【中国情勢】
猛進する中国・急成長の秘密は(1月30日)
中国政府は今ハイテク技術を成長の柱に据えた国家戦略を打ち出している。
「中国製造2025」は今後30年を見据えAIや5Gの技術で米国と並び世界トップとなることを最終目標にしている。 この戦略を支える人材が「海亀」だ。 中国政府は海亀が帰国後に起業する資金を補助するなど手厚く支えてきた。 その数は5年で200万人を超える。中国科学院自動化研究所・王飛躍は「海亀は中国にとって非常に重要な役割を果している」とコメントした。 中国各省2019年の成長目標発表(1月29日)
中国経済の減速が伝えられる中、山東省を除く中国の30省市が両会(人民代表大会と政治協商会議地方委員会)を経て、2019年の成長目標を決定し、発表した。海南省と湖北省を除いて、いずれも2018年の目標値よりも低い数字となっている。
13省市が国家目標と同様の6%台の目標を掲げているのに対し、チベット(10%)と貴州省(9%)は高めの目標を掲げ、一方天津は4.5%とかなり低い数値となっている。...
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習近平夫妻、北朝鮮の友好芸術団を鑑賞・李洙墉団長と会見(1月28日)
1月27日、習近平総書記と彭麗媛夫人は中国を訪問中の朝鮮友好芸術団の公演を鑑賞し、朝鮮友好芸術団の団長である李洙墉国際部長と会見を行った。
会見で習近平総書記は「2018年以来金正恩委員長が4回訪中し、会談を行ったことは、新時代の中朝両党両国関係の発展のための重要な出来事であった。今年は中朝の国交樹立70周年であり、中朝両国は地域と世界の平和と発展、繁栄のために積極的な貢献をすることを両国のコンセンサスとしている」と指摘した。...
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中国ファーウェイ・5G半導体を独自開発(1月25日)
中国通信機器最大手・ファーウェイはきのう、次世代通信規格「5G」向けの半導体を開発したと発表した。
ファーウェイは近く発売する5G対応のスマートフォンに搭載する予定で、米国企業に技術で先行してシェア拡大を狙う。 米中対立が先鋭化するなか、ファーウェイは米国企業などからの半導体調達を減らし、足元で約5割の自給率を7割程度まで高めることを視野に入れている。 中国“ゲノム編集”サルからクローン(1月25日)
中国科学院の神経科学研究所はゲノム編集の技術を使って生まれつき病気のサルを人工的に作ったうえで同じ遺伝情報を持つクローン5匹を誕生させたと発表した。
今回の成果は新しい薬の開発に役立つとしている。 中国では人の受精卵でゲノム編集を行い双子が生まれていたことが今週確認されたばかりで生命倫理に関わる新しい技術をどのようなルールのもとに応用していくべきか改めて議論を呼びそうだ。 「中国情勢」内の検索 |