更新を終了しています
セ・パ開幕投手と1ヶ月の試合日程が正式決定(6月2日)
6月19日開幕が決まったプロ野球。その開幕カードと1か月分の日程が正式に決まった。ファンにとっては待ち望んだ“球春“ならぬ“球夏“到来だが、当面は無観客試合で開催。開幕投手も発表となり、ペナントの行方も気になるところだ。早速対戦カードから確認していこう。
セ・リーグは7月23日までの日程を発表。開幕戦は巨人vs阪神(東京ドーム)。菅野と西が先発。伝統の一戦は巨人にとってプロ野球史上初の通算6000勝がかかる試合となる。...
全部読む
6月19日開幕が決まったプロ野球。その開幕カードと1か月分の日程が正式に決まった。ファンにとっては待ち望んだ“球春“ならぬ“球夏“到来だが、当面は無観客試合で開催。開幕投手も発表となり、ペナントの行方も気になるところだ。早速対戦カードから確認していこう。
セ・リーグは7月23日までの日程を発表。開幕戦は巨人vs阪神(東京ドーム)。菅野と西が先発。伝統の一戦は巨人にとってプロ野球史上初の通算6000勝がかかる試合となる。昨シーズン2位のDeNAは横浜スタジアムで広島カープと対戦。ともに2年連続の開幕投手を務める今永、大瀬良の投げ合いに。神宮球場ではヤクルトと中日が激突。40歳、現役最多171勝の石川雅規がヤクルトのマウンドに登る。
一方のパ・リーグは7月19日までの日程を発表。4連覇を狙う福岡ソフトバンクは千葉ロッテを福岡に迎え撃つ。西武ドームは西武vs日本ハムの顔合わせ。2年連続リーグ優勝の西武は昨季チーム勝ち頭、12勝のニールが初の開幕投手に抜擢された。京セラドームはオリックス・山岡と楽天・則本の両エースが先発となる。
なお、2カード目以降はセが従来通りの3連戦とする一方で、パは同一球団との6連戦となっている。所属球団が札幌から福岡まで広域にわたるため、移動による感染リスクを減らす措置だ。ただし、気になるのは福岡での開幕3連戦と6連戦(7/7~12)。未だ新型コロナ感染の収束は見通せず、第2波の懸念も残る。特に北九州市ではここ10日間で感染者の急増が報告されている。2週間後までに果たして状況がどうなっているか気懸かりなところだ。
閉じる
競馬で2つの偉業が達成!!・最強馬と最強騎手(6月1日)
競馬界で2つの偉大な記録が生まれた。31日、無観客の東京競馬場で第87回日本ダービーが開催され、福永祐一騎乗のコントレイルが3歳馬の頂点に立った。これでコントレイルは皐月賞に続きデビューから5連勝。父親のディープインパクト以来、15年ぶり史上7頭目となる無敗でのクラシック2冠達成を果たした。ちなみに親子で無敗の二冠を獲得したのは1984年のシンボリルドルフと1991年のトウカイテイオーに並ぶ史上2組目の快挙である。...
全部読む
競馬界で2つの偉大な記録が生まれた。31日、無観客の東京競馬場で第87回日本ダービーが開催され、福永祐一騎乗のコントレイルが3歳馬の頂点に立った。これでコントレイルは皐月賞に続きデビューから5連勝。父親のディープインパクト以来、15年ぶり史上7頭目となる無敗でのクラシック2冠達成を果たした。ちなみに親子で無敗の二冠を獲得したのは1984年のシンボリルドルフと1991年のトウカイテイオーに並ぶ史上2組目の快挙である。
レースは最後の直線で抜け出したコントレイルの一人旅。2番人気のサリオスに3馬身差をつける圧勝だった。皐月賞に続き騎乗した福永騎手は「この馬に乗れて誇りに思う。どこまでいくのか楽しみ」と期待を膨らませた。
もう一つのニュースは同競馬場で行われた第4R。アストンクリントン騎乗のクリストフ・ルメール騎手が、史上28人目のJRA通算1200勝を達成した。2002年12月から5842戦目での到達は、武豊の6539戦を大幅に上回る最少騎乗回数での新記録となった。
ルメールは5月3日に行われた春のG1、第161回天皇賞で1番人気のフィエールマンに騎乗して優勝。フィエールマンは史上5頭目春連覇馬となった。その際も騎乗していたルメールは、18年秋のレイデオロから通算して天皇杯では自身4戦負けなし。史上初めて4連覇を達成した旗手となっている。「テレビの前で応援してくれてありがとうございます。早く競馬場でファンの皆さんに会いたいです」(皐月賞でのコメント)。礼儀正しいフランスから来た小さな巨人。その偉業は今後もまだまだ続きそうだ。
閉じる
Jリーグの日程発表・国内リーグ戦再開の動き(5月31日)
いよいよ再開日程が発表となったJリーグ。プロ野球に続き徐々にではあるがスポーツのある日常が戻りつつある。村井満チェアマンは会見で「4月上旬くらいに収束のメドが見えない中でどこまでいくのだろうというのが不安ではあった」と心情を告白。そのころはJクラブ所属の選手や日本サッカー協会・田嶋会長の感染が発表された時期だ。再開の目途がつかない非常に厳しい状況から、ようやくここまでこぎつけた。関係者の感慨はひとしおだろう。...
全部読む
いよいよ再開日程が発表となったJリーグ。プロ野球に続き徐々にではあるがスポーツのある日常が戻りつつある。村井満チェアマンは会見で「4月上旬くらいに収束のメドが見えない中でどこまでいくのだろうというのが不安ではあった」と心情を告白。そのころはJクラブ所属の選手や日本サッカー協会・田嶋会長の感染が発表された時期だ。再開の目途がつかない非常に厳しい状況から、ようやくここまでこぎつけた。関係者の感慨はひとしおだろう。
リーグ再開時期はJ2とJ3が先行して6月27日から(※J3は開幕戦となる)。中断中だったJ1は7月10日から第2節が行われる見込みだが、試合会場などの詳細は明らかにされていない。なお、各ディビジョンも当面は無観客試合での開催となる。当初J1も6月中の再開を模索していたが、緊急非常事態制限が継続されていた特定都道府県をホームとする所属クラブが多く、半月遅れでのリスタートとされた。懸案だった選手のPCR検査については、リーグ側が費用を負担することが決定。「選手の安全と健康管理を万全にしていこうと各クラブの代表者と確認した(村井チェアマン)」として、選手のほか審判、全スタッフを対象に2週間に1度検査を行う。
なお、アンダーカテゴリーではJリーグより先行して再開日程が決定している。アマチュアトップリーグJFLは7月18日に宮崎市で試合を行うことを発表済み。各地域リーグは7月の後期日程から再開を目指している。一方で、女子のなでしこリーグは26日、所属32クラブへのチーム活動自粛を解除したものの、開幕については未だリリースがない状態が続いている。
閉じる
ナショナルトレーニングセンターの使用が解禁(5月29日)
我が国が誇るトップレベル競技者用トレーニング施設にオリンピック代表が帰ってきた。緊急事態宣言により、閉鎖されていたNTC(ナショナルトレーニングセンター)とJISS(国立スポーツ科学センター)の利用が再開された。
再開の発表を受け、最初に動いたのは日本陸上競技連盟と日本卓球協会だ。両競技団体はいち早く新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインを作成し、JISSとJOC・日本オリンピック委員会の承認を得た。...
全部読む
我が国が誇るトップレベル競技者用トレーニング施設にオリンピック代表が帰ってきた。緊急事態宣言により、閉鎖されていたNTC(ナショナルトレーニングセンター)とJISS(国立スポーツ科学センター)の利用が再開された。
再開の発表を受け、最初に動いたのは日本陸上競技連盟と日本卓球協会だ。両競技団体はいち早く新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインを作成し、JISSとJOC・日本オリンピック委員会の承認を得た。28日、練習を行ったリオオリンピック・100mリレ-銀メダリストの飯塚翔太は「戻ってきたというか家に帰って来た…『ただいま』くらいな感じ」と動画でコメントを発表。7週間ぶりに練習拠点としていたトラックの感触を確かめていた。
一方、日本卓球協会は33項目のガイドラインを策定。全選手・スタッフに検温のチェックはもとより、NTCへの来場には公共交通機関の使用を極力避けることとしている。更に共用のロッカールーム・シャワールームの利用を控えるなど厳重な対策を講じている。様々な競技の多くのアスリートたちが練習拠点としているトレセンだが、施設内での他競技関係者・スタッフとの接触も禁止するということだ。トレセンは競技を越えた交流や情報交換の貴重な場所でもあるが、こればかりは致し方ないことだろう。
先述のようにトレセンの施設使用が解禁されたとは言え、各競技団体は独自に感染防止のガイドラインを作らなければいけない。実際に再開初日の27日に承認が間に合った団体はなく、利用者はゼロだった。各団体で練習再開に向けて、入念かつ急ピッチで準備が進められている。
閉じる
インターハイ・高校野球の代替大会開催へ支援(5月28日)
政府は27日、総額117兆1000億円に上る第2次補正予算案を閣議決定した。そのなかには中止となったインターハイや高校野球選手権など高校生のスポーツ競技大会に対する支援も盛り込まれている。
史上初めて全国高校総合体育大会・インターハイが中止されたとこを受け、全国の都道府県の高体連では代替となる地方大会の開催を検討する動きが広がっている。同様に、高校野球でも各地で独自の大会の開催を打ち出すところが出てきた。...
全部読む
政府は27日、総額117兆1000億円に上る第2次補正予算案を閣議決定した。そのなかには中止となったインターハイや高校野球選手権など高校生のスポーツ競技大会に対する支援も盛り込まれている。
史上初めて全国高校総合体育大会・インターハイが中止されたとこを受け、全国の都道府県の高体連では代替となる地方大会の開催を検討する動きが広がっている。同様に、高校野球でも各地で独自の大会の開催を打ち出すところが出てきた。萩生田文部科学大臣は26日、「3年間の何らかの証しを残してあげることが必要だ」との見解を述べた。今回スポーツ庁はこれらの代替大会の開催を支援するために総額8億円の予算を計上。1大会あたり最大1000万円を補助する方針を発表した。大会運営費や感染症対策への費用に充てることが想定されている。
なお、日本高野連は全国の高野連ごとの代替大会について、無観客試合を原則とするとしており、入場料収入は見込めない。そのため同日、地方大会の代替開催に対して、主催の朝日新聞社とともに総額1億9000万円を各都道府県連盟に財政支援することを明らかにした。八田英二会長は「いろいろな試練のひとつということで、乗り越えてもらいたい」とコメントした。
若人の夢舞台は復活へと大きく近付いたようだが、すでに独自大会開催を正式発表した県がある一方、福岡県高野連は開催を断念。福岡県内では27日に北九州市で8人の感染者が発表されるなど、感染の第2波が懸念されている。未だ予断を許さない新型コロナウイルス。地域によってはシビアな判断を下すことになりそうだ。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索