JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月02日(木)
最新TV速報
【Globali】
 

大洋州メディア;TPP妥結がもたらすもの(2015/10/07)

10月6日付「世界が見るTPP交渉妥結」の中で触れたとおり、米国、英国、フランスメディアは、中国に対抗する、日米を中心とした経済協定の成立を総じて歓迎しており、韓国メディアも、中国とだけでなく、今からでもTPPに参加すべきと焦りを見せている。一方、大洋州メディアも、豪州、ニュージーランドともに、農産品の輸出市場が大幅に拡大できる道筋が付けられたとして、それぞれ有益な妥結だったと称賛している。

10月6日付『キャンベラ・タイムズ』紙は、「TPP妥結、農産品貿易枠にまだ問題残るも概ね歓迎」との見出しで、「今回のTPP妥結について、取引品目によって優劣があるが、豪州農業界としては総じて歓迎している。すなわち、
① 米:日本向け無関税輸出枠が6千トンと、米国米が獲得した5万トンより遥かに少ないが、日本向けは高級品が主要であり、利益率が良いことから評価する。日本市場を開拓するのに20年掛かっており、その意味では大きな前進と言える。...
全部読む

 

大洋州メディア;日本の景気動向に注目(2015/10/05)

豪州にとって日本は、輸出入貿易額で中国に続く2位で、今年1月には日豪経済連携協定が締結されている。また、ニュージーランドも、中国、豪州、米国に次ぐ4位と、やはり双方にとって重要なパートナーであり、豪州とともに環太平洋戦略的経済協力協定(TPP)の加盟交渉国となっている。従って、両国にとって、日本の景気動向も大変気になるところで、直近の日銀短観や家計消費、求人倍率等の景気指標について両国メディアが伝えている。

10月1日付『ニュージーランド・ヘラルド』紙(『AP通信』記事引用)は、「日銀短観、企業景気見通し悪化」との見出しで、「日本銀行は10月1日、直近四半期の“短観(全国企業短期経済観測調査)”を発表したが、それによると大企業製造業の業況判断は、前回6月に比べて3ポイント悪化した。ただ、大企業非製造業の見通しは2ポイント改善しており、景況感は錯綜している。従って、経済評論家の多くは、日銀による更なる景気刺激策(編注;2013年4月の金融緩和策、2014年10月追加金融緩和策実施)の検討、実施は時期尚早とみている。...
全部読む

その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング