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バスケBリーグ・年間表彰式をオンライン開催(5月10日)
新型コロナウイルスの影響によりシーズン途中で中止となったプロバスケットボール・Bリーグ。その2019-20シーズンの年間表彰式が8日から3日間にかけてオンラインで実施されている。表彰された選手たちはネットでつながれたビデオカメラから喜びのコメントを発表した。
最優秀新人賞は選手・HCとメディアによる投票で最も得票の多かった富山グラウジーズ・前田悟が受賞。全試合に出場し、ルーキーで最多の472得点を挙げたことなどが評価された。...
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新型コロナウイルスの影響によりシーズン途中で中止となったプロバスケットボール・Bリーグ。その2019-20シーズンの年間表彰式が8日から3日間にかけてオンラインで実施されている。表彰された選手たちはネットでつながれたビデオカメラから喜びのコメントを発表した。
最優秀新人賞は選手・HCとメディアによる投票で最も得票の多かった富山グラウジーズ・前田悟が受賞。全試合に出場し、ルーキーで最多の472得点を挙げたことなどが評価された。また、新人賞ベストファイブには高校3年生ながら特別指定選手として三遠ネオフェニックスでプレーした河村勇輝も選出。「驚いているのが一番の印象」という河村は5月2日に19歳の誕生日を迎えたばかりで、嬉しいバースデープレゼントとなった。
一方、今シーズン限りで現役を引退するレジェンドにも永年の貢献を讃えて、初めて特別功労賞が贈られた。レバンガ北海道・折茂武彦はリーグら日本人最多の通算1万得点を達成し、49歳となったこのシーズンでは選手権社長としてチームのために力を尽くした。ネット上で行われた会見では肺疾患と闘いながら現役を続けていたことも明かされた。表彰式では大学生の息子から労いの手紙が読み上げられるサプライズ演出も。27年間に及ぶ現役生活にピリオドを打ったレジェンドは「今後も、バスケットボール界、Bリーグを応援してほしい」と語った。
(表彰式では10日MVPが発表される予定)。
BリーグはB2からB1への2球団の昇格を決定(信州・広島)。入替戦は行わずに来シーズンのB1は2チーム多い20チームによる東西2カンファレンス編制となる。大河正明チェアマンは、新型コロナウイルスの影響でB1・B2のほとんどのクラブが赤字になる見込みと発表している。来季に向け各クラブは正念場を迎えることとなる。
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海外サッカーL再開へ・国内は緊急融資の動き(5月8日)
緊急事態宣言延長に伴い、中断中のサッカー・Jリーグの再開の日程はさらに延期となる公算が強まっている。判断の時期について村井満チェアマンは「5月23日ごろ」との見解を示しているが、7月以降になるのは確実のようだ。
一方、海外のサッカーリーグでは徐々に再開の動きが出てきている。韓国サッカーのKリーグでは8日から無観客試合で開幕する。ヨーロッパではオランダのようにすでにリーグの打ち切りを決定したところもあるが、ポーランドがいち早く再開の決定を下している(5月29日予定)またドイツも7日、ブンデスリーガを16日に再開することを正式発表。...
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緊急事態宣言延長に伴い、中断中のサッカー・Jリーグの再開の日程はさらに延期となる公算が強まっている。判断の時期について村井満チェアマンは「5月23日ごろ」との見解を示しているが、7月以降になるのは確実のようだ。
一方、海外のサッカーリーグでは徐々に再開の動きが出てきている。韓国サッカーのKリーグでは8日から無観客試合で開幕する。ヨーロッパではオランダのようにすでにリーグの打ち切りを決定したところもあるが、ポーランドがいち早く再開の決定を下している(5月29日予定)またドイツも7日、ブンデスリーガを16日に再開することを正式発表。22万人もの感染者を出しているスペインではリーグの全選手へのウイルス検査を開始。6月からのリーガ・エスパニューラの再開を目指している。
現在、Jリーグをはじめ日本国内のサッカークラブは活動を休止しているところが殆ど。特に地方の小さなクラブはスポンサー集めもままならず、資金繰りに深刻な影響が出てきている。この事態を受け7日、日本サッカー協会は小規模クラブを対象とした新たな融資制度を発表した。「JFAサッカーファミリー支援事業(仮称)」の対象はJリーグ、JFL、なでしこリーグの加盟クラブで、クラブ存続のために30万円から最大500万円を融資する緊急的な財政支援を行うものだ。融資は無利子無担保で返済期間は最長10年。一部返済免除もあるとしている。
「小さなクラブから悲鳴があがっている。一刻も早くこの事業をスタートさせたい」(日本サッカー協会会長・田島幸三)是非とも早急な対応で地域のサッカー文化を守ってもらいたい。
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スケート&スキー界から動画メッセージが発信(5月7日)
日本のトップスケーターからSNSを使ったメッセージが次々に発信されている。日本スケート連盟では選手たちの近況を紹介する動画を制作。公式ツイッターでそれぞれの思いを送った。
フィギュアの紀平梨花は「トレーニングをしたり、掃除をしたり充実した毎日を送っています」と報告。世界選手権で挑戦を予定していた4回転サルコウを成功させた練習時の動画を公開した。一方、宮原知子はインラインスケートを楽しむ姿を公開したほか、樋口新葉はトランペットを演奏するなど普段は見られない一面を披露してくれた。...
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日本のトップスケーターからSNSを使ったメッセージが次々に発信されている。日本スケート連盟では選手たちの近況を紹介する動画を制作。公式ツイッターでそれぞれの思いを送った。
フィギュアの紀平梨花は「トレーニングをしたり、掃除をしたり充実した毎日を送っています」と報告。世界選手権で挑戦を予定していた4回転サルコウを成功させた練習時の動画を公開した。一方、宮原知子はインラインスケートを楽しむ姿を公開したほか、樋口新葉はトランペットを演奏するなど普段は見られない一面を披露してくれた。また、スピードスケートの加藤条治は室内でのトレーニング動画を紹介している。
「2011年3月11日から今までの僕とプログラムの道のりです」と語ったのは羽生結弦。動画の大トリに登場し、東日本大震災以降9年間で挑戦した17演目の振り付けを実演してくれた。屋内での撮影でジャージ姿ながら演目に合わせ髪形を再現するという凝りよう。全17曲のプログラムの冒頭をメドレー形式でつなげ、新型コロナウイルスへの終息への祈りが込めた動画は「Skate Forward・明るい未来へ」と名付けられている。再生時間は動画は全部で3本、合計311秒となっており東日本大震災への思いも込められているようだ。
ウインタースポーツからもう一題。6日、スキージャンプ・葛西紀明のW杯個人戦出場(569試合)がギネス世界記録に認定された。ツイッター上では認定証授与の様子が公開されている。葛西は記録更新への抱負と共に、新型コロナ感染の影響が世界中に広がるなか「心を一つにして危機を乗り越えましょう」と呼びかけた。
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台湾に続き韓国プロ野球も開幕・NPBは?(5月6日)
世界でいち早くリーグを開幕した台湾プロ野球(CPBL)に続き、韓国プロ野球(KBOL)も5日、約1か月遅れで開幕戦を迎えた。ソウル、大邱などで5試合行われた公式戦はすべて無観客試合。セレモニーは簡略化され、無人の観客席はマスク姿の人の横断幕のほか、ソウル・蚕室野球場では「コロナをぶっ飛ばして優勝しよう」というスローガンも掲げられた。
1日の感染者数が10人程度まで減少した韓国は徐々に経済活動の自粛も緩和し始めているが、プロ野球の開催にあたって、新型コロナウイルス感染防止の対策は入念に行われているようだ。...
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世界でいち早くリーグを開幕した台湾プロ野球(CPBL)に続き、韓国プロ野球(KBOL)も5日、約1か月遅れで開幕戦を迎えた。ソウル、大邱などで5試合行われた公式戦はすべて無観客試合。セレモニーは簡略化され、無人の観客席はマスク姿の人の横断幕のほか、ソウル・蚕室野球場では「コロナをぶっ飛ばして優勝しよう」というスローガンも掲げられた。
1日の感染者数が10人程度まで減少した韓国は徐々に経済活動の自粛も緩和し始めているが、プロ野球の開催にあたって、新型コロナウイルス感染防止の対策は入念に行われているようだ。選手たちは試合中の噛み煙草やつばを吐いたりする行為、素手でのハイタッチなどは禁止。また球場入りした選手以外の関係者には全員マスク着用が義務付けられる。
KBO韓国野球委員会は予定どおりレギュラーシーズン144試合行う計画だが、選手に5人以上感染者出た場合はシーズンを中断する方針だという。一方、先月12日に開幕した台湾プロ野球はここまで31試合を終え、順調に日程を消化してきている。CPBLは5日に対策会議を開き、8日から段階的に観客を入れた試合を解禁することを決定した。まずは最大1000人程度の入場から許可する予定だ。
台湾、韓国両リーグの対応は日本のプロ野球にとっても大きな目安となる。韓国では全日程をこなすためダブルヘッダーを採用。また、すでにオールスター戦の中止を決めている。日本では7月以降に開幕がずれ込むことが必至だが、その時期はオールスター戦2試合が予定されている。NPBの歴史でこれまで球宴が中止になったことはないが果たしてどうなるだろうか。
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大相撲五月場所中止へ・七月場所は東京開催に(5月5日)
今月24日の開催に向けて模索を続けてきた日本相撲協会がついに決断を下した。すでに一部では報道もあったが4日、正式に緊急事態宣言の延長が決まったことを受け、大相撲五月場所を中止することを発表した。本場所の中止は、終戦直後、そして八百長問題で自粛した2011年の三月場所以来3度目のこととなる。
大阪での三月場所は史上初めて無観客で開催。しかし、4月に入り協会内で計7人の感染が判明している状況では、たとえ緊急事態宣言の延長がなくとも、とても開催を強行する環境にはなかったと言える。...
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今月24日の開催に向けて模索を続けてきた日本相撲協会がついに決断を下した。すでに一部では報道もあったが4日、正式に緊急事態宣言の延長が決まったことを受け、大相撲五月場所を中止することを発表した。本場所の中止は、終戦直後、そして八百長問題で自粛した2011年の三月場所以来3度目のこととなる。
大阪での三月場所は史上初めて無観客で開催。しかし、4月に入り協会内で計7人の感染が判明している状況では、たとえ緊急事態宣言の延長がなくとも、とても開催を強行する環境にはなかったと言える。八角理事長は「大相撲をお見せ出来る日が先になってしまい、大変残念に思います」としながら、「開催できた暁には、精一杯の迫力ある相撲をご覧いただけますよう、これからも取り組んで参ります」との談話を発表した。続く七月場所については既に日程の2週間の延期が決まっているが、これを東京の両国国技館で無観客興行として開催したい意向を示している。例年名古屋で行われる七月場所。45ある部屋はそれぞれ名古屋近郊に部屋を構え、親方や力士、床山に呼び出しなど総勢1000人近い人間が移動する。これだけの大移動と長期滞在を避けるためとなれば感染のリスク拡大は避けられない。賢明な判断と言えよう。
「世の中がこういう状況ですから仕方がない(白鵬)」「7月場所で元気な姿を見てもらえるようにしっかり準備する(鶴竜)」と両横綱は気持ちを切り替える。新大関としての場所を迎えるはずだった朝乃山は「1日1日を大事に今できることを続けていく」と決意を語った。
現在協会では力士の感染予防策としてぶつかり稽古の自粛、出稽古の禁止を通達している。基本的な稽古が出来ていない状態で場所を迎えるのはけがの増加にもつながる。真夏開催の七月場所はただでさえ体調を崩し、けが人が続出することが多い。開催に向け例年以上に心身ともにしっかりと仕上げてくることが求められる。
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