2月8日付米
『USAトゥデイ』紙:「ジェフ・セッションズ氏、上院本会議で司法長官就任の承認獲得」
「●ジェフ・セッションズ上院議員(アラバマ州選出)は2月8日の上院本会議で、52対47票の薄氷の差(1名の民主党上院議員の賛成票)で司法長官就任についての承認獲得。
●同長官の任命獲得は、目下司法省自体が、ドナルド・トランプ大統領による、自身の入国禁止措置令に反対するサリー・イェレン司法長官代理の解任騒ぎで揉めているだけでなく、また、エリザベス・ウォレン民主党上院議員(マサチューセッツ州選出)が、本会議で同長官の不名誉な過去を糾弾しようとしたところを、共和党議員リーダーによって阻止される騒ぎも起こった中で実施。...
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2月8日付米
『USAトゥデイ』紙:「ジェフ・セッションズ氏、上院本会議で司法長官就任の承認獲得」
「●ジェフ・セッションズ上院議員(アラバマ州選出)は2月8日の上院本会議で、52対47票の薄氷の差(1名の民主党上院議員の賛成票)で司法長官就任についての承認獲得。
●同長官の任命獲得は、目下司法省自体が、ドナルド・トランプ大統領による、自身の入国禁止措置令に反対するサリー・イェレン司法長官代理の解任騒ぎで揉めているだけでなく、また、エリザベス・ウォレン民主党上院議員(マサチューセッツ州選出)が、本会議で同長官の不名誉な過去を糾弾しようとしたところを、共和党議員リーダーによって阻止される騒ぎも起こった中で実施。
●なお、同長官自身、人権や反移民政策で批判されてきており、先週の上院司法委員会でも、11対9票で何とか承認を獲得したという状況。」
2月9日付英
『インターナショナル・ビジネス・タイムズ』オンラインニュース:「ジェフ・セッションズ氏、上院本会議での激しい遣り取りの後で漸くトランプ政権の司法長官の承認獲得」
「●セッションズ氏は何とか米上院本会議で承認獲得できたが、その直前にはベッツィ・デボス教育長官候補が、2名の共和党上院議員の反対投票のため50対50となり、上院本会議の議長であるマイク・ペンス副大統領が、その指名を支持することで承認を獲得するという異例な事態。
●米NGO団体の米国自由人権協会(1920年設立、会員数50万人超)代表は、人権問題に疑義があるセッションズ氏の司法長官就任に当り、憲法に違反する行動に出たら、彼をすぐ提訴する、との批評を展開。」
同日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「米上院本会議、トランプ氏が司法長官指名のジェフ・セッションズ氏を承認」
「●セッションズ氏は、米移民政策・信教の自由・市民権についての偏った姿勢について、民主党議員から厳しく追及。
●同氏は1月の指名公聴会で、米憲法が信教の自由を認めているため、イスラム教徒の登録名簿作りが非常に重要になるとも発言。」
同日付香港
『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』オンラインニュース(
『AFP通信』配信):「米上院本会議、多くの反対の声の中、ジェフ・セッションズ氏の司法長官任命を承認」
「●セッションズ氏はこれで漸く、11万3千人の職員及び全米93人の地方検事を従える、第84代司法省長官に就任。
●同氏の司法長官就任は、トランプ政権下の15閣僚のうちの依然6人目。
●なお、同氏は大統領選の早い時点からトランプ氏を支持。
●ただ、目下司法省では、トランプ大統領の特定イスラム国の入国禁止措置令に関し、これを違憲として反対しているワシントン州他との法廷闘争(連邦控訴裁)に臨んでおり、茨の道は続く。」
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