仏政府は、中国市場への進出増加が期待できる分野として、家禽肉や都市インフラ分野や再生可能エネルギー分野と考えて中国と交渉を進めてきた。...

仏政府は、中国市場への進出増加が期待できる分野として、家禽肉や都市インフラ分野や再生可能エネルギー分野と考えて中国と交渉を進めてきた。

仏としては今回の合意で、仏の畜産農業の発展やフランス電力公社（EDF）などの仏企業が活躍の場が中国で広がることを期待している。

仏中の文化交流の要として、今年の秋、上海のポンピドーセンター開館の正式契約を今回の中国主席訪問を機に締結する。これは仏中の国交開始後、55年目を記念して行うという。

地球温暖化対策に関しては、仏は中国のこれまでの温暖化ガス排出規制の目標達成努力を評価する一方、2015年のパリ合意で定めた、2020年の温暖化ガス排出規制目標をより厳しく設定するように中国に要求するという。