|
|
|
|
【Globali】
シリアのアサド大統領、北朝鮮の金正恩氏と会談の計画を示唆(2018/06/04)
北朝鮮の国営メディア朝鮮中央通信(KCNA)によると、先月30日に文正男新シリア大使と面会した際に「私は北朝鮮を訪ね、金正恩氏に会うつもりだ」と伝えたという。具体的な日程などは分かっておらず、シリア国内でこのことは報じられていないが、実現すれば北朝鮮にとって初めて国内での首脳会談が行われることとなる。アサド氏は「金正恩氏の優れた政治的手腕と賢明なリーダーシップによって最近もたらされた朝鮮半島の出来事を世界は歓迎する」「朝鮮半島の統一を確実に実現できると確信している」と述べ、「シリア政府は北朝鮮の政策や措置を完全に支持し、両国の友好関係の強化を常に発展させていく」と話した。...
全部読む
北朝鮮の国営メディア朝鮮中央通信(KCNA)によると、先月30日に文正男新シリア大使と面会した際に「私は北朝鮮を訪ね、金正恩氏に会うつもりだ」と伝えたという。具体的な日程などは分かっておらず、シリア国内でこのことは報じられていないが、実現すれば北朝鮮にとって初めて国内での首脳会談が行われることとなる。アサド氏は「金正恩氏の優れた政治的手腕と賢明なリーダーシップによって最近もたらされた朝鮮半島の出来事を世界は歓迎する」「朝鮮半島の統一を確実に実現できると確信している」と述べ、「シリア政府は北朝鮮の政策や措置を完全に支持し、両国の友好関係の強化を常に発展させていく」と話した。
シリアは内戦で、北朝鮮は核兵器開発で国際的な圧力を受けつつも、両国は長年にわたり友好的な関係を築いてきた。1970年代には現アサド大統領の父であるアフェズ・アサド氏と金正恩氏の祖父である金日成氏が会談を行っており、2015年にシリアの首都ダマスカス市内にできた公園には金日成氏にちなんだ名前も付けられている。
過去には国連と韓国が、北朝鮮はシリアに対し、ミサイルや化学兵器などを提供した疑いがあると指摘したが、北朝鮮側はこれを否定している。また2007年にイスラエルが攻撃したシリアの原子力発電所は、北朝鮮によって建設が支援されたとされている。
閉じる
その他の最新記事
|
|