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2024年10月15日(火)
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【Globali】
 

南スーダンで政府軍と反政府軍が衝突(2016/07/12)

南スーダンは地域的にキリスト教徒が多いことから、イスラム教徒が多いスーダンから5年前に独立した世界で最も新しい国の一つであるが、収まりを見せていた内戦が再び発生する懸念が出てきた。7月7日から大統領派と副大統領派の部隊の間で戦闘が発生し約300名の民間人にも死者が出ている模様である。戦闘は国連の要請もあって一旦は停止したとの報道もあるが予断を許さない状況である。

同国には日本からも国造りのため国連の要請により約350名の自衛隊員が派遣されているほか、JICA関係者が約50名滞在している。邦人の安全を確保するため航空自衛隊の輸送機が派遣されたが今後の成り行きを注目したい。

7月11日付『ニューヨークタイムズ』は、「南スーダン、首都で砲声が轟く中内戦に進む様相」という見出しで、南スーダンは月曜日、ヘリコプターからの爆撃が続き、国連平和維持関係者が2名犠牲となり、外国政府は自国民の脱出を急ぎ、住居を失った大勢の同国民間人がどうなるのか不安も広がっており、急速に内戦の様相を呈して来たと報じた。国連の潘基文事務総長は、大統領と副大統領は数ヶ月前に署名した停戦協定を無視しており、南スーダンに対する武器輸出禁止を求めた。...
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今月ロシアで産油国会議開催へ(2016/03/10)

2月にサウジアラビア、ロシア、ベネズエラ、カタールの4ヶ国で原油の増産凍結へ向けて他の産油国を含めた合意を図るという話し合いが行われて以来、これを原油価格安定化へ向けての第一歩と評価する意見と、現在の需給ギャップを考慮すれば増産凍結では意味がなく減産まで行かなければならないしそこまではなかなか難しいだろうという否定的な意見とが交錯しているが、原油相場は、この動きだけを反映したものではないだろうが、ニューヨーク原油先物WTI(ウェストテキサスインターミディエイト)が、2月半ば1バレル26ドルを底に38ドル前後まで持ち直している。
今週いくつかのメディアが3月下旬ロシアで増産凍結についての産油国会議を開催する予定であると報じた。

3月9日付ロシアの『スプートニクインターナショナル』は、「OPECと他の産油国、モスクワで会議へ-イラク石油省」という見出しで、9日イラク石油次官が、OPECとその他の産油国間の会議を3月20日モスクワで開催する予定であると語ったと報じた。同次官はイラクは増産凍結の建設的な議論をする準備が出来ていると語ったとも報じている。

3月8日付『スプートニクインターナショナル』は、「サウジの作戦成功か?石油危機収束の5つの兆候」という見出しで、サウジのシェールオイルなどの高コスト生産者を淘汰するという作戦が上手く行き原油価格は下げ止まったのではないかという5つの兆候を挙げている。...
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