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【Globali】
ポンペオ米国務長官、完全非核化まで北朝鮮の経済制裁解除は行わないと明言(2018/06/15)
ポンペオ氏は、今月14日に韓国・ソウルで韓国の康京和外相、日本の河野太郎外相と会談を行い、北朝鮮の非核化に向け三者が連携していくことを改めて確認した。会談後の共同記者会見でポンペオ氏は北朝鮮の経済解除について、「完全な非核化が実現した後に制裁解除を行うということをトランプ大統領も明確にしている」「大統領は初めからそう言っているし、金委員長にも改めてそう伝えている。先日の会談後の記者会見でもそう話していた」と強調した。...
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ポンペオ氏は、今月14日に韓国・ソウルで韓国の康京和外相、日本の河野太郎外相と会談を行い、北朝鮮の非核化に向け三者が連携していくことを改めて確認した。会談後の共同記者会見でポンペオ氏は北朝鮮の経済解除について、「完全な非核化が実現した後に制裁解除を行うということをトランプ大統領も明確にしている」「大統領は初めからそう言っているし、金委員長にも改めてそう伝えている。先日の会談後の記者会見でもそう話していた」と強調した。
トランプ米大統領は今月12日に行われた米朝首脳会談後の会見で、「核がもはや問題ではないと確認できた時点で経済制裁を解除することになるだろう。制裁は大きな役割を果たしているが、そうなった場合は解除する」「科学的には多くの時間を要するだろう。だがそれもまもなく始まるだろう」などと話していた。トランプ氏は核の専門家とも話して非核化のプロセスが20%以上になるともう戻れなくなると考えていると説明していた。ただ、米朝で交わされた合意文書は具体性に欠けるとして批判も多い。
また、北朝鮮は会談後、国営・朝鮮中央通信を通じて「非核化の実現に向けて、段階的に、同時並行的な行動原則に従うことが重要との認識を共有した」と報じており、北朝鮮が非核化を完了する前にトランプ氏が譲歩することを示唆した。しかし、これに対しポンペオ氏は報道を否定。米国が引き続き、非核化に対し「完全で検証可能、不可逆的な達成を強く望む」としている。
ポンペオ氏は日米韓の同盟関係について「揺るぎないもの」だと述べている。
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