【ウクライナ情勢】
ウクライナと安保協定締結・フランス・ドイツ“追加の軍事支援行う”(2月17日)
ウクライナ・ゼレンスキー大統領がフランス・マクロン大統領と会談。ウクライナの長期的な安全を確保するための協定を締結し、防空能力の強化などに向けて、フランスが今年中に最大で30億ユーロの追加の軍事支援を行うとしている。
またドイツとも同様の協定を締結。約11億ユーロの追加の軍事支援を行うという。一方、ゼレンスキー大統領は最大の軍事支援国米国で、追加支援のための見通しが立っていないことについて、早期の支援を呼びかけた。
ウクライナ軍新総司令官・徹底抗戦の構え示す(2月15日)
ウクライナ軍の新たな総司令官に就任したシルスキー新総司令官は14日、“東部の激戦地アウディーイウカとクピヤンシクの前線を視察した”とSNSで明らかにした。
“ロシア軍が兵士の損失をかえりみずに人海戦術を仕掛けていて極めて困難な状況にある”としたうえで、“防衛の強化に向けた重要な決定を下した”として徹底抗戦する構えを示した。 一方、ロイター通信は13日、複数の情報筋の話として“ロシアのプーチン大統領が去年、中東のアラブ諸国などの仲介を通じて停戦を検討する用意がある考えを米国側に伝えた”と報じた。...
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ゼレンスキー大統領・軍総司令官を解任(2月9日)
ロシアによる軍事侵攻が続く中ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、国民に人気の高いザルジニー総司令官を解任し新しい総司令官を任命した。8日のビデオメッセージでザルジニー総司令官の解任を伝え他の人物が軍を指揮すべき時が来たとした。
ゼレンスキー大統領と兵士に人気があったザルジニー総司令官の間には以前から対立があった。後任はシルスキー司令官が任命された。 ザルジニー総司令官が雑誌「エコノミスト」のインタビューで戦況がこう着状態にあると述べ、ゼレンスキー大統領はこれを非常に不快に思い確執の原因になったとされる。...
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ウクライナ・市民も製造・無人機100万機(2月5日)
ロシアからの軍事侵攻が続くウクライナは、上空からの映像をリアルタイムで確認できるFPVを備えた無人機を100万機製造し、戦地に投入する計画。ゼレンスキー大統領は無人機の運用の質を高め敵に先んじることが今年の課題の一つだと強調している。
無人機の製造には市民も参加している。無人機を操縦できる市民の育成も進められている。 欧米からの軍事支援の停滞も指摘される中、ウクライナでは、大量の無人機の確保とそれを操縦できる兵士の育成が、喫緊の課題となっている。 ウクライナ資金支援・EU全加盟国が合意(2月2日)
EU(ヨーロッパ連合)は1日、臨時の首脳会議を開いた。首脳会議ではウクライナに対する資金支援について協議を行い、これまで反対してきたハンガリーも含め27の全加盟国が今後4年で500億ユーロ(8兆円規模)の支援に合意した。
今回の合意で各国の首脳たちは資金支援について毎年議論を行い、必要であれば2年後に、執行機関のヨーロッパ委員会に支援の見直しについて提案するよう求めるとしている。ハンガリーは毎年見直しを行い全会一致で支援を継続するか決めるよう迫っていたが、合意には盛り込まれなかった。...
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