米国トランプ大統領・ホワイトハウスで演説へ・懸念の声も(10月10日)
米国のホワイトハウスはトランプ大統領が10日、ホワイトハウスの庭で演説を行うと発表した。
また、トランプ大統領の陣営は12日にフロリダ州で選挙集会を開き大統領が演説を行うと発表し、今月2日以降、中断していた選挙活動を再開させる方針を示した。
米国メディアは、10日の演説は支持者ら数百人を前にトランプ大統領がバルコニーから行うと伝えている。
ホワイトハウスでは先月、連邦最高裁判事の指名を発表する会見が行われた際、参加者の間で集団感染が起きたと指摘されていて、再び感染が広がらないか懸念する声も上がっている。...
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米国のホワイトハウスはトランプ大統領が10日、ホワイトハウスの庭で演説を行うと発表した。
また、トランプ大統領の陣営は12日にフロリダ州で選挙集会を開き大統領が演説を行うと発表し、今月2日以降、中断していた選挙活動を再開させる方針を示した。
米国メディアは、10日の演説は支持者ら数百人を前にトランプ大統領がバルコニーから行うと伝えている。
ホワイトハウスでは先月、連邦最高裁判事の指名を発表する会見が行われた際、参加者の間で集団感染が起きたと指摘されていて、再び感染が広がらないか懸念する声も上がっている。
一方、来週15日に予定されていた2回目のテレビ討論会は、両陣営がやり方を巡って対立したことから、急きょ中止となり、今月22日が最後の討論会になることが決まった。
大統領選挙が来月に迫る中、ツイッターは選挙に関する誤った情報が拡散しないよう対策を強化している。
投稿を転載するリツイートと呼ばれる機能を今月20日から少なくとも来月上旬までの間、全世界で制限すると発表した。
このほか、選挙結果が確定する前に勝利を主張する投稿にはラベルを表示するほか、暴力的な行動によって選挙妨害をあおる投稿は削除するとしている。
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第2回TV討論はオンライン・トランプ大統領は参加拒否(10月9日)
米国大統領選に向けた来週の第2回討論会を、オンライン形式で行うと実行委員会が発表した。
トランプ大統領は、参加を拒否する意向を明らかにしている。
テレビ討論会の実行委員会は、来週15日にフロリダ州で予定していた第2回の討論会を「関係者の健康と安全を守るため」として、オンライン形式で行うと発表した。
これを受け、トランプ大統領は「オンラインの討論で時間を無駄にしたくない」と述べ、拒否する意向を表明した。...
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米国大統領選に向けた来週の第2回討論会を、オンライン形式で行うと実行委員会が発表した。
トランプ大統領は、参加を拒否する意向を明らかにしている。
テレビ討論会の実行委員会は、来週15日にフロリダ州で予定していた第2回の討論会を「関係者の健康と安全を守るため」として、オンライン形式で行うと発表した。
これを受け、トランプ大統領は「オンラインの討論で時間を無駄にしたくない」と述べ、拒否する意向を表明した。
その後、トランプ陣営も「オンライン開催なら、代わりに選挙集会を再開する」との声明を出したほか、第2回、第3回の討論会をそれぞれ1週間延期し、今月22日と29日に開催することなどを提案した。
一方のバイデン陣営はオンライン形式の開催を受け入れる、としたうえで、「日程はトランプ大統領が決めるものではない」と反発している。
一方、トランプ大統領は、最新のメッセージ動画をツイッターで公開した。ツイッターでトランプ大統領は「我々は高齢者を守る。脆弱な存在にはしない」と述べている。
また、トランプ大統領は、自身が使った未承認の抗ウイルス薬を「無償で提供したい」などと述べている。
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トランプ大統領・最新情報・体調は?そして・・・(10月7日)
新型コロナウイルスに感染して入院し、入院から丸3日となった5日、体調が回復したとして退院したトランプ大統領だが、ホワイトハウス到着後はバルコニーでマスクを外しポーズをとって体調の改善をアピールした。
入院から3日での退院について、一部メディアでは大統領は再びウイルスを軽視していると批判もでている。
さらに専門家は今後も油断すべきではないとした。
一方、ホワイトハウス6日、最新となる主治医の報告を公表し「6日午前の診察では症状はなく血液中の酸素濃度は95%~97%で体調は安定している。...
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新型コロナウイルスに感染して入院し、入院から丸3日となった5日、体調が回復したとして退院したトランプ大統領だが、ホワイトハウス到着後はバルコニーでマスクを外しポーズをとって体調の改善をアピールした。
入院から3日での退院について、一部メディアでは大統領は再びウイルスを軽視していると批判もでている。
さらに専門家は今後も油断すべきではないとした。
一方、ホワイトハウス6日、最新となる主治医の報告を公表し「6日午前の診察では症状はなく血液中の酸素濃度は95%~97%で体調は安定している。大統領の体調は全体的に見て引き続き極めて良好だ」としている。
今後ホワイトハウスで隔離措置を取りながら執務を続けるとみられている。
ホワイトハウスでは先週から今週にかけて10人以上が検査で陽性と確認された。
米国国防総省は沿岸警備隊幹部に陽性反応が出たことを受けて、軍の制服組トップ、統合参謀本部議長や各軍の幹部が自主隔離に入ったと明らかにした。
トランプ大統領はツイッターで“15日のテレビ討論会を楽しみにしている”と参加する考えを明らかにした。
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トランプ大統領が退院(10月6日)
新型コロナウイルスに感染した米国・トランプ大統領は、入院していた病院を退院した。
大統領の医師団は「トランプ大統領は問題なく退院できる水準にまで回復した」との見解を示した。
大統領周辺で陽性と確認されたのはトランプ大統領夫妻含め少なくとも12人に上っている。
米国のメディアはこのほかにもホワイトハウス勤務の複数の職員の陽性が確認されていると報じている。
トランプ大統領・新型コロナに感染とその影響(10月5日)
大統領選まであと1か月というタイミングで、トランプ大統領の新型コロナへの感染が明らかになった。今後数日間、トランプ大統領は軍の医療施設に入院するという。激戦州での集会を開催し巻き返しを図ろうとしていた矢先だけに、トランプ陣営にとっては大きな痛手ともいわれている。大統領の入院という権力の空白時期を敵対勢力が利用する懸念がないのかについてポンペオ国務長官は「世界に悪党や悪者はいるが、米国には十分に準備ができている」と述べた。...
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大統領選まであと1か月というタイミングで、トランプ大統領の新型コロナへの感染が明らかになった。今後数日間、トランプ大統領は軍の医療施設に入院するという。激戦州での集会を開催し巻き返しを図ろうとしていた矢先だけに、トランプ陣営にとっては大きな痛手ともいわれている。大統領の入院という権力の空白時期を敵対勢力が利用する懸念がないのかについてポンペオ国務長官は「世界に悪党や悪者はいるが、米国には十分に準備ができている」と述べた。
現在までのところ激戦州では、バイデンがトランプをいずれもリードしている。その差はペンシルバニアで5.7ポイント、ウイスコンシンで5.5ポイント、ミシガンでは5.2ポイント、アリゾナでは3ポイント、フロリダで1.1ポイント、ノースカロライナでは僅かに0.5ポイントとなっている。
現時点では15日に予定されている第二回目のテレビ討論会への参加も微妙な情勢と言われている。経済を重視するトランプ大統領に対し、コロナ対応を重視する姿勢を示しているバイデン候補、2人の姿勢とは、はっきりと分かれている。仮に最高度の治療を受けたトランプ大統領が早期に退院し、第二回テレビ討論会で「コロナはたいしたことがない」と主張し、経済対策の必要性を訴えていくという戦術をとれれば情勢はトランプ有利に傾くかもしれない。
ピューリサーチセンターの世論調査によるとトランプ大統領の支持者のうち郵便投票を行う有権者は約17%で、バイデン候補の支持者では約58%という数字が出ている。この流れからすると、11月3日の開票速報値の段階ではトランプ優勢となり、その後、郵便投票の結果が判明してくるに従ってバイデンが有利となってくる展開が予想される。トランプ大統領はこうした場合も想定し、その為の布石として、最高裁判事人事で亡くなったギンズバーグ判事の後任に保守派・バレット判事を任命した。バレットが最高裁に入れば全9人の判事の内、6人が保守派となりトランプに有利な流れを作ることができる。ただし、トランプが法廷闘争で勝つためには最低でもフロリダ、ノースカロライナ、アリゾナなどの接戦州は抑えておく必要がある。
メディアは「史上最悪の討論会」などと評価したが、米国大統領選挙で混乱を生じれば不測の事態を生じさせるリスクを高めてしまう可能性がある。
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