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2024年05月10日(金)
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【ウクライナ情勢】
ウクライナに追加の軍事支援・ＮＡＴＯ首脳会議で合意（3月25日）
Ｇ７に先立って、同じブリュッセルで行われたのが、ＮＡＴＯ北大西洋条約機構の首脳会議。この中では、ウクライナ・ゼレンスキー大統領が事前に収録した演説が流され、“ＮＡＴＯが持っている戦闘機や戦車の１％を提供してほしいと求めてきたが、明確な返事がない。制限のない軍事支援が必要だ”と訴えた。
会議では、生物化学兵器から人々を守るための装備品など、ウクライナに追加の軍事支援を行うことで合意。またヨーロッパ東部の４か国に、ＮＡＴＯの多国籍部隊を配置するなど、防衛態勢を強化する方針を確認したほか、中国に対しロシアへの経済的、軍事的な支援を行わず、事態打開に向けてロシアに働きかけるよう求めることで一致したという。...
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ＥＵ・ロシア依存脱却へ“天然ガス備蓄義務化”（3月24日）
ＥＵ（ヨーロッパ連合）の執行機関にあたるヨーロッパ委員会はロシアのウクライナ侵攻を受け、価格高騰に拍車がかかるエネルギー問題について対応策を発表した。
対応策には天然ガスの備蓄を義務づけるための法律改正案が盛り込まれ、加盟国にはことし１１月の時点で貯蓄容量の少なくとも８０％、来年以降は９０％満たすよう求めるとしている。 ガスの調達先の多角化を進めるとともに、購入にあたっては有利な立場で交渉できるようＥＵとして共同購入を推進するための特別作業チームを立ち上げる考えも示した。...
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Ｇ７やＮＡＴＯ首脳会議・きょう開催（3月24日）
ウクライナ情勢をめぐりＧ７やＮＡＴＯの首脳会議がきょうベルギー・ブリュッセルで開かれ、ウクライナ・ゼレンスキー大統領も画面を通じて参加する。
米国・ホワイトハウス・サリバン大統領補佐官は、バイデン大統領が西側諸国とともにロシアに対する新たな経済制裁やヨーロッパ各国がロシアへのエネルギー依存から脱却するための共同の取り組みを発表するとしている。 ＮＡＴＯ・ストルテンベルグ事務総長は「加盟国はサイバーセキュリティーを強化するための支援に加え、化学生物兵器などから身を守る装備品などウクライナへの追加の支援で合意するだろう」と述べた。ロシアへの圧力をどのように強めていくかが焦点。 ゼレンスキー大統領が国会で演説（3月24日）
ウクライナのゼレンスキー大統領は昨夜、日本の国会でオンライン形式の演説を行った。
ゼレンスキー大統領は「日本はアジアで初めて平和を取り戻すためロシアに圧力をかけてくれた」と日本の対応を評価したうえで「侵略の津波を止めるために、ロシアとの貿易を禁止しロシア市場から企業を撤退させなければなりません」と述べ、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけた。 ウクライナ・ゼレンスキー大統領・オンライン形式演説（3月23日）
ロシアの軍事侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領がきょう午後６時から、日本の国会でオンライン形式での演説を行うことになっている。ゼレンスキー大統領は、これまでの日本の対応に謝意を示すとともに、さらなる協力と支援を要請するものと見られ、政府は、演説の内容も踏まえて、今後の対応を検討することにしている。
一方、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から１か月となるあすには、ベルギーの首都ブリュッセルで、Ｇ７主要７か国の首脳会議が緊急に開かれる予定で、岸田総理大臣は今夜、現地に向けて出発する。...
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