韓国、岸田首相の奉納に抗議(2024/04/22)
韓国外務省が、閣僚の靖国神社への奉納に遺憾の意を表していると報じられている。
4月21日付
『ロイター通信』:「韓国、総理の靖国神社への奉納に抗議」:
韓国は21日、岸田総理の靖国神社奉納に「深く失望」したとし、過去の戦争への悔恨の意を表するよう求めた。
過去総理大臣の奉納は二国間の抗議につながった経緯がある。韓国外務省は声明で、日本の閣僚が再び参拝したことに「政府は深い失望と遺憾の意を表する」とし、「歴史を直視し、謙虚な反省と悔恨」をすべきで、これが「二国間の関係改善への重要な土台となる」としている。...
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4月21日付
『ロイター通信』:「韓国、総理の靖国神社への奉納に抗議」:
韓国は21日、岸田総理の靖国神社奉納に「深く失望」したとし、過去の戦争への悔恨の意を表するよう求めた。
過去総理大臣の奉納は二国間の抗議につながった経緯がある。韓国外務省は声明で、日本の閣僚が再び参拝したことに「政府は深い失望と遺憾の意を表する」とし、「歴史を直視し、謙虚な反省と悔恨」をすべきで、これが「二国間の関係改善への重要な土台となる」としている。
2022年にユン・ソンニョル大統領が就任し、日米との軍事関係強化を外交政策の優先事項としてから、日韓の関係は緊密になっていた。先週には、日韓の財務大臣が、ジャネット・イェレン米財務相を交え三カ国会合にも出席していた。
同日付英『インディペンデント』:「韓国、岸田総理の神社奉納に”深い失望”」:
韓国や中国から日本の軍国主義のシンボルとみなされている靖国神社に岸田総理が祭事奉納を行ったことを受け、韓国は「深い失望」を表している。
韓国聯合ニュースは、岸田氏が21日、一部閣僚らと奉納を行ったと報じた。総理の名前は直接言及せず、韓国外務省は、侵攻と戦争犯罪を賛美する神社への参拝と奉納を遺憾とした。
閣僚をふくむ日本の首脳らの参拝は、韓国や中国から常に批判されてきた。岸田総理は2021年の就任以降、参拝は避けてきたが、祭事奉納物は納めていた。前回現役の総理が参拝したのは、安倍元総理で2013年に参拝したが、中国、韓国、そして米国までもが抗議するに至った。
同神社は中国と韓国にとって旧日本軍の象徴となっている。戦没者約250万人と極東国際軍事裁判所により戦犯とされた14人が祀られている。
戦争の遺恨をめぐる紛争で緊張が続いている一方、ユン大統領が日米との軍事協力関係の改善方針を行って以来、日韓関係は緊密になっている。
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北朝鮮が非同盟諸国首脳会議に参加(2024/01/22)
アフリカで開催されている国際首脳会議で、北朝鮮は近年の軍事力強化は、米国主導の不安定な安保情勢への対抗策としての自主権行使であると主張し、反米連帯をアピールしている。
1月22日付韓
『KBSワールド』:「防衛強化を自主権の行使だと主張する北朝鮮」:
北朝鮮は、防衛軍事強化は、米国主導の不安定な安保情勢への対抗策としての自主権行使であると主張している。
韓国中央通信社(KCNA)によると22日、北朝鮮のキム・ソンギョン外務次官が、19日と20日にウガンダで開催される非同盟諸国(NAM)サミットで演説をしたという。
演説でキム氏は、「同組織の設立以来歴史は進んだが、国際舞台では力による支配が横行しており、北朝鮮を含む非同盟諸国の自主権や生存権が甚だしく侵害されている」と述べた。...
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1月22日付韓
『KBSワールド』:「防衛強化を自主権の行使だと主張する北朝鮮」:
北朝鮮は、防衛軍事強化は、米国主導の不安定な安保情勢への対抗策としての自主権行使であると主張している。
韓国中央通信社(KCNA)によると22日、北朝鮮のキム・ソンギョン外務次官が、19日と20日にウガンダで開催される非同盟諸国(NAM)サミットで演説をしたという。
演説でキム氏は、「同組織の設立以来歴史は進んだが、国際舞台では力による支配が横行しており、北朝鮮を含む非同盟諸国の自主権や生存権が甚だしく侵害されている」と述べた。
また、「北朝鮮の自主権を守る権利を主張することは、自主権の侵害や国際問題への干渉に抵抗する非同盟運動のイデオロギーと完全に一致している。自立と正義に基づいた新たな国際秩序を築くため、北朝鮮は継続して非同盟諸国の役割を強化を重要視していく」としている。
非同盟諸国(NAM)は120カ国の加盟国から構成され、いかなる主要国のブロックにも加盟していない途上国支援組織。
ウガンダでのサミットに出席するため、北朝鮮からは外務次官ひきいる代表団が13日平壌から出発。21日から23日まで開催される途上国77カ国の意思決定機関「サウスサミット」へも参加する。
同日付韓『聯合ニュース』:「国際会議で北朝鮮が軍事強化を正当化」:
北朝鮮は、ウガンダでの非同盟運動(NAM)首脳会議で、軍事力強化は米国が主導する軍事的対立に対抗した自主権の行使にすぎないと主張したと国営放送が22日報じた。
120カ国からなるNAMは主要国に属さない組織で、北朝鮮の故キム・イルソン氏が20世紀末期、帝国主義への抵抗運動に積極的に参加していた。キムジョンウン氏は昨年末の会合で、米国に対抗した独立、反帝国主義諸国の結束強化を指示していた。
欧州国の外務機関によると、北朝鮮のキム・ソンギョン外務次官が、ベラルーシのセルゲイ・アレイニク外務大臣と会談し、二国間協力の強化策を協議している。
ベラルーシはウクライナ侵攻をめぐりロシアを支援しており、北朝鮮はロシアへ武器供給の見返りに核開発への技術支援を求めているとされる。二国間協議の内容は不明だが、情報筋によると、ベラルーシへの労働者派遣や、ロシアを含めた三カ国協力を協議したとみらている。
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