「Silent」第2話 10月13日(木)22時
青羽紬(川口春奈)は8年ぶりに佐倉想(目黒蓮)と偶然の再開を果たすも手話で一方的に話されてしまう。
想は高校卒業の頃、耳に違和感を感じ、その異変に気付いた母・律子(篠原涼子)が
病院に連れて行くと、遺伝性の可能性があると診断された。
自分のせいかも知れないと責任を感じ、なかなか受け入れられない律子に対し
想は申し訳なく思い、そのまま上京することを決め、紬にも病気のことを隠したまま
別れを告げた過去があった。
戸川湊斗(鈴鹿央士)は紬と想が再会したことに不安はぬぐえないものの
想いとは裏腹に春尾正樹輝の手話教室を紹介する。
想と話せるようになりたい紬は手話教室に通い始め、想に「もう一度
会って話したい」と告げるが…
想の耳が聞こえなくなっていること、なぜ突然別れを告げたのか知った紬。
紬は今付き合っている湊斗のことが好きで大事に思っているけれど、想と話したくて連絡を取る
接近していく2人の間・・・
2人が再会したことを少し不安な気持ちで見ているけれど、想と話したい紬の気持ちを思いやって
手話教室を紹介する湊斗の気持ちが切ない。
紬のことが好きだから、病気の自分が負担をかけてしまうのが辛くてわざと離れた想は
もう紬と話すつもりはなかったけれど、実際会ってみると想いが再燃するのが止められない。
セリフのやり取りがない中、表情で溢れる思いを表現する目黒蓮さん、と川口春奈さんの演技に涙しました。
みんな相手を思いやって、好きな人に幸せになって欲しいと願っていのに
なんだか切ない。
急な展開もなく、ゆっくりと進んでいくのですが、しみじみと胸に染み入って
観終わった後、余韻が押し寄せてきます。
昔のように会話はできないけれど、再会して心はまた通じ合った想と紬。
それを見守りつつ、不安と嫉妬を感じているであろう湊斗。
病気を抱えた人の苦悩と恋愛のときめき、苦しさを優しい筆致でえがく脚本が素晴らしいです。
出てくる人が全員優しくて、だからこそ苦しくて、目が離せないドラマ。
twitterでも話題でハマる人続出だと思います。
これからどこまで深く内容を掘り下げてくるか楽しみです。
「Silent」第1話 フジテレビ 10月6日(木)22時
高校時代、青羽紬(川口春奈)は佐倉想(目黒蓮)の声と言葉に惹かれ、片思いをしていた。
中学時代からの戸川湊斗(鈴鹿央士)の後押しもあり、また音楽という共通の趣味もあって
いつしか仲良くなり付き合うことに。
愛おしくかけがえのない時間を過ごした2人だったが、大学進学のタイミングで群馬と東京と
離れ離れになった2人。紬は大丈夫だと思っていたが、想から一方的に別れを言い渡されてしまう。
何が理由なのか知らされずに一方的に降られた紬だが
現在はCDショップで働き、湊斗と幸せな毎日を送っていた。...
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高校時代、青羽紬(川口春奈)は佐倉想(目黒蓮)の声と言葉に惹かれ、片思いをしていた。
中学時代からの戸川湊斗(鈴鹿央士)の後押しもあり、また音楽という共通の趣味もあって
いつしか仲良くなり付き合うことに。
愛おしくかけがえのない時間を過ごした2人だったが、大学進学のタイミングで群馬と東京と
離れ離れになった2人。紬は大丈夫だと思っていたが、想から一方的に別れを言い渡されてしまう。
何が理由なのか知らされずに一方的に降られた紬だが
現在はCDショップで働き、湊斗と幸せな毎日を送っていた。
湊斗との結婚も視野に入ってきたある日、駅で想の姿を偶然見かけた紬。
声をかけても彼は反応してくれなかった。
想は高校を卒業してから発症した病気で聴覚障がい者となっていたのだ。
紬と連絡を絶ったのも病気が原因だったのだ。
高校時代友人と一切連絡を絶っていた想。
耳が聞こえなくなったことは秘密にしていた。
紬と想が再会したことが気になった湊斗は想の実家を訪れ
耳が聞こえなくなってしまったことを知る。
スピッツ、back namberの楽曲・・・20代後半世代にドンピシャの
純愛ストーリー。
全くこの世代に当てはまらない私も初回からキュンが止まらなかったです。
友達が、かつての恋人が耳が聞こえなくなってしまったら・・・
そして、もし自分がそういった病気になったら。
耳が聞こえていた時代の友人とは一切連絡を絶ってしまう想の気持ち、
なんとなく分かります。
初回は想の耳が聞こえないことが紬に分るまでを丁寧に描いていました。
そこまでの各人の葛藤や不安、昔を懐かしむ気持ち、未来に賭ける気持ちが
静かな筆致でピュアに描かれていて見入ってしまいました。
ラストの紬に想が手話で思いをぶちまけるシーンは圧巻で
想の手話が全く紬に伝わらないのが切なくて・・・
主演の川口春奈さん、目黒蓮さんの熱演に視聴者も涙でした。
鈴鹿央士さん演じる湊斗の揺れる気持ちもグッときました。
風間俊介さん、山崎樹範さんら脇を固める俳優もこのドラマの雰囲気にピッタリでした。
見ていてスーッと心にしみてくるこのラブストーリー、名作になる予感がします。
今後がとても楽しみです!
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「親愛なる僕へ殺意をこめて」第1話 フジテレビ 10月5日(水)22時
浦島エイジ(山田涼介)はお気楽な大学2年生。
そんなエイジには誰にも言えない秘密があった。
15年前に日本中を震撼させた連続殺人事件「LL事件」の容疑者が
エイジの父親・八野依真(早乙女太一)だったのだ。
警察に追われた八野依は自から火を放って自殺したが「また殺す-LL」という
謎のメッセージを残していた。
事件後、エイジは保護司だった浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)夫妻に引き取られ
息子同様に育てられた。...
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浦島エイジ(山田涼介)はお気楽な大学2年生。
そんなエイジには誰にも言えない秘密があった。
15年前に日本中を震撼させた連続殺人事件「LL事件」の容疑者が
エイジの父親・八野依真(早乙女太一)だったのだ。
警察に追われた八野依は自から火を放って自殺したが「また殺す-LL」という
謎のメッセージを残していた。
事件後、エイジは保護司だった浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)夫妻に引き取られ
息子同様に育てられた。
少年時代はいじめや嫌がらせを受けていたエイジにとって
恋人の雪村京花(門脇麦)は唯一のやすらぎだった。
ある日、何者かに惨殺された畑葉子という女性の遺体が発見される。
その殺害方法はLL事件を酷似した残忍なものだった。
かつてLL事件を捜査した警視庁の猿渡敬三(高島政宏)は部下の桃井薫(桜井ユキ)らに
捜査の指示を出す。
ある朝、目を覚ましたエイジは身に覚えのない3000万円と血のついたバットを自室で発見。
しかも3日間意識を失っていたようだった。
その3日間とは、畑葉子が失踪、殺害されたとみられる3日間だった。
不審に思ったエイジが調べたところ、自分が二重人格者であることが分った。
なかなかショッキングな内容で残忍なシーンが多かったため
途中でリタイヤした人もいたかも。
でも物語はこれからどうなるか予測不能で先が見たくなる・・・
怖いけど見たい、そんな感じのドラマでした。
こわい拷問シーンが立て続けでヒヤヒヤしましたが
山田涼介さんのお顔のカッコよさ、演技のうまさでなんとか最後まで見終わりました。
山田さんはやっぱり演技上手いですね。主人公の人となりを余すところなく表現してくれるので
視聴者を間違いなく物語の真髄へ連れて行ってくれます。
半グレ集団・スカルのリーダー・サイ(尾上松也)が超残忍なヤツなんですが
尾上松也さんがやることでちょっとユーモアが入って来て、内容の残忍さをマイルドにしてくれました。
サイを松也さんが演じられていたから最後まで見られたといっても過言ではありませんでした。
絶妙なキャスティングが素晴らしかったです。
サイの経営するデートクラブで働くナミ(川栄李奈)も今後深く関わりそうですね。
エイジが勇気を出して現状を打開して事件を解決するスカっとした展開だといいなぁと
今後に期待です。
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「新・信長公記」最終回 TBS 9月25日(日) 22時30分
徳川家康(小澤征悦)との最終決戦に勝利した信長(永瀬廉)。信長は「本当の戦いはこれからだ」と語り、学園を支配する総長と対峙する。
総長の正体が学園の理事長であることが分かる。
理事長(柄本明)は武将たちを集めて戦わせてきた目的を語り出す。
理事長が語る言葉を前に日下部みやび(山田杏奈)は驚きを隠せない。
特進クラスの武将たちは皆、本物の戦国武将たちのクローンで18歳で死んでしまうと言うのだ。...
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徳川家康(小澤征悦)との最終決戦に勝利した信長(永瀬廉)。信長は「本当の戦いはこれからだ」と語り、学園を支配する総長と対峙する。
総長の正体が学園の理事長であることが分かる。
理事長(柄本明)は武将たちを集めて戦わせてきた目的を語り出す。
理事長が語る言葉を前に日下部みやび(山田杏奈)は驚きを隠せない。
特進クラスの武将たちは皆、本物の戦国武将たちのクローンで18歳で死んでしまうと言うのだ。
理事長は信長たちをただの入れ物と呼び、家康に「失敗作」と言い放つのだった…
ついに信長たちの正体が明かされ、同時に18歳で死んでしまうという悲しい定めがあることが分かってしまいます。
クローンたちをおもちゃのように扱う理事長。
ほんとに憎らしい!
柄本明さんの悪役演技が上手すぎる!
顔は「ジョーカー」みたいなおどろおどろしいメイクでも、演技が渋くてカッコよかったです。
さすが。
信長たちは単なるクローンの域を超えて、今は違いに固い友情を結び、理事長に立ち向かいます。
自分が作ったクローンをあなどった理事長は成敗されますが、クローンたちの寿命は…?!
ラスト、月日が経ちクローン研究の第一人者になったみやびは銀杏高校の教師として赴任してきます。するとそこにはあの特進クラスの面々が!
8年生として留年を重ねているみたいですが、
変わらぬ姿でみな元気そうで、ハッピーエンドなんでしょうか。
でも、みやびは大人になったのに武将たちは変わらぬ姿なのがちょっと気になる…?
ハチャメチャで正直よくわからない所もありましたがたくさんの登場人物たちの熱と勢いで
最後まで走り切りました!
私個人は秀吉の西畑大吾さんの演技がお気に入りでした。他の武将と全く違う切り口で戦いに挑む秀吉くんのキャラを良く表現していたと思います。
楽しいドラマをありがとうございました!
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「石子と羽男」最終回 TBS 9月16日(金)22時
放火殺人現場で拓(望月歩)がも目撃した人物は誰なのか?警察は捜査しているが手がかりを掴めない。
そんな中、羽男(中村倫也)と石子(有村架純)は
不動産投資詐欺事件を追う。綿郎(さだまさし)が追っていた不動産詐欺事件と共通点があることから
同一グループの犯行ではないかとにらんだ羽男と石子は被害者の綾(山本未来)と高岡(森本能幸)と共同で訴えることを提案する。
大庭(赤楚衛二)も手伝い、潮法律相談所一丸となって証拠集めに奔走し訴訟の準備を始める。...
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放火殺人現場で拓(望月歩)がも目撃した人物は誰なのか?警察は捜査しているが手がかりを掴めない。
そんな中、羽男(中村倫也)と石子(有村架純)は
不動産投資詐欺事件を追う。綿郎(さだまさし)が追っていた不動産詐欺事件と共通点があることから
同一グループの犯行ではないかとにらんだ羽男と石子は被害者の綾(山本未来)と高岡(森本能幸)と共同で訴えることを提案する。
大庭(赤楚衛二)も手伝い、潮法律相談所一丸となって証拠集めに奔走し訴訟の準備を始める。
口頭弁論当日、羽男は裁判官の父・泰介(イッセー尾形)と顔を合わせる。
法律はいつも弱いものを守る傘であり、法律家はその傘を差し掛ける役割。
そのメッセージが強く伝わるドラマでした。
弁護士ドラマながら法廷で争う姿はさほど描かれず、その前の地道な作業、少しづつ事実をあぶり出し、どうやって助けるかの手立てを見つける羽男と石子の姿に重きが置かれていました。
弁護士だって弱い人間。強い人、弱い人の定義とは?
父の前では手が震えてしまう羽男ですがそのありのままの弱い自分を父に見てもらうことができて1つの区切りを迎えたようでした。弱い自分もありのまま受け止めていく大切さについて考えさせられました。
1話完結風で見やすく、ポップな中にしっかりしたテーマを織り込んだドラマで大変面白かったです。終わるのがおしいです。
ラスト、まだ続きが見たくなるような終わり方だったので続編を期待していますよ~
よろしくお願いします!
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