JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月03日(金)
最新TV速報
【Globali】
 

世界が見るNSAのスパイ行為疑惑と日米関係(2015/08/05)

米国NSA(国家安全保障局)が、日本へのスパイ行為を行っていたとウィキリークスが伝えたことが日米関係を揺るがしている。この件で、安倍首相とジョーバイデン副大統領の電話会談が行われ、安倍首相は「仮に日本の関係者が対象となっていたことが事実であれば、同盟国間の信頼関係を揺るがしかねないものであり、深刻な懸念を表明せざるを得ない」とバイデン副大統領に直接懸念を伝え調査の上、結果を日本側に説明するよう求めた。これに対しバイデン副大統領は、「オバマ大統領ともども、本件が日本において大きな論議を呼んでおり、安倍首相及び日本政府にご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思う。現在米国政府は日米同盟間の信頼関係を損なう行動は行っていないと述べた。各国は、NSAのスパイ行為疑惑と日米関係について以下のように報じた。

8月5日付『AP通信』(米国)は、「先週、ハワイで行われたTPP閣僚会合では合意に達することはできなかったが、オバマ大統領は米国のアジアでの影響力を強めることにもつながるTPPを締結させるためにも、日本の態度を緩和させる必要があり、そのための努力を行ってきたが、そうした最中にウィキリークスによる今回のリークが起きた」と伝えた上で、「同盟国との緊張関係を防ぐために、ジョーバイデン副大統領は、安倍首相と電話会談を行い、NSAのスパイ行為疑惑について、現在の米国は友好国の監視を制限していると述べて安倍首相の懸念を払拭させた」と報じた。...
全部読む

 

世界が見るNSAによる日本へのスパイ行為疑惑(2015/08/04)

ウィキリークスが、米国のNSA(国家安全保障局)が第1次安倍政権以降、内閣官房や日銀、財務省、外務省、三菱商事など35か所に対して電話の盗聴などのスパイ行為をしていたとの衝撃的なニュースが伝えられているが、これについて菅官房長官は「詳細についてはコメントを差し控える」としながらも、「事実ならば極めて遺憾だ」として米国政府に事実関係の確認を求めていることを明らかにした。米国国務省トナー副報道官は「ウィキリークスが公表した機密文書とみられるものについてはノーコメント」とした上で、「日本とは多くの問題を乗り越えられる非常に強い関係を保っている」と強調、日本政府からの公式な抗議は受けていないとしている。各国は、NSAによる日本へのスパイ行為疑惑について以下のように報じた。

8月4日付『AFP通信』(フランス)は、NSA盗聴事件の詳細を報じた上で「安倍首相が、盗聴の直接の標的であるとはされていないものの、ウィキリークスは日銀の黒田総裁、三菱商事、宮沢経済産業大臣が、米国インテリジェンスの格好のターゲットであったとしている」と伝えた。

8月3日付『スプートニクニュースインターナショナル』(ロシア)は、「NSAの電話傍受対象リストは、日本の内閣府、日銀だけでなく、財務省や経済産業省、三菱商事の天然ガス部門と三井物産の石油部門が含まれていた」と報じ、「日本へのNSAの盗聴リスト公開は最近公開されたフランス、サウジアラビア、ドイツ政府高官に続くものだ」と伝えた。...
全部読む

その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング