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2024年05月08日(水)
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【Globali】
 

米国とカナダの貿易摩擦(2017/04/26)

トランプ米大統領の米国第一主義に押され、隣国カナダとの貿易関係がこじれ始めている。就任100日を前にトランプ大統領は米国農家を支援するため農務省に特別部会を設置する大統領令に署名した。26番目となる大統領令は農務長官にパーデュー氏が就任した数時間後のことだった。カナダが乳製品原料の輸入に関税をかけたことで、米国ウィスコンシン州などの農業州の酪農品が売れずに打撃を受けているという。一方米国は、カナダ産木材の輸入に最大24%の関税を適用する事を発表。ロス商務省長官は、「良き隣人がルールに従うとは限らない。カナダとの材木や乳製品をめぐる貿易摩擦は北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が必要なことの表れである」等と述べ、カナダと米国の貿易交渉が激しさを増すと見られる。
カナダ政府は、カナダへの米国産乳製品の輸入が大幅に上回っており米国に有利な点、またカナダ産木材の輸入に関税を適用すれば建築材の高騰で米国消費者への打撃が大きい点などを挙げ米国の強硬姿勢に対応する構えでいる。

4月25日付米国『USAトゥデイ』は「カナダに強硬姿勢:トランプが地方おこしの大統領令に署名」との見出しで以下のように報道している。
「トランプ大統領は、地方農家の競争力強化のための大統領令に署名した。ホワイトハウスでの署名の際、農業関係者に、「米国の国境州は畜産品が売れず困っており、これ以上我慢ならない。」と述べた。
この大統領令もトランプのこれまでの慣例どうり、特別委員会を設置し、180日以内の報告書提出を促し規制緩和を促すもので、農務長官のサニー・パデュー氏を特別委員会の委員長に指名した。...
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共和党大会でクルーズ氏が13票のうち10票を獲得(2016/05/02)

米大統領予備選挙で、民主党はクリントン氏が勢いを増している。他方、共和党もトランプ氏が世界が首をかしげる中、着実に指名獲得へコマを進めている。そんな中、4月30日にヴァージニア州で行われた党大会において、クルーズ氏が13の代議員のうち、10を獲得したことが明らかになった。共和党内では、クルーズ氏とケーシック氏がこの先の予備選で協力することを互いに約束するなど、トランプ氏の一人勝ちを阻止するための策が練られている。今回の代議員選出の結果が今後の指名獲得に影響を及ぼすのか、各メディアは以下のように報じている。

4月30日付『ABCニュース』(米)は、トランプ氏が3月にヴァージニア州で行われたスーパーチューズデーで勝利していただけに、トランプ氏の支持者は今回の結果に怒りを感じるだろうと報じている。予備選挙の段階ではトランプ氏を支持する代議員が多数だったにもかかわらず、今回の党員集会ではトランプ氏ではなくクルーズ氏を支持する代議員が増えたということになる。

この点に関して、クルーズ氏の代理人であるクチネリ氏は前回ヴァージニア州で行われた投票では、トランプ氏は投票総数の38%しか獲得しておらず、今回の結果は驚くに値しないとコメントしている。...
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