発表された計画は、7項目で構成されており、結婚と同時に対象となる。まずは、初めて結婚する40歳未満の女性の場合、30,000ユーロ(約380万円)のローンを借りることができる。そして、2人目の子供の誕生でローンの3分の1が免除となり、3人目の子供の誕生で完全な返済免除となる。
また、家族用のより大きな車を買うための補助金を申請することが可能となり、2人以上の子供のいる家庭には住宅購入を支援する特別ローンが提供される。...
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発表された計画は、7項目で構成されており、結婚と同時に対象となる。まずは、初めて結婚する40歳未満の女性の場合、30,000ユーロ(約380万円)のローンを借りることができる。そして、2人目の子供の誕生でローンの3分の1が免除となり、3人目の子供の誕生で完全な返済免除となる。
また、家族用のより大きな車を買うための補助金を申請することが可能となり、2人以上の子供のいる家庭には住宅購入を支援する特別ローンが提供される。更には、4人目を生んだ母親には、所得税が生涯免除となる。
首相は、医療制度にもっと費用をかけ、21,000の託児所を創設する予定だとも述べた。
そして、祖父母が親の代わりに孫の面倒を見た場合、保育料を受け取る資格があるとも発表した。
欧州統計局によると、欧州連合全体で出生率が低下し続けている。同統計局のデータによれば、2017年に欧州連合では、前年より9万人減の510万人の赤ちゃんが生まれた。 同じ年の死亡人数は530万人だった。
出生率がなかなか回復しない欧州の中でも、ハンガリーは1.49という最も出生率が低い国の一つとなっている。ついに人口1000万人を下回ったハンガリーは、この10年の間に、より良い給料を求めに西ヨーロッパに行ってしまった約50万人の現役労働者も失っている。
2017年、ハンガリーでは94,600人の出生が登録され、131,900人の死亡が登録された。これは、約37,000人をわずかに超える人口減少に相当する。
『AFP通信社』や『メール オンライン』によると、演説の中で、同首相は、欧州の移民受け入れ政策は、人口減少や出産率の問題に対する「降伏」だと述べ「移民や移住を指示する人々は、それがいかなる理由であれ、混合群の国を作り上げている」と指摘した。
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