米国カリフォルニア州・大統領選挙で郵送投票も認める(5月10日)
米国西部・カリフォルニア州は、今年11月の米国大統領選挙について、新型コロナウイルスの感染が収まっていなくても安全に投票できるようにするため、州内の有権者全員に投票用紙を送り、郵送での投票も認めると発表した。
カリフォルニア州・ニューサム知事は4日、大統領選挙について、約2000万人の有権者全員に投票用紙を送付し、有権者は郵送するか投票所で1票を投じるかを選べるようにすると発表した。
ニューサム知事は「投票する権利は我々の民主主義の基礎だ。...
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米国西部・カリフォルニア州は、今年11月の米国大統領選挙について、新型コロナウイルスの感染が収まっていなくても安全に投票できるようにするため、州内の有権者全員に投票用紙を送り、郵送での投票も認めると発表した。
カリフォルニア州・ニューサム知事は4日、大統領選挙について、約2000万人の有権者全員に投票用紙を送付し、有権者は郵送するか投票所で1票を投じるかを選べるようにすると発表した。
ニューサム知事は「投票する権利は我々の民主主義の基礎だ。一方で健康上のリスクが強いられることがあってはならない」と述べ、新型コロナウイルスの感染が収まっていなくても安全に投票できるようにする必要があると強調した。
これについて地元メディアは、投票用紙が本物だと識別できるための仕組みや、英語が十分にできない有権者への啓発活動などが課題になりそうだと指摘した。
大統領選挙で郵送による投票を認める動きは、ほかの州にも広がる可能性があるが、再選を目指すトランプ大統領は「不正が増えることになる」と懸念を示している。
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新型コロナ起源は武漢研究所・トランプ“確信”(5月4日)
トランプ大統領は、新型コロナウイルスの起源が中国・武漢のウイルス研究所である詳しい証拠については「言えない、それを言うことが許されていない」と語った。
WHO・マイクライアンは「多くの科学者に何度も聞いているが、ウイルスは自然起源だと確信している」と述べている。WHOは武漢の研究所との関連性の有無は明言していない。
トランプ政権に独自のパイプを持つ研究者は「米国当局の関係者の話を聞くと米国の中で武漢の研究所が怪しいという認識は相当広まっている。...
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トランプ大統領は、新型コロナウイルスの起源が中国・武漢のウイルス研究所である詳しい証拠については「言えない、それを言うことが許されていない」と語った。
WHO・マイクライアンは「多くの科学者に何度も聞いているが、ウイルスは自然起源だと確信している」と述べている。WHOは武漢の研究所との関連性の有無は明言していない。
トランプ政権に独自のパイプを持つ研究者は「米国当局の関係者の話を聞くと米国の中で武漢の研究所が怪しいという認識は相当広まっている。ただ状況証拠はあるが物証は全く見つからないというのが実情」「ウイルス研究所が雲南省からウイルスを武漢に持ってきて何らかのミス、事故で広まったと考えるのが自然であるという認識」ではないかとコメントしている。。
ポンペオ国務長官は「武漢の研究所が新型コロナの起源だとの多くの証拠がある」と述べ、米国・国家情報長官室は「(新型コロナウイルスについて)人工的なものではなく、遺伝子操作されたものでもない」などとする声明を発表した。
動物との接触か武漢の研究所での事故の結果か厳格な調査を続けるとしている。ウォールストリートジャーナルによると、米国当局がテキサス大学と武漢の研究所との関係を調査し、武漢の研究所などからの物品や記録を提出するよう求めている。
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米国・ワープスピードオペレーション・ワクチン開発のスピードを加速化(5月1日)
ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策チームが「治療薬『レムデシビル』が有望」と発表してから一日も経たないうちにトランプ大統領はワクチン開発について、ワープスピードオペレーションを打ち出した。ワクチン開発のスピードを加速化させる計画。
トランプ大統領は「かつて見たことのないスピードでワクチンを開発する。政府、軍、民間製薬会社が協力し、2021年1月までに大量のワクチンを用意する」と述べた。
ファウチ博士は計画の実効性について聞かれ「有効かどうかの答えが出る前に生産を始める。...
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ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策チームが「治療薬『レムデシビル』が有望」と発表してから一日も経たないうちにトランプ大統領はワクチン開発について、ワープスピードオペレーションを打ち出した。ワクチン開発のスピードを加速化させる計画。
トランプ大統領は「かつて見たことのないスピードでワクチンを開発する。政府、軍、民間製薬会社が協力し、2021年1月までに大量のワクチンを用意する」と述べた。
ファウチ博士は計画の実効性について聞かれ「有効かどうかの答えが出る前に生産を始める。リスクを取っていく」と述べた。
メイヨークリニックを訪問し、マスクを着用せず非難を受けた副大統領は今回マスクを着用し、人工呼吸器の工場を訪問した。
国家情報長官は30日、「新型コロナウイルスは人工のものではなく、遺伝子操作されたものでもないという幅広く科学的に認められている見方に同意する」との声明を出し、「中国・武漢の研究所での事故が原因なのか、今後も調査する」としている。
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「レムデシビル」緊急使用・米国“迅速に手続き”(5月1日)
新型コロナウイルスに効果があるか研究が進められている薬「レムデシビル」について、米国のFDA(食品医薬品局)は、患者への使用に向けて迅速に手続きを進める方針を示し、米国では近く緊急使用が認められるという見方が強まっている。
レムデシビルはエボラ出血熱の治療のために開発が進められてきた薬で、29日には米国のNIH(国立衛生研究所)が新型コロナウイルスの患者への治療効果などを調べる臨床試験の一部を分析した結果、患者の回復を早めることが確認されたと発表した。...
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新型コロナウイルスに効果があるか研究が進められている薬「レムデシビル」について、米国のFDA(食品医薬品局)は、患者への使用に向けて迅速に手続きを進める方針を示し、米国では近く緊急使用が認められるという見方が強まっている。
レムデシビルはエボラ出血熱の治療のために開発が進められてきた薬で、29日には米国のNIH(国立衛生研究所)が新型コロナウイルスの患者への治療効果などを調べる臨床試験の一部を分析した結果、患者の回復を早めることが確認されたと発表した。
FDA・スティーブンハーン局長は30日、「どのような患者に投与するのが適切か見極めるため、試験結果全体を見たい」とした上で、「患者への使用に向け、最速で動いている」と述べ、迅速に手続きを進める考えを示した。
NIH・アンソニーファウチ博士も「手続きは早く進むだろう」と述べた。米国・トランプ大統領も「とても前向きな動きだ」と述べている。
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トランプ大統領・武漢の研究所から広がった可能性(5月1日)
米国・トランプ大統領は、新型コロナウイルスの発生源に関して中国の武漢にある研究所から広がった可能性があるという認識を明らかにした。
トランプ大統領は30日、記者団から武漢の研究所が発生源だと示すものを見たのか問われると「見た」と述べ、その可能性があるという認識を明らかにした。
これに先立って米国の情報機関を統括する国家情報長官室が声明を出し、発生源に関してウイルスに感染した動物との接触か、武漢の研究所での事故が原因なのか判断するため情報を今後も精査していくとしている。...
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米国・トランプ大統領は、新型コロナウイルスの発生源に関して中国の武漢にある研究所から広がった可能性があるという認識を明らかにした。
トランプ大統領は30日、記者団から武漢の研究所が発生源だと示すものを見たのか問われると「見た」と述べ、その可能性があるという認識を明らかにした。
これに先立って米国の情報機関を統括する国家情報長官室が声明を出し、発生源に関してウイルスに感染した動物との接触か、武漢の研究所での事故が原因なのか判断するため情報を今後も精査していくとしている。
米国ではトランプ大統領の初動の対応や発言への批判が根強くある一方、与党共和党からは中国政府の責任を明確にすべきだという声が高まっていて、ポンペイオ国務長官らが情報機関に発生源が武漢の研究所だという証拠を探すよう、働きかけたと伝えられている。これに対し中国政府は繰り返し否定しているが、トランプ大統領としては、批判の矛先を中国に向けたい思惑もあると見られ、メディアは情報機関の間でウイルスの発生源の情報が政治的な道具に利用されるという懸念が出ていると報じている。
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