女の子の名前で「メラニア」が急上昇(2018/05/16)
アメリカの女の子の名前人気ランキングで、2016年にドナルド・トランプ大統領の大統領選挙勝利でファーストレディとなった「メラニア」が急上昇を見せているという。一方、トランプ大統領の「ドナルド」は特に人気に変化はないという。
5月13日付米国
『FOX』は「メラニアが女の子の名前として急上昇」との見出しで以下のように報道している。
ファーストレディはトレンドを生む。メラニアのスター性によりその名前の人気は急上昇し、 社会保障局の命名ランキングでは、720も順位がアップした。
夫が大統領に就任したばかりの2016年、「メラニア」は1650位だったが、2017年930位に飛躍、急上昇した名前のトップ5に入っている。...
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5月13日付米国
『FOX』は「メラニアが女の子の名前として急上昇」との見出しで以下のように報道している。
ファーストレディはトレンドを生む。メラニアのスター性によりその名前の人気は急上昇し、 社会保障局の命名ランキングでは、720も順位がアップした。
夫が大統領に就任したばかりの2016年、「メラニア」は1650位だったが、2017年930位に飛躍、急上昇した名前のトップ5に入っている。
誰もトランプが勝利するとは予想しなかった大統領選挙の9か月前に生まれた2歳のミラニア(Milania)という名前の女の子の父親は、ミラノと似ているせいもあり、周りに変に説明を求められるという。「外で大声で名前で呼ぶのをためらってしまう。良い大統領だが、子どもは今後ずっとこの名前と付き合っていかなければならないので大変だ。」と述べている。
5月15日付英国『ガーディアン』は「メラニア・トランプとアレクサが人気の名前として急上昇中」との見出しで以下のように報道している。
米国社会保障局が発表した命名ランキングによると、2017年のアメリカ命名された人気の名前はEmmaとLiamであったという。だが面白いことに、女の子の名前としてメラニア(Melania)が720位も急上昇し、トップ1000に初めてランクインしたという。恐らく、頑固なトランプの国民らが、ファーストレディにちなんでつけているのであろう。
一方で「ドナルド(Donald)」という名前は急上昇などしていない。恐らくはリベラル派が「おじいさんはドナルド・ドナルドソンと呼ばれていたのだけど(名前を継がせられなくて)ごめんなさい」と言っているのかもしれない。
一方、1985年から「アレクサ(Alexa)」が女の子の人気の名前に入っており、ほぼ毎年順位を上げ続け、2006年にはトップ40に入った。しかし、2015年、ユーザーが「アレクサ(Alexa)」と呼びかけなければならない「アマゾンエコーが発売されると、順位は下降し今は65位だ。AIに話しかけられる名前だと将来からかわれるのを懸念した親たちはその名前を付けるのを躊躇したようだ。
命名の問題は、他の事を連想させてしまう点であり、2024年には、EmmaとLiamにも悪いイメージが付くような社会の出来事が起きるかもしれない。
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米朝会談に対する米高官の反応(2018/03/12)
先週木曜、トランプ米大統領が5月までに北朝鮮の金正恩委員長の招待を受け会談することを決めた。これが実現すれば北との会談をした初の米国大統領となる。トランプ氏の急な申し入れに対し動揺が走っている。スティーブン・ムニューシン財務長官やマイク・ポンペオCIA長官は「会談までの期間、軍事的及び経済制裁で圧力をかけ続ける」としている。会談の候補地は韓国の板門店またはスウェーデン、スイス、中国が挙がっているという。
3月11日付
『ロイター通信』は「ただの演出ではない、と米高官が米朝会談を説明」との見出しで以下のように報道している。
米高官が米朝会談を決めたトランプ大統領の決定を擁護。ただの演出でも北朝鮮への譲歩でもないと強調した。マイク・ポンペオCIA長官はFOXニュースで「大統領は問題を解決しようとしているのだ。会談は、朝鮮半島の非核化を目的とするもの。」とし、ムニューシン財務大臣とポンペオ氏は、「会談に先立ち、北朝鮮が核開発やミサイル試射を辞めることを期待する」と述べている。...
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3月11日付
『ロイター通信』は「ただの演出ではない、と米高官が米朝会談を説明」との見出しで以下のように報道している。
米高官が米朝会談を決めたトランプ大統領の決定を擁護。ただの演出でも北朝鮮への譲歩でもないと強調した。マイク・ポンペオCIA長官はFOXニュースで「大統領は問題を解決しようとしているのだ。会談は、朝鮮半島の非核化を目的とするもの。」とし、ムニューシン財務大臣とポンペオ氏は、「会談に先立ち、北朝鮮が核開発やミサイル試射を辞めることを期待する」と述べている。
会談交渉で北朝鮮の申し出を仲介した韓国は日曜、これに関する協議のため中国と日本を訪問する予定であることを発表。また、中国の国営メディアは土曜、中国が緊張緩和に一躍買うと報道。これを受けトランプ大統領は「中国は引き続き頼りになる」とツイート。
北朝鮮の歴代指導者は米国大統領との直接会談を目指してきたが、核や人権問題で実現には至らなかった。
米国内からは、民主党のみならず共和党からも米国は会談の前に譲歩を得るべきだとの意見がある。民主党のウォーレン上院議員はニュース番組で、「北朝鮮は報酬を得る前に核開発に関する確実な変化の証拠を見せるべきだと我々は考える。」とし、北朝鮮がトランプを利用するのでないかと懸念を示した。ポンペオ氏とムニューシン氏は「会談までの期間、北に対し妥協はせず、軍事的及び経済制裁で圧力をかけ続ける。」と述べている。
同日付英国『BBC』は「米朝会談:米国は“リスクを理解”と諜報機関長官」との見出しで以下のように報道している。
ポンぺオCIA長官が、米朝会談を決めたトランプ大統領の決定を擁護し、大統領はリスクを理解していると述べている。一方、批評家は会談が失敗すれば、両国の立場は更に悪化すると懸念している。
ポンペオ氏はCBSに対し、政権の目は北朝鮮との交渉課題に対し「見開いている」、北朝鮮が会談に臨む理由は米国主導の制裁が効果が出ているためで、「以前はこれほど経済的な危機に陥ったことはない。統率力に息づまっているのだ」と述べている。
また、ムニューシン財務相は、米朝会談の「明確な」目的は核兵器開発を辞めさせることだと強調。
一方、会談に懸念の声もあり、ガードナー(共)上院議員は、「会談前に確たる非核化の実証が欲しい」とし、フレーク(共)上院議員は、そもそも非核化が本当の目的なのか疑わしいとしている。
土曜ペンシルバニアで開かれた政治集会で、トランプ氏は支持者らに向かって北朝鮮は「和平」を望んでいると信じていると述べた。だが、「核開発で進展が見られないようなら会談を早急に立ち去る」とも述べている。
韓国メディアによると、韓国大統領府は北朝鮮との境界線にある、板門店が有力な候補地であると報道している。また、スウェーデン、スイス、中国も候補地として挙がっている。
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