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2024年05月03日(金)
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【Globali】
 

米国とフィリピンが中国による南シナ海/南沙諸島内の人工島へのミサイル配備を非難【米・英・フィリピンメディア】(2018/05/06)

4月16日付Globali「習近平国家主席、米台異常接近に脅しをかけるため台湾海峡で実弾演習指示」で触れたとおり、トランプ政権が“一つの中国”原則に反して、台湾向け武器輸出含めて米台間の連携強化を進めようとしていることに不快感を抱き、中国は2年7ヵ月振りに台湾海峡で実弾演習を実施した。そして中国は更に、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー)内に建設した人工島にミサイル配備を行った。これには、同海域で航行の自由作戦(FONO)を展開する米国はもとより、親中政策に転換したフィリピンも、安全保障が損なわれると非難の声を上げている。

5月5日付米『ユーラシア・レビュー』オンラインニュース:「米国とフィリピン、中国による南シナ海人工島へのミサイル配備を非難」

  国防総省のダナ・ホワイト報道官は5月3日、中国がこの程、南沙諸島内に建設した人工島のうちの3つに、ミサイル配備を実行したことに対して、重大な懸念を表明した。

  同報道官はまた、同海域の安定と平和を維持するため、中国は一方的な海洋進出は控えるべきだとした上で、米国は今後もFONOを適宜継続すると言及した。...

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ドゥテルテ比大統領、かつてはフィリピンのトランプと呼ばれたが、米国が麻薬戦争を理由に対比武器輸出制限決定したことに怒り心頭でいよいよ米国と決別か?【米・フィリピンメディア】(2018/04/08)

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領(73歳)は就任以来、麻薬撲滅政策を最優先課題に据え、その遂行のためには、超法規的殺人も辞さない程急進的である。そこで欧米諸国や国際人権団体から、人権蹂躙だとして一斉に非難されている。しかし、ドナルド・トランプ大統領(71歳)からはその政策を褒められていたこともあり、バラク・オバマ前大統領(56歳)時にしきりに叫んだ米同盟離反政策を見直す機運もみられた。ただ、ここへきて米政府が麻薬戦争を問題視して、フィリピン向け武器輸出に制限を掛ける決定をしたことから、ドゥテルテ大統領も怒り心頭に達したためか、いよいよ米国と決別して、武器供給先を中ロに完全に乗り換えると宣言するに至っている。

4月6日付米『ニューズウィーク』誌:「ドゥテルテ比大統領、米国が自分を抹殺しようとしているとして、武器調達先を中ロにシフトすると宣言」

 

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は4月5日、マラカニアン宮殿(大統領官邸)に集まった大衆を前にして、米政府が麻薬撲滅戦争を懸念してフィリピン向け武器輸出を制限する決定をしたことを非難すると演説した。

 

 同大統領は、ドナルド・トランプ大統領はフィリピンの麻薬犯罪撲滅政策を支持していたのに、米政府の行動は首尾一貫していないとした上で、代わって中ロ両国から武器を調達することにすると明言した。...

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