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【Globali】
米政府、北朝鮮ハッカーを訴追(2018/09/08)
米司法省は、2014年のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング攻撃や、身代金要求型ウィルス(ランサムウェア)の「ワナクライ」によるサイバー攻撃、2016年のバングラデシュ中央銀行への攻撃により、北朝鮮のプログラマーであるパク・ジン・ヒョク容疑者を訴追したと発表した。同容疑者は、現在韓国に配備されているTHAADミサイルプロジェクトをハッキングしようとした疑いもあり、司法省によってコンピューター詐欺の共謀と電子詐欺の共謀の罪に問われている。...
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米司法省は、2014年のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング攻撃や、身代金要求型ウィルス(ランサムウェア)の「ワナクライ」によるサイバー攻撃、2016年のバングラデシュ中央銀行への攻撃により、北朝鮮のプログラマーであるパク・ジン・ヒョク容疑者を訴追したと発表した。同容疑者は、現在韓国に配備されているTHAADミサイルプロジェクトをハッキングしようとした疑いもあり、司法省によってコンピューター詐欺の共謀と電子詐欺の共謀の罪に問われている。
同容疑者は国営企業の朝鮮エキスポ・ジョイント・ベンチャーに勤めていたが、過去にはラザルスと言われるハッカー集団の一員として活動もしていた。この集団は北朝鮮政府もしくは朝鮮労働党に代わってハッキングを行っていたと考えられている。
また今回司法省だけでなく財務省もパク容疑者と朝鮮エキスポに対し制裁を科すと発表しており、財務長官のスティーブン・ムニューシン氏は「制裁下にある北朝鮮が世界のサイバーセキュリティーを脅かして、国益や不当な利益をあげることは許されない」として「同国に責任を取らせる」と述べた。また同氏は「米国はサイバー攻撃やその他の犯罪、国家を揺るがす行為に対する説明責任を果たすこの体制を維持することを誓う」とした。
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