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【Globali】
ポール・マナフォート被告に有罪判決、ロシア疑惑関連者で初(2018/08/22)
バージニア州の連邦地裁は今月21日、トランプ陣営で選対本部長を務めたポール・マナフォート被告に対し、8つの罪について有罪判決を下した。一連のロシア疑惑に関する特別検察官ロバート・モラー氏の捜査の中では初の有罪となる。今回起訴されたのは脱税や海外口座の報告を怠った罪など18の罪状だが、そのうち8つの罪状について有罪となり、残りの10の容疑については意見不一致のため判事が審理無効を言い渡した。これらについては今月29日までに再審を行うかどうか検察側が判断する。...
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バージニア州の連邦地裁は今月21日、トランプ陣営で選対本部長を務めたポール・マナフォート被告に対し、8つの罪について有罪判決を下した。一連のロシア疑惑に関する特別検察官ロバート・モラー氏の捜査の中では初の有罪となる。今回起訴されたのは脱税や海外口座の報告を怠った罪など18の罪状だが、そのうち8つの罪状について有罪となり、残りの10の容疑については意見不一致のため判事が審理無効を言い渡した。これらについては今月29日までに再審を行うかどうか検察側が判断する。
マナフォート被告は2016年の大統領選時のトランプ陣営とロシアとの干渉疑惑を巡って、モラー氏の捜査を受けていたが、今回起訴された罪状の中に関連するものは含まれておらず、トランプ陣営をサポートする以前の活動に関することが中心となった。
この件についてドナルド・トランプ米大統領は「魔女狩り」と表現し、不快感をあらわにした。同氏は「私には関係しないが、非常に悲しいこと」「捜査がロシア疑惑から始まっているが、全く関係ない」と述べた。
マナフォート被告の量刑言い渡しの日はまだ決まっていないが、銀行詐欺などの罪は最大で80年の禁錮刑になる。ただ専門家は実際の刑期は10年程度にとどまるのではないかと見ているという。
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