更新を終了しています
Jリーグ、およそ4か月ぶりにリーグ戦を開催(6月28日)
国内にもサッカ-のある週末の風景が戻ってきた。27日、JリーグはJ2が4か月ぶりに再開。観客を入れない「リモートマッチ」のなか、各チームが熱戦を繰り広げた。
Jリーグでは再開に当たり、全56クラブの選手など対象にPCR検査を実施。検査を受けた3070人全員が陰性であった。今後も2週間に1度全選手PCR検査を行うとしている。一方で、取材陣にも検温と消毒が義務づけられた。極力接触機会を少なくするために、対面ではなくカメラを通しての受付体制を取っている。...
全部読む
国内にもサッカ-のある週末の風景が戻ってきた。27日、JリーグはJ2が4か月ぶりに再開。観客を入れない「リモートマッチ」のなか、各チームが熱戦を繰り広げた。
Jリーグでは再開に当たり、全56クラブの選手など対象にPCR検査を実施。検査を受けた3070人全員が陰性であった。今後も2週間に1度全選手PCR検査を行うとしている。一方で、取材陣にも検温と消毒が義務づけられた。極力接触機会を少なくするために、対面ではなくカメラを通しての受付体制を取っている。
東京ヴェルディと町田ゼルビアの試合が行われた味の素スタジアムではキックオフ前には医療従事者への感謝を伝えるセレモニーが行われ、選手たちがピッチ上から拍手を送った。ベンチは1席分間隔を開けるなどソーシャルディスタンスを実践。また、チームで共用していた給水用のボトルも各選手の名前が書かれた個別のものに変更し、感染対策を徹底している。
一方、当初2月23日開幕予定だったJ3も、ようやくこの日2020シーズンがスタートした。今季JFLから昇格を果たしたFC今治は、この日がJリーグでの初めての公式戦。アウェーでFC岐阜と再戦し、0-0のスコアレスドローとなり勝ち点1を獲得した。試合後、元日本代表監督の岡田武史代表は「よく戦っていた。最後、精一杯なところもあったけれど方向は間違っていないので、このままやっていければ」とJ初陣を振り返った。
初日はJ2の18チーム、J3の14チームが登場。残りのクラブも28日に試合を行う。なおJ1は来月4日の再開に向けて準備が進む。
閉じる
国内女子ゴルフツアー開幕・注目選手の初日は(6月26日)
女子ゴルフの国内ツアーが25日開幕した。激しい雨の降りしきる千葉・カメリアヒルズCCで行われたアースモンダミンカップには昨年の賞金女王・鈴木愛のほか、渋谷日向子、畑岡奈紗らが出場。新型コロナウイルスの影響でおよそ4か月遅れとなる今季初ラウンドをまわった。
史上初めて無観客での開催となった今大会。試合前には選手のほか関係者全員にPCR検査が実施された。初日は宮崎乙実、笹生優花、濱田茉優の3人が―でトップに並んだ。...
全部読む
女子ゴルフの国内ツアーが25日開幕した。激しい雨の降りしきる千葉・カメリアヒルズCCで行われたアースモンダミンカップには昨年の賞金女王・鈴木愛のほか、渋谷日向子、畑岡奈紗らが出場。新型コロナウイルスの影響でおよそ4か月遅れとなる今季初ラウンドをまわった。
史上初めて無観客での開催となった今大会。試合前には選手のほか関係者全員にPCR検査が実施された。初日は宮崎乙実、笹生優花、濱田茉優の3人が―でトップに並んだ。これを上田桃子ら3人が1打差で追う展開となっている。
2年連続3度目の賞金女王を狙う鈴木愛は7位タイにつけた。最終ホールでは5メートルのバーディーパットも決め、「ストロークの感じもタッチも凄くいい」と休止期間のブランクを感じさせない良コンディションのようだ。現在世界ランキング4位の畑岡は後半の10番Hでダブルボギーをたたき27位スタートとなっている。
一方、この日思わぬミスを犯してしまったのが昨年の全英OP女王・渋野。5番Hでパーパットを決めたかに思われたが、打つ場所を間違えていたため2打のペナルティに。他のプレイヤーとラインが重なっていたためマーカーをずらしていたのを、うっかり戻し忘れたままプレーしてしまった。アクシデントで59位タイと大きく出遅れた渋野は「すごく恥ずかしかったです」と反省。2日目からの巻き返しを誓った。
また、新時代のヒロイン候補もこの日デビュー。第1組トップで登場した19歳の安田祐香は、初日+1の82位スタートとなった。世界アマチュアランキング7位の実力者に注目が集まる。
閉じる
テニス・ジョコビッチが新型コロナ感染を公表(6月24日)
「残念なことにウイルスはまだ存在していて、ともに生きていく術を学んでいる途中だと思い知らされた(ノバク・ジョコビッチ)」。現在男子テニスで世界ランク1位のジョコビッチが新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。現在は無症状とのことで、発熱などの症状は出ていないが、今後自主的に14日間の隔離生活を送る予定だという。
ジョコビッチは今月13日から、母国セルビアやクロアチアなどでエキシビジョンの試合を行うチャリティー大会「アドリア・ツアー」を主催。...
全部読む
「残念なことにウイルスはまだ存在していて、ともに生きていく術を学んでいる途中だと思い知らされた(ノバク・ジョコビッチ)」。現在男子テニスで世界ランク1位のジョコビッチが新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。現在は無症状とのことで、発熱などの症状は出ていないが、今後自主的に14日間の隔離生活を送る予定だという。
ジョコビッチは今月13日から、母国セルビアやクロアチアなどでエキシビジョンの試合を行うチャリティー大会「アドリア・ツアー」を主催。しかし、ツアー中に参加した3人の選手に感染が相次いで判明したため21日、大会は中止となっていた。AFP通信によると満員の観客のほとんどがマスクをつけておらず、選手同士が握手を交わしたり、コート上で抱き合う姿もあったという。さらに大会中にナイトクラブで複数のパーティーが開かれていたことも問題視されている。テニス界からは感染対策が不十分だったとの厳しい批判が出ていて、元女子世界ランキング1位・ナブラチロワも「これはよくない」とツイッターで苦言を呈した。
今回妻とともに感染が確認されたジョコビッチ。自身の公式サイトで「ウイルスが弱まったタイミングで大会を開き、運営の条件は満たされていると信じていた」と釈明するとともに、「感染した一人一人に対し大変申し訳なく思っている」と謝罪した。
あくまでもチャリティーが目的だったとはいえ対策がずさんだったことは大きな失態。8月から全米オープン、全仏オープンが開催される直前にグランドスラム歴代3位の優勝を誇る王者が思わぬ形で水を差してしまう結果となった。
閉じる
2023女子サッカーW杯・日本立候補を断念へ(6月23日)
「苦渋の決断をせざるを得なかったこと。残念でしかたがありません(田嶋幸三会長)」日本サッカー協会は、日本への招致を進めていた2023年の次回女子ワールドカップについて、招致から撤退することを発表した。次のW杯となる第9回大会は、25日にFIFAの理事会で投票により開催地を決定することになっていたが、直前での撤退という異例の事態となった。
早くから名乗りを上げていた日本にとって外部環境は厳しい状況になっていた。...
全部読む
「苦渋の決断をせざるを得なかったこと。残念でしかたがありません(田嶋幸三会長)」日本サッカー協会は、日本への招致を進めていた2023年の次回女子ワールドカップについて、招致から撤退することを発表した。次のW杯となる第9回大会は、25日にFIFAの理事会で投票により開催地を決定することになっていたが、直前での撤退という異例の事態となった。
早くから名乗りを上げていた日本にとって外部環境は厳しい状況になっていた。一つは東京オリンピックの1年延期だ。招致には日本のほか、コロンビア、オーストラリア&ニュージーランド(共催提案)の3つの候補地が名乗りを上げていたが、2021年に順延された東京五輪との間隔が2年しかなくなったことで、FIFA加盟国には短期間に同じ国で開催されることへの抵抗感が強まっていたという。評価報告書でも日本は候補地の2番手となっていた。これらの状況を鑑み、日本サッカー協会は22日臨時の理事会を開いて立候補の取り下げを決定した。
協会ではこれまでW杯招致を女子サッカーの普及や強化につなげる大きな柱として位置づけてきた。日本初開催となる女子W杯に関係者の期待も高かっただけに惜しむ声も上がっている。なでしこジャパンのMF長谷川唯はスポーツニッポンの取材に対し「今までお世話になった方々に直接見てもらえる機会だったので、日本でやりたかったという気持ちはある」と胸の内を明かした。田嶋会長は「来年の東京五輪に集中し成功させなでしこが活躍すること。女子サッカーの発展に力を注いでいきたい」とのコメントを発表。日本女子サッカーは新たな長期戦略の練り直しを迫られることとなる。
閉じる
NPB開幕3連戦・無観客試合ならではの珍事(6月22日)
週末に行われたプロ野球開幕戦。無観客試合という初の試みのなか、久々に球場に球音が戻ってきた。思わぬ珍事も発生したこの3連戦を振り返る。
(神宮)ヤクルトスワローズvs中日ドラゴンズ。最終回の中日の攻撃前に与田剛監督から審判団に対し、「実況席からの声が聞こえる」という指摘があった。神宮球場の実況席はバックネット裏上部にあるが、ブースに窓がないため「キャッチャーがインコースに構えた」などのアナウンサーの実況が打席の選手にまで届いてしまったという。...
全部読む
週末に行われたプロ野球開幕戦。無観客試合という初の試みのなか、久々に球場に球音が戻ってきた。思わぬ珍事も発生したこの3連戦を振り返る。
(神宮)ヤクルトスワローズvs中日ドラゴンズ。最終回の中日の攻撃前に与田剛監督から審判団に対し、「実況席からの声が聞こえる」という指摘があった。神宮球場の実況席はバックネット裏上部にあるが、ブースに窓がないため「キャッチャーがインコースに構えた」などのアナウンサーの実況が打席の選手にまで届いてしまったという。通常であれば歓声でかき消されてしまう中継の情報が、思わぬ形で試合に影響を与えてしまいかねない結果に。指摘を受け神宮球場では、23日の試合までにシートを張るなど声が漏れない対策をとるとのことだ。
(東京ドーム)読売ジャイアンツvs阪神タイガース。伝統の巨人・阪神戦はジャイアンツの3連勝。開幕戦でタイガース相手に3タテを決めたのは史上初のこととなる。
なお、今回の3連戦でホームチームが勝ち越したのはジャイアンツのみ。6試合中5試合がビジターチームの勝ち越しとなったが、開幕3連戦ではプロ野球史上初のことだ。開幕戦という特別な舞台。ホームのファンの大声援を背に戦うことが出来なかったことが関係しているかどうかはわからないが、興味深い結果となった。
また、ゴールデンルーキーも颯爽デビュー。カープのドラ1・森下暢仁は初先発で7回無失点の好投。最終回に抑えの新外国人スコットがよもやの大炎上でサヨナラ負けとなり初勝利は逃したが、期待通りの活躍を見せてくれそうだ。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索