域市に属する延坪島は、2010年11月23日に北朝鮮による致命的な攻撃を受け、民間人2人と海兵隊員2人が死亡した。
また、PPPの申源シク(シン・ウォンシク)議員は「南北間のすべての共同経済プロジェクトは、北が非核化の状態に達し、制裁が解除されない限り、国連の制裁に違反する」と述べた。「与党は、韓国の経済と国民の生活には目をつぶって、北朝鮮政権が直面している課題と安全に対処することに執着しているように見える」と述べている。
この論争が政治的な争いに発展する兆しを見せている中、国家行政機関である「統一部」は、仁川市政府の調査から距離を置こうとしている。統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は10日、「仁川市は独自に調査を行い、その目的と関連するプロセスを説明するだろう」と述べた。
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