【中国情勢】
東シナ海ガス田開発・中国建設の構造物から炎を確認(10月4日)
東シナ海のガス田開発をめぐり、外務省は、中国が建設した構造物から新たに炎が上がっていることを確認し、一方的な開発の継続は極めて遺憾だとして、中国側に抗議した。
2008年に日中両政府が共同開発することで合意したが、関係する条約の締結交渉は中断したままで、中国側が一方的な開発を進めている。 これを受けて、外務省・船越アジア大洋州局長は、中国大使館・楊宇次席公使に対し、一方的な開発の継続は極めて遺憾だとして電話で抗議するとともに、条約の締結交渉の再開に速やかに応じるよう改めて強く求めた。 人民元・一時約14年8か月ぶり安値(9月28日)
きょうの上海の外国為替市場では世界的にドルを買う動きが進む中で人民元を売る動きが強まって、一時約14年8か月ぶりとなる1ドル7.23人民元台の元安ドル高水準となった。
アジアの通貨ではインドのルピーやフィリピンのペソがこのところドルに対して過去最安値を更新していたが、きょうは人民元安が進む中で中国との経済的な関係が深い韓国やタイなどの通貨も売られる動きが強まっている。 中国・北朝鮮・貨物列車・5か月ぶり運行再開(9月27日)
新型コロナウイルスの影響で運行を停止していた中国と北朝鮮の間を結ぶ貨物列車が、約5か月ぶりに運行を再開した。
北朝鮮は、ロシアとの間の貨物列車についても今月中に運行を再開する見通しを明らかにしていて、経済の立て直しを急いでいるものとみられる。 中国外相・米国経済団体に協力呼びかけ(9月21日)
中国外務省によると、王毅外相は19日、訪問先のニューヨークで、両国の貿易促進を目指す米国の経済団体などの会議に出席した。この中で王外相は、米中関係の現状について、国交樹立以来の低迷した状態にあり、多くの人が、両国が新冷戦になることを懸念していると指摘した。
その上で、両国の経済分野の協力を引き続き強化するという中国の姿勢は明確だとして、「対立ではなく対話、脅迫ではなく、協議を通じて懸案に対処する必要がある。...
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ウクライナ侵攻後初・中ロ首脳対面で会談・結束強化を強調(9月16日)
中国・習近平国家主席とロシア・プーチン大統領は、ロシアがウクライナに軍事侵攻して以降、初めて対面で会談した。
ウクライナや台湾をめぐる問題についても意見を交わし、ともに対立する米国をにらんで、結束を強める姿勢を強調した。 ウズベキスタンで、上海協力機構の首脳会議が開かれるのにあわせて日本時間のきのう会談した。プーチン大統領は「中国のバランスのとれた立場をわれわれは高く評価している」、習近平国家主席は「互いに力強く支持することを願う」と述べた。 「中国情勢」内の検索 |