JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月02日(木)
最新TV速報
【Globali】
 

対ロシア制裁、アジア諸国の反応(2022/03/01)

アジア諸国では、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁による原油価格の高騰、市場の変動、サイバーセキュリティ攻撃、サプライチェーンに与える影響が懸念されている。

アジア地域のニュース連合『アジアニュース・ネットワーク』は、主要なアジア経済の政治家や専門家たちは、米国やロシアの両方との関係を維持することに関心を持っていることから、最善の対応方法を検討している、と報じている。特に、中国、日本、韓国の3大経済大国が、ロシアの石油、ガス、石炭の大口顧客であることからも、ロシアに対する制裁に大きな関心が寄せられている。しかし、中国はロシアの安全保障上の懸念を黙認している一方で、日本と韓国では、特に燃料価格の高騰、サイバー攻撃の可能性、米国との関係の持ち方などについて懸念が高まっており、対照的な反応となっている。...
全部読む

 

中国、過剰生産設備削減の動き(2016/08/18)

中国経済をこれまでの輸出、投資主導から消費主導に転換して行く上で重要な課題は、金融危機後政府の景気刺激策で膨らんだ鉄鋼・石炭等の生産設備を削減することであるが、例えば鉄鋼に関して言えば、向う5年間で1億~1.5億トンの設備削減を目標としている。今年の初めにこの計画を建てたものの、国有企業や政府官僚がなかなか動かず、これが李克強首相の手腕に対する習近平主席の不満に繋がっているという噂が聞こえている。習近平主席は、設備削減で一時的には混乱を生じても、中国経済を長期安定成長路線に乗せる「新常態」へ導くためには供給サイドの改革が不可避であるという信念を持っているようであり、その動きは徐々に出てきているようである。

8月15日付英文版『上海日報』は、「過剰生産設備削減への新たな手段」という見出しで、中国政府は過剰生産設備削減のために、環境安全やエネルギー効率に関する厳しい基準を適用したり、厳しい融資規制を導入すると報じた。8月12日に中国工業情報化省が発表した政策によれば、今後過剰設備を有する鉄鋼、石炭、セメント、ガラス、アルミニウムの業界に対し新しい政策を適用する。一つはリストラに取り組む企業向け融資を優先し、消極的な企業向け融資は削減する。...
全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング