新型コロナウィルスのエンタメ界への影響
米国のニューヨーク州やカリフォルニア州では今月末までの大きなイベント集会の中止が要請されており、ブロードウェー、映画、コンサートなどが軒並み中止となっている。
3月12日付米国
『U.S.ニュース&ワールドレポート』(AP通信引用)は「コロナウィルスでエンタメ界停止へ」との見出しで以下のように報道している。
新型コロナウィルス感染拡大をおさえるため、エンターテイメント業界はイベント公演やテーマパーク開園停止に備えている。このようなことは前例のない。公開予定だった映画も中止、ブロードウェーの演目やコンサートツアーなども参加者の安全が保たれるまで停止されることとなった。...
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3月12日付米国
『U.S.ニュース&ワールドレポート』(AP通信引用)は「コロナウィルスでエンタメ界停止へ」との見出しで以下のように報道している。
新型コロナウィルス感染拡大をおさえるため、エンターテイメント業界はイベント公演やテーマパーク開園停止に備えている。このようなことは前例のない。公開予定だった映画も中止、ブロードウェーの演目やコンサートツアーなども参加者の安全が保たれるまで停止されることとなった。
集団感染を防ぐため、ハリウッドでは通常のテレビ制作や映画の封切も中止。ニューヨーク州のクオモ知事が500人以上が集まるイベントの禁止を決めてから、ブロードウェーのシアターは、すぐに4月12日までの閉鎖することとした。トライベッカ映画祭も中止された。カリフォルニア州は今月末まで大きなイベントだでなく、250人以上が集まる集会の中止や延期を要請。これを受けブロードウェー、映画館、コンサート会場が対応する流れとなっている。
イベント中止の動きはエンタメ業界全体に広がっており、リンカーンセンター、ディズニーランド、国を代表するような大きな文化的活動の中止が余儀なくされている。
TVネットワークでは、NBAシーズン、マーチ・マッドネス(全米大学体育協会バスケットトーナメント)もNHL(北米アイスホッケーリーグ)が中断となった。
ハリウッドでは数本の映画が今週公開される予定だったが、中国、インド、イタリア、ポーランド、ギリシャなどですでに映画館は閉鎖されている。水曜発表されたトム・ハンクス夫妻とリタ・ウィルソン夫妻の感染で、業界には戦慄が走っている。
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次は東京オリンピック
韓国の平昌五輪が閉幕し、3回連続となるアジアでの五輪開催の次の舞台はいよいよ2020年の東京オリンピックとなった。(次は2022年の北京冬季五輪) 海外メディアは東京のハイライトを最先端技術と新種目と位置付けている。
2月25日付
『ヤフー・スポーツ』は「2020年東京五輪について押さえるべき20項目」との見出しで以下のように報道している。
平昌五輪が閉幕し次は2020年夏の東京五輪となった。東京ではテクノロジーの発展や新種目追加による新たなヒーロー選手誕生に注目が集まる。東京での五輪開催は1964年に続き二度目。東京開催により日本は国別開催頻度では(米国、フランスに次ぐ)第3位となる。東京招致獲得はイスタンブルとマドリッドを制してのもの。...
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2月25日付
『ヤフー・スポーツ』は「2020年東京五輪について押さえるべき20項目」との見出しで以下のように報道している。
平昌五輪が閉幕し次は2020年夏の東京五輪となった。東京ではテクノロジーの発展や新種目追加による新たなヒーロー選手誕生に注目が集まる。東京での五輪開催は1964年に続き二度目。東京開催により日本は国別開催頻度では(米国、フランスに次ぐ)第3位となる。東京招致獲得はイスタンブルとマドリッドを制してのもの。福島での原子力発電所の事故後だったが、当地の福島でも野球やソフトボールが行われるほどに懸念は払しょくされた。五輪開催費用は莫大で、当初概算は低く730億円だったが、実際は2兆円超に膨らんだ。前回の五輪で使用された開場跡地に建設中のスタジアムは、カメの様な形となる計画だったが予算を削った新案で変更された。
「自動運転車、大人数対応の顔認識パス、空港の荷物アシストロボットの活用、防犯カメラやマイクによるセキュリティネットワーク」などの未来のテクノロジーが満載で、開会式や閉会式では衛生を使った人口流れ星を発生させる予定。
ベストではないにせよ東京は世界一治安のいい街の一つ。そのため夜の街でのどんちゃん騒ぎも安心だ。
メダルは携帯電話を再利用し作られる予定。携帯電話にはごく少量だが伝導体としての金が使用されており、五輪ではそれを活用し、古い電話を再利用のため回収し、メダルの原料に利用するという。環境によくコストも抑えらえれるという狙い。
マイナス面では、東京の道路や電車の混雑は酷く、オリンピックの観客が加わると更に悪化するだろう。当局は対策として築地市場の移転や通勤客を減らすテレワークの推奨をしている。
今回五輪の新種目では、3人制バスケットボール(スリー×スリー)を採用し、2012年と16年になかった野球とソフトボールが復活する。野球が最も人気の国の開催にあわせて再追加された。スケートボードも加わる。Xゲームほどの規模ではないが、冬期五輪のスノボ選手の出場も期待される。
IOCは若者の関心を集めるような五輪をめざし若者の視点を採用、多種目ではサーフィン、スポーツクライミング、空手も追加される。一方、トラック競技はウサインボルトの次世代へ。東京五輪のトラックを盛り上げる新星スプリンターに期待だ。
2月24日付米国『U.S.ニュース&ワールドレポート』(AP通信引用)は「東京五輪2度目の開催で新たな挑戦」との見出しで以下のように報道している。
日本は第二次大戦からの奇跡的復興として1964年の五輪を自負してきた。たった19年で高速鉄道、ハイテク産業の発展させたのだ。2020年の夏の五輪は、また新たな復興を象徴するものである。東アジアの大国として、中国や韓国が台頭しているが、日本はその衛生的で治安がよく、発達した交通網のある文化の発信地である先端都市としての東京「クールジャパン」を見せつける機会としたいのだ。
外務省の担当者は、「日本の文化、技術力、製品、高品質サービスなどのソフト面が景気刺激となってほしい」という。また、東京五輪では高齢者や身体障害者のアクセスの充実を図り、インフラを現代的にし観光を促進をする。アジアからの観光客が伸びている日本への昨年の外国人訪問者は2900万人、2020年は4000万人を目指す。
五輪では2011年の原子力発電所の事故が起きた福島の安全性も世界にアピールする予定。「立ち入り禁止の町村は数か所のみ。多くの地域は復興中だ。現状を見てもらい世界に感謝を伝えたい」としている。
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