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岸田首相“今月中に1日100万回接種を”(2月7日)
東京都では昨日1万7000人余りの感染が確認され、日曜日としては過去最多となるなど各地で感染拡大が続いている。
昨日の総理大臣公邸では、感染拡大が続く中、岸田総理大臣は松野官房長官の他、後藤厚生労働大臣、山際新型コロナ対策担当大臣、堀内ワクチン接種担当大臣らと対応を協議し、ワクチンの3回目接種を加速する方針を確認した。これを受けて岸田総理大臣は今日、関係閣僚に対し取り組みの強化を指示することにしている。...
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東京都では昨日1万7000人余りの感染が確認され、日曜日としては過去最多となるなど各地で感染拡大が続いている。
昨日の総理大臣公邸では、感染拡大が続く中、岸田総理大臣は松野官房長官の他、後藤厚生労働大臣、山際新型コロナ対策担当大臣、堀内ワクチン接種担当大臣らと対応を協議し、ワクチンの3回目接種を加速する方針を確認した。これを受けて岸田総理大臣は今日、関係閣僚に対し取り組みの強化を指示することにしている。
具体的には、今月中のできるだけ早い時期に1日あたり100万回まで接種をペースアップするよう指示する。自治体や企業に接種目標の達成に向けた協力を要請するよう求めることにしている。学校や保育所での感染が拡大しているという指摘を踏まえ、教職員や保育士などへの積極的な接種促進を働きかけることや、社会機能を維持するため警察官や消防職員への接種を進めるようを求めることにしている。自衛隊による大規模接種会場での接種回数を去年並みの水準まで引き上げることもを求める方針。
ウイルスをめぐって気になる試算結果も出ている。総合研究大学院大学などのグループでは、ウイルスの変異や人の免疫の状態などを数式で分析する数理モデルと呼ばれる手法を使い、新たに登場したウイルスがどう進化するかを試算した。ウイルスは人が免疫を獲得すると押さえ込まれるが、その後、変異を繰り返して免疫をすり抜けるようになる。今回の試算では、この際、短期間で大量に増殖するウイルスの方が変異が起こりやすく、免疫から逃れて感染を広げるのに有利になるという結果になった。ウイルスの増殖力が高まると症状が重くなるとされることから、このグループでは新型コロナのように新しいウイルスでは重い症状を引き起こす変異ウイルスがしばらくの間流行を繰り返す恐れがあるとしている。
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岸田首相・米国バイデン大統領・21日にオンライン形式で会談へ(1月18日)
岸田総理大臣は、オミクロン株の感染が広がる中、調整が難航していた米国のバイデン大統領との会談を今週21日にオンライン形式で行うことになった。
会談では、安全保障、経済、それに地域情勢や地球規模の課題といった共通の重要なテーマについて率直に議論して信頼関係を深め、日米同盟のさらなる強化や自由で開かれたインド太平洋の実現などへの対応に向けて連携の強化を確認する見通しである。
バイデン大統領との会談は、去年11月、気候変動対策の国連の会議COP26の首脳会合で訪れた英国で短時間対面で会談して以来となる。
「聞く力」全開・岸田政権100日の評価は(1月15日)
総理就任から100日を迎え、「めまぐるしく変わる国内外の情勢に機動的に対応しながらスピード感を持って山積する課題にひとつひとつ決断を下し、対応してきた」と話した岸田総理大臣だが、自ら「強みだ」とする「聞く力」を発揮し、課題に対して素早く判断する姿勢を示している印象がある。
去年12月、18歳以下への10万円相当給付をめぐっては当初現金とクーポンで配るとしていたが、クーポン発行に巨額の事務費がかかることに批判が集まると速やかに方針を転換した。...
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総理就任から100日を迎え、「めまぐるしく変わる国内外の情勢に機動的に対応しながらスピード感を持って山積する課題にひとつひとつ決断を下し、対応してきた」と話した岸田総理大臣だが、自ら「強みだ」とする「聞く力」を発揮し、課題に対して素早く判断する姿勢を示している印象がある。
去年12月、18歳以下への10万円相当給付をめぐっては当初現金とクーポンで配るとしていたが、クーポン発行に巨額の事務費がかかることに批判が集まると速やかに方針を転換した。
南アフリカで確認された新型コロナのオミクロン株の感染拡大が伝わると水際対策を強化した。
国土交通省は国際線新規予約の一律停止を要請したが、海外にいる日本人が帰国できなくなるのではないかといった混乱を招くと3日で方針を撤回。他にも3回目のワクチン接種や入試対策など短期間での方針転換が相次いでいて、柔軟な対応を評価する声がある一方「混乱を招いている」という批判もある。
世論調査では去年12月の岸田内閣の支持率はある世論調査によると、65%と10月と比べ上昇している。
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岸田首相・施政方針演説“医療提供体制を強化”(1月13日)
来週召集される通常国会で岸田首相が行う施政方針演説の原案が明らかになった。
新型コロナウイルス対策では、オミクロン株の特性を踏まえ重症者などに主眼を置いて医療提供体制を強化するとしている。
3回目のワクチン接種をめぐり医療関係者や高齢者への接種の前倒しをさらに加速させ、一般向け接種も前倒しするとしている。
賃上げをめぐり、近年の低下傾向を一気に反転させることへの期待、早期に最低賃金が全国平均で1000円以上となるよう見直しに取り組むと強調している。...
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来週召集される通常国会で岸田首相が行う施政方針演説の原案が明らかになった。
新型コロナウイルス対策では、オミクロン株の特性を踏まえ重症者などに主眼を置いて医療提供体制を強化するとしている。
3回目のワクチン接種をめぐり医療関係者や高齢者への接種の前倒しをさらに加速させ、一般向け接種も前倒しするとしている。
賃上げをめぐり、近年の低下傾向を一気に反転させることへの期待、早期に最低賃金が全国平均で1000円以上となるよう見直しに取り組むと強調している。
さらに2050年カーボンニュートラルの目標実現へ、エネルギー供給構造の変革にとどまらず産業構造、国民の暮らし、地域のあり方など経済社会全体の大変革に取り組むとしている。
外交安全保障を巡り、中国と建設的かつ安定的な関係の構築を目指すとしている。
核軍縮をめぐっては「核兵器のない世界に向けた国際賢人会議」を立ち上げる方針を盛り込んでいる。
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岸田首相・安倍元首相と北朝鮮対応など意見交換(1月12日)
岸田首相は自民党・安倍元首相と会談し、弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応など外交政策をめぐって意見を交わした。
2人が会食したのは去年10月の政権発足後初めてである。
中国やロシアとの2国間関係なども話題に上った。安倍元首相は安定的な皇位継承のあり方をめぐって政府の有識者会議がまとめた報告書について、内容を評価する考えを伝えた。
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