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2024年05月18日(土)
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【Globali】
 

米大統領選挙-共和党はトランプ候補で決まりか?(2016/03/03)

3月1日に米国の11州と1地域で行われた大統領選挙の予備選挙と党員集会の結果は、事前の予想通り、民主党クリントン候補、共和党トランプ候補がそれぞれ過半の州で勝利して各党の指名獲得へ大きく前進したと報じられている。

過激な発言を繰り返していたので、最初の段階ではそのうち消え去る泡沫候補ではないかと思われていた共和党のトランプ候補が大きく支持を集めていることについては、米国の大きな変化を感じざるを得ない。

ここに至っては、トランプ候補が指名を獲得する可能性が高まったと考えるのが順当だと思われるが、いわゆるエスタブリッシュメントと言われる米国財界の共和党支持層は、何とかトランプ候補の指名獲得を阻止したいと未だ諦めていないようである。

3月3日付『ブルームバーグポリティクス』は、「共和党資金提供者、トランプ阻止を諦めず」という見出しで、共和党のエスタブリッシュメントは引き続きトランプ候補を止める方向で動いているもようだと伝えている。ある財界人は、これまでジェブブッシュ候補とケーシック候補を応援して来たが、若しトランプ候補が指名されたら、党がハイジャックされたようなもので今年は共和党への寄付は行わないし、民主党のクリントン候補に投票するだろうと言っていると伝えている。...
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米国景気への懸念を和らげる景気指標出る(2016/03/02)

年初からの中国経済への不安と原油価格下落は、昨年12月に漸くゼロ金利から金利を引上げて順調に回復軌道を走るかと思われていた米国経済に暗い影を落とし、悲観的な見方まで生じ始めていたが、3月1日に発表されたいくつかの経済指標でその懸念が少し和らいで来た。
米国サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の製造業景況感指数は49.5と市場の事前予想48.5を上回り、2ヶ月連続で上昇した。引き続き景気拡大と悪化の境目となる50を下回っているが、底入れの兆しと受け止められている。

また、2月の新車販売台数は前年同月比6.9%増の134万台で2月としては2001年以来の高水準であった。1月は降雪等もあって前年比減少となったが、2月はアメリカンフットボールの祭典スーパーボウル中継時のTVコマーシャルとガソリン安の効果で大幅な伸びとなった。

これだけで米国の景気は大丈夫だろうとまでは言えないだろうが、米国の金融政策を決定する連邦準備理事会(FRB)が最も重要視する景気指標である雇用統計が今週4日に発表されるのでこれも併せて注目したい。

なお、1日中国の景気指標である2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が中国国家統計局から発表されたが1月から0.4悪化して49.0となった。これは4年3ヶ月ぶりの低水準となる。

3月1日付『USニューズアンドワールドレポート』(AP通信引用)は、「世界経済が弱まる中、2月米中製造業活動低下」という見出しで、両国での景気指標がいずれも50を割ったので活動低下と報じた。しかし、米国に関しては9月以来の高さであり底入れした可能性があるというエコノミストの見方も報じている。

3月1日付『CBSニューズ』は、「米国景気軽快な足取り」という見出しで、最近のいくつかの景気指標は米国の景気が改善していること示唆していると報じた。...
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