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2024年05月07日(火)
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【Globali】
 

世界が見る北朝鮮の核兵器およびミサイルの開発動向(2015/07/29)

イランが核兵器の開発を遅らせる見返りに、国際社会がイランに対する経済制裁を解除していく方向で合意するなど、世界的に核に向かう新しい潮流が出てきている中、北朝鮮は自分達はイランとはスタンスが異なるとして、相変わらず核兵器を開発していく方向性を崩していない。一方、米国は“北朝鮮と核開発について話す柔軟性を米国は持っている”と、北朝鮮にもイランと同じアプローチを取ることを呼びかけている。そうした中、米国の専門機関は最新の北朝鮮衛星写真で、北朝鮮がトンチャンリのミサイル発射台改修工事を完了したとみられると分析し、一部の識者からは10月にも北朝鮮が長距離弾道ミサイル実験を行うのではないかとの見方も出ている。各国は、北朝鮮の核兵器およびミサイルの開発動向について以下のように報じた(一部『NHKBS』ワールドニュースを参照した)。

7月28日付『ニュージーランドヘラルド』(ニュージーランド)は、「中国駐在の北朝鮮大使が“自分達はイランとはスタンスが異なっており、イランの核交渉には全く関心がない。そうした類のすべての対話においては、凍結または一方的に我々の核兵器の解体が議論されるだけに過ぎない”と述べた」と報じた。

7月28日付『ABCニュース』(米国)は、「火曜日の記者会見で北朝鮮の当局者は“イランの核交渉にはまったく興味がない”とし、“朝鮮半島の緊張のすべての根本的な原因は、米国による敵視政策にある”という北朝鮮の従来からの見解を改めて示した」と報じた。...
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世界が見るAIIBをめぐる攻防(3)(2015/03/30)

戦後70年にわたって続いてきた米国主導のブレトンウッズ体制に、中国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)で揺さぶりをかけてきている。参加を検討していたオーストラリアもAIIBへの参加を決め、北欧からもデンマークが参加の意向を示すなど、月末の創設メンバー締め切りにむけて、各国がドミノ倒しのように続々と参加を決めている(韓国、モンゴル、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、モルディブ、ネパール、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタン、ニュージーランド、オーストラリア、サウジアラビア、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、トルコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、ルクセンブルク、オーストリア、ロシア、オランダ、グルジア、デンマーク、ブラジル)。こうした中、菅官房長官は「(AIIBが)債務の持続可能性を無視した貸し付けを行い、他の債権者にも損害を与えるのではないかという懸念がある」と述べ、参加に慎重な日本の立場をあらためて示した。各国は、AIIBをめぐる攻防について以下のように報じた。

3月30日付『AP通信』(米国)は、「中国主導のAIIBにオーストラリアが署名」との見出しで、「AIIBへのオーストラリアの参加は、(対中国で)オーストラリアとの連携の強化を打ち出そうとしていたオバマ政権への潜在的な挑戦となった」と伝え、「(同盟国)日本と中国との緊張関係が5年間続く中で、オバマ政権はアジア太平洋地域で感情的な軋轢を高めているようにみえる」と報じた。
3月29日付『RT』(ロシア)は、「米国の反対にもかかわらず、オーストラリアとデンマークは、AIIBが米国の主導するIMF、ADBに取って代わる可能性があるとの理由で参加を表明、グローバル市場において中国の経済的影響力は増すばかりだ」と報じた。...
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