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大谷翔平、開幕前最終登板で万全のピッチング(7月21日)
2年ぶりの投打二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平が3度目の紅白戦に登板。開幕前最後の実戦でのピッチングを披露した。
ここまで8日と14日に登板している大谷だが、いずれの紅白戦でも倍近くボール球が先行。なかなかストライクが取れず打者25人に対して12個の四死球を与えるなど、制球に苦しんでいた。しかし、この日は先頭バッターをスイングアウトの三振に切って取り、快調な立ち上がりを見せる。続く2回はレフト前に運ばれ、牽制悪送球で走者を2塁に進めたものの後続を連続三振。...
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2年ぶりの投打二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平が3度目の紅白戦に登板。開幕前最後の実戦でのピッチングを披露した。
ここまで8日と14日に登板している大谷だが、いずれの紅白戦でも倍近くボール球が先行。なかなかストライクが取れず打者25人に対して12個の四死球を与えるなど、制球に苦しんでいた。しかし、この日は先頭バッターをスイングアウトの三振に切って取り、快調な立ち上がりを見せる。続く2回はレフト前に運ばれ、牽制悪送球で走者を2塁に進めたものの後続を連続三振。連打を許さない。結局最長の5回73球を投げて、与えた四球は4つだったものの6つの三振を奪い無失点に抑えた。課題のコントロールは修正されつつあるようで、「投げるたびに良くなっている。強打やバッターにも慣れてきた感じはしますね」と自身の投球を振り返る。メジャー3年目。しっかりと開幕に向けてアジャスト出来ているのは成長の証だろう。
大谷はまずチーム開幕戦のアスレチックス戦に野手として出場。中一日空けて27日に投手として初先発するものとみられている。この日はツインズ・前田健太、マリナーズ・菊池雄星も先発の予想がされており、日本人メジャーリーガー3名のそろい踏みが期待される。
おととし10月の右肘手術から21か月余り。マドン監督からはローテーション入りを明言され、週一回の登板機会が確約済みだ。「(シーズン開幕を)もちろん楽しみにはしていますし、怪我なくしっかりと出続けることが一番大事じゃないかなと思います」 全米を魅了した2年ぶりの“SHO TIME”再演が待ち遠しい。
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異例尽くしの七月場所・Withコロナの声援スタイル(7月20日)
4か月ぶりの本場所、半年ぶりに観客を入れての興業となった大相撲七月場所が初日を迎えた。開催地を名古屋から両国国技館に変更。コロナ対策で観客の入場を制限するなど異例の状況下での開催となった。
まず観客については入場時にはソーシャルディスタンスを守り、サーモグラフィーでの検温が義務付けられた。37.5度以上が複数回計測された場合は入場が断られる。館内は座席の消毒のほか、4人用の升席を1人に制限。...
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4か月ぶりの本場所、半年ぶりに観客を入れての興業となった大相撲七月場所が初日を迎えた。開催地を名古屋から両国国技館に変更。コロナ対策で観客の入場を制限するなど異例の状況下での開催となった。
まず観客については入場時にはソーシャルディスタンスを守り、サーモグラフィーでの検温が義務付けられた。37.5度以上が複数回計測された場合は入場が断られる。館内は座席の消毒のほか、4人用の升席を1人に制限。全体の入場者数も通常の4分の1の2500人までとされた。力士への応援も四股名などの呼びかけは禁止とされ、代わりに拍手や力士の名前の入ったタオルでの応援が行われた。
なお、館内ではアルコール類の販売も一切禁止されている。定番の掛け声もかけられず味気ないという感想も聞かれるが、一部の泥酔した客による度を越した野次が無くなったのは取組に集中できて良いのではなかろうか。
力士たちの感染防止策も厳格なものになっている。支度部屋はマスクの着用が義務付けられ、各力士のスペースごとにアクリル板で仕切られた。十両以下の力士は国技館敷地内にある相撲教習所内に支度部屋を設けて密集を避けるような対応がなされた。観客・力士ともに何とか千秋楽まで一人の感染者も出ないことを祈りたい。
新大関での初土俵を白星で飾った朝乃山は「自分の相撲を取りきることだけ考えて今日はできたと思います」とコメント。一方、2年半ぶりに幕内に復帰した元大関・照ノ富士も実に1041日ぶりの幕内白星となった。怪我や病気に苦しみ、番付は一時序二段まで下がったこの男の復活にも期待が集まる。
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東京2020・来年の競技日程はほぼ変更なし(7月19日)
一年間の順延となった東京オリンピック。呼称は「東京2020」のままとされているが、競技日程や会場についても変更がないことがわかった。
史上初めてオンラインで開催されたIOC・国際オリンピック委員会の総会で、東京五輪組織委員会は42ある競技会場のすべてと、選手村などの施設が使用可能だと報告。期間は7月23日の開会式から8月8日の閉会式までの17日間として、従来の計画を維持する方針を明らかにした。...
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一年間の順延となった東京オリンピック。呼称は「東京2020」のままとされているが、競技日程や会場についても変更がないことがわかった。
史上初めてオンラインで開催されたIOC・国際オリンピック委員会の総会で、東京五輪組織委員会は42ある競技会場のすべてと、選手村などの施設が使用可能だと報告。期間は7月23日の開会式から8月8日の閉会式までの17日間として、従来の計画を維持する方針を明らかにした。また、簡素化も検討されていた開会式と閉会式は、ともに午後8時からの3時間と変更なし。女子マラソンの表彰式は初めて男子と一緒に閉会式のなかで行うこととなった。
IOC・バッハ会長は、安全が最優先事項になるとした上で、「複数のシナリオを準備している」と述べ、「感染防止や大会の簡素化に向けて観客を減らすことも一つの案だ」という考えを示した。また、来年予定されている会長選挙に立候補する意思を表明している。
なお、すでに販売済みの観戦チケットは来年も有効。大会組織委員会は、来場が困難になった人に対して秋以降払い戻しを行う予定だ。延期に伴う追加経費については、秋にも全体像を示すとされた。懸案の新型コロナウイルス対策だが、国・都・組織員会の3者で対策会議を設け、12月には具体策をまとめるとのこと。森喜朗会長は「安心・安全なオリンピックが開催できる確信が得られることが最大の問題」とし、世界にアスリートたちに向けて、「コロナにはまだまだ気をつけなければならないが、安心して東京大会を目指してもらいたい」と呼びかけた。
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マラソン大迫傑が米国から会見・新たな挑戦も(7月17日)
今年3月、東京マラソンに出場した大迫傑(NIKE所属)は2時間5分29秒のタイムで優勝。自らの持つ日本記録を更新するタイムで東京五輪の代表内定を掴み取った。現在は活動拠点をアメリカに移しており、新型コロナ感染防止ため少人数でのトレーニングを行っているという。
その大迫が16日、現地からオンラインの合同取材をおこなった。東京五輪が一年間の延期となったことについて、「五輪が延期になったことで良かったとは言えないけど、プラスにできたことが多かったんじゃないかなと思っている」と回答。...
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今年3月、東京マラソンに出場した大迫傑(NIKE所属)は2時間5分29秒のタイムで優勝。自らの持つ日本記録を更新するタイムで東京五輪の代表内定を掴み取った。現在は活動拠点をアメリカに移しており、新型コロナ感染防止ため少人数でのトレーニングを行っているという。
その大迫が16日、現地からオンラインの合同取材をおこなった。東京五輪が一年間の延期となったことについて、「五輪が延期になったことで良かったとは言えないけど、プラスにできたことが多かったんじゃないかなと思っている」と回答。十分に時間が取れたことで疲労も回復でき、しっかり準備期間が確保されるとプラスに捉えているようだ。オレゴンでの練習環境も「コロナのせいで練習がおろそかになったことはなかったように思う」と語った。五輪前にレースに出場する予定はいまのところないという。
一方で彼は新たな試みにも着手している。世界に通用するアスリートを養成するため、大学生を対象とした新たなチーム「Sugar Elite(シュガー・エリート)」を発足したと発表。SugarはSuguruをもじった米国での彼の愛称からとったものだという。基準記録を満たした大学生を対象に、8月17~24日まで合宿を行う予定だ。現役のトップアスリートが指導を行うというのは非常に珍しい。「もっと強さを求めるには所属に関係なく集まるべきなんじゃないかっていう風に思って。集まれるチームがあれば、より世界を目指すために近道になるんじゃないかという思いで走り出しました(大迫)」コロナ禍による延期や休止期間も決して無駄にはしない。逆境でも歩みを止めない男はより一層陸上界を牽引してくれそうだ。
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田中将大、結果が求められるNYY契約最終年(7月16日)
「あっという間に打球が飛んできたので『アッ!』と思った時にはもう当たってましたね」衝撃映像に日本中のファンが心配したヤンキース・田中将大の頭部のけがは大事には至らなかったようだ。今月5日、練習中にチームメイトの打球が頭に直撃(7月6日記事参照)。病院に直行したが、幸いにも診断の結果は軽い脳震盪とのことで日本時間の15日、オンラインの記者会見を開き、いつもの元気な姿を見せた。
球団の発表によると田中はすでにチームに合流し、別メニューで調整中。先週末からはキャッチボールなど練習を再開しているらしい。どうやら故障者リストは回避できる見込みだ。会見では「当たったことはアンラッキーだけど、症状もなくトレーニングができているので、ラッキーだったと思っている」と笑顔もこぼれた。何事もポジティブにとらえるのが田中の美点。NPB時代から故障やけがに強いことに定評があったが、場所が場所だけに後遺症などに苦しむことの無いよう球団には十分に経過観察を行い、万全なメンテナンス体制の構築を望みたい。
なお、ヤンキースのA・ブーン監督は、「十分な準備をすることはできないだろう」と、来週23日に迫った開幕戦には間に合わないとの見通しを示している。「田中の投げる日は考えている」としており、早期の先発が予想される。
メジャー7年目。ヤンキースの契約最終年は新型コロナの影響で異例の短縮日程となった。今季の登板数は12~3試合程度になる見込みで、MLB移籍後も継続してきた二桁勝利の達成は厳しい状況だが、限られた環境下でも必ずや最高の結果をもたらしてくれることを期待したい。
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