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ユーミンもエール!・高梨沙羅、平昌への誓い(5月20日)
冬季競技のアスリートたちが、普段はなかなか見ることのできない華やかなドレスアップ姿で集結した。全日本スキー連盟は初めての試みとして、シーズンに活躍した選手を称える年間表彰を都内で初開催。スキー・スノーボードの各選手たちの昨シーズンの活躍を讃えた。
フリースタイルスキー世界選手権・女子ハーフパイプで、男女通じて日本勢初の金メダルを獲得した小野塚彩那。ノルディックスキーW杯・複合で今季2勝を挙げた渡部暁斗。...
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冬季競技のアスリートたちが、普段はなかなか見ることのできない華やかなドレスアップ姿で集結した。全日本スキー連盟は初めての試みとして、シーズンに活躍した選手を称える年間表彰を都内で初開催。スキー・スノーボードの各選手たちの昨シーズンの活躍を讃えた。
フリースタイルスキー世界選手権・女子ハーフパイプで、男女通じて日本勢初の金メダルを獲得した小野塚彩那。ノルディックスキーW杯・複合で今季2勝を挙げた渡部暁斗。それにスノーボードの平岡卓、鬼塚雅など17名が優秀賞に選出された。フリースタイルスキー世界選手権・モーグルで日本男子初の金メダルを獲得した堀島行真は、ネクストヒーロー・ヒロイン賞も受賞した。今回の表彰式は来年に迫った平昌五輪に向けての、スキー連盟のプロモーションの一環といえる。スキー&スノボのトップ選手が一堂に会する大変貴重なイベントとなった。
初代の最優秀選手に選ばれたのは、女子ジャンプの高梨沙羅。2シーズン連続4回目の総合優勝は文句なしの成績だ。男女を通じて最多に並ぶ通算優勝回数(53勝)の金字塔も打ち立てた。高梨は「この賞を励みに平昌五輪へ精一杯頑張りたい」とソチの雪辱を期す決意を誓う。
この表彰式では、アスリート以外への表彰も実施。アーティストの松任谷正隆・由実夫妻には、音楽を通じたスキー発展への貢献に対してスノー文化功労賞が贈られた。「雪は魔法使い。これからも魔法の国に沢山の人たちを誘って、幸せになっていただきましょう」と挨拶を行ったユーミン。平昌では是非とも日本代表選手たちに、感動的な魔法で魅了して貰おうではないか。
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平野美宇の決意・卓球NIPPONの逆襲が始まる(5月19日)
来月ドイツ・デュッセルドルフで開幕する世界卓球2017。2年に1度の世界選手権を控え、日本代表選手の強化合宿がマスコミに公開された。注目は何と言っても4月のアジア選手権女子シングルで優勝した平野美宇(17)だろう。
世界ランク1位から3位を占める中国代表を次々と撃破してアジア女王に輝いた平野の快進撃は世界を驚かせた。世界№1の卓球王国中国も平野を警戒。エースたちには平野のプレーをコピーした4選手との猛特訓をさせて対策を立てているという。...
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来月ドイツ・デュッセルドルフで開幕する世界卓球2017。2年に1度の世界選手権を控え、日本代表選手の強化合宿がマスコミに公開された。注目は何と言っても4月のアジア選手権女子シングルで優勝した平野美宇(17)だろう。
世界ランク1位から3位を占める中国代表を次々と撃破してアジア女王に輝いた平野の快進撃は世界を驚かせた。世界№1の卓球王国中国も平野を警戒。エースたちには平野のプレーをコピーした4選手との猛特訓をさせて対策を立てているという。しかし、平野は会見で「それを上回ればいいと思うので頑張りたいです」と決意表明。「ここで勝てれば本物だと思う」と、メダル獲得に強い意欲を示した。
この世界卓球(世界卓球選手権)は90年以上の歴史を誇る卓球界で最も権威ある国際大会である。オリンピックよりも試合数が多く、世界最強・中国の強豪選手も多数出場する。これまでも日本選手たちは五輪以上に厳しい戦いを強いられてきた。男子シングルでは中国人選手が5大会連続で1位から3位まで獲得。女子シングルに至っては95年の第43大会から金・銀メダルを中国に独占されている状態で、日本女子のメダル獲得は48年前の小和田敏子(金)、濱田美穂(銅)以来途絶えたままだ。
18日には国際卓球連盟が世界卓球の各シード選手を発表した。男子シングルスはリオ五輪銅メダリストの水谷隼が第6シード。女子シングルは世界ランク6位の石川佳純が同じく第6シードに。平野は第8シードとなった。戦いの火蓋が切られるのは5月29日。日本代表の戦いぶりをしっかりと見届けたい。
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ダルビッシュ有MLB50勝目・田中、前田は?(5月18日)
日本時間17日、メジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有が、7回1失点の好投で今季4勝目を挙げた。この勝利でダルビッシュは日本人6人目のメジャー通算50勝到達者となった。109試合目の大台到達は、松坂大輔(現・ホークス)を抜いて6人中最速での到達。大記録のスピード達成にも当の本人は「ちょっと遅いんじゃないかと思う」と冷静な分析だ。
ここで他のメジャー日本人投手陣に目を転じると、些か不安な序盤戦の成績となっている。...
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日本時間17日、メジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有が、7回1失点の好投で今季4勝目を挙げた。この勝利でダルビッシュは日本人6人目のメジャー通算50勝到達者となった。109試合目の大台到達は、松坂大輔(現・ホークス)を抜いて6人中最速での到達。大記録のスピード達成にも当の本人は「ちょっと遅いんじゃないかと思う」と冷静な分析だ。
ここで他のメジャー日本人投手陣に目を転じると、些か不安な序盤戦の成績となっている。開幕戦ではまさかの7失点と出鼻を挫かれたヤンキース・田中将大は、その後復調して5勝2敗と、ここまで日本人選手中トップの勝ち星を挙げてきた。ところが、防御率はリーグワースト5位の5.80という極めて悪い数字。14日のアストロズ戦では、2回までに4本のホームランを浴び8失点と、再び大炎上してしまった。これまでにない不安定さが気にかかる。
更に心配なのがドジャースの前田健太だ。先月は自己ワーストの6失点を喫するなど防御率は8点台まで悪化した。その後、5月に入り3勝目を挙げ成績は持ち直しつつあったが、12日に左腿の張りで10日間の故障者リスト入りとなってしまった。また、マリナーズ・岩隈久志も未だ勝ち星なしと苦しい試合が続いている。一方、先月42歳の誕生日を迎えたカブス・上原浩治は、ここまで17試合に登板し防御率3.68と健闘。投球術はまだまだ衰えを見せない。
その上原とダルビッシュがオールスターに出場したのは2014年の事だった。それ以降日本人投手の選出はない。今年の球宴は7月11日。サムライ投手陣の奮起を期待したいところだ。
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松山英樹、世界TOP3に!メジャー初制覇へ(5月17日)
今月14日付のゴルフの最新世界ランキングで松山英樹が順位を1つ上げて、自己最高の3位となった。過去の日本人選手の最高位は、1987年の中嶋常幸と、彼自身が記録していた4位。TOP3入りは日本人男子初の快挙だ。
昨年6月時点での松山の世界ランキングは15位。その後は全米オープン、全英オープンを連続で予選落ちしてランクを下げたが、10月に日本オープンに参戦して初優勝。国内メジャーのタイトルを初めて手にすると、その2週間後には上海でHSBCチャンピオンズを制覇。...
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今月14日付のゴルフの最新世界ランキングで松山英樹が順位を1つ上げて、自己最高の3位となった。過去の日本人選手の最高位は、1987年の中嶋常幸と、彼自身が記録していた4位。TOP3入りは日本人男子初の快挙だ。
昨年6月時点での松山の世界ランキングは15位。その後は全米オープン、全英オープンを連続で予選落ちしてランクを下げたが、10月に日本オープンに参戦して初優勝。国内メジャーのタイトルを初めて手にすると、その2週間後には上海でHSBCチャンピオンズを制覇。初の世界十傑入りを果たして勢いに乗り、一気にランクを急上昇させていった。日本人初の世界ランク3位入りに青木功は「本当に喜ぶべきこと。メジャーを勝つのは近いだろう」と高く評価。中島常幸も「松山の力からすれば当然だと思う」とエールを送る。
「今後の試合に繋げていけるようにしっかりとやっていきたい」現地時間の16日、松山はフロリダで行われていたザ・プレーヤーズ選手権を終え、大会を降り返った。予選を34位で突破と、自身でも「良いショットは殆どない」と認める苦しいゴルフを余儀なくされた今大会。2日目には同組のスピースが勘違いして、松山の打順で先に打ってしまう珍事が発生。更に3日には16番で池に入れた後の処置を誤り、ペナルティを科せられる場面も。それでも「知らなかった自分が悪いです」と、アクシデントを今後の教訓に生かす前向きな気持ちは失わなかった。最終日では3つスコアを上げ、イーブンパー22位タイでフィニッシュした。最後に好感触と共に日本人初の栄誉も掴んだ松山。来月から全米OPを皮切りにメジャー初制覇へ挑む。
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世界での戦いで成長を!バレーボール全日本(5月16日)
異例の指揮官不在の中での船出だ。15日、バレーボール全日本男子がナショナルトレーニングセンターで記者会見を行った。昨年10月に就任した中垣内祐一新監督は、昨年末運転中に起こした人身事故の責任を取って活動を自粛中。フィリップ・ブランコーチが臨時に監督代行となり、「メンバーの技術向上」と「若い選手の発掘」という2つの目標を掲げた。
「守備でも攻撃でもキーになれるようにスキルを上げていきたい」と会見で語った全日本メンバーの一人・石川祐希は現在中央大学4年生。...
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異例の指揮官不在の中での船出だ。15日、バレーボール全日本男子がナショナルトレーニングセンターで記者会見を行った。昨年10月に就任した中垣内祐一新監督は、昨年末運転中に起こした人身事故の責任を取って活動を自粛中。フィリップ・ブランコーチが臨時に監督代行となり、「メンバーの技術向上」と「若い選手の発掘」という2つの目標を掲げた。
「守備でも攻撃でもキーになれるようにスキルを上げていきたい」と会見で語った全日本メンバーの一人・石川祐希は現在中央大学4年生。大学側のサポートもあり、イタリア・セリエAで2シーズンプレーして海外経験も積んできた。また、監督不在にも「僕らがやるのはバレーボール。集まった選手は次の目標に向かってやっている」と、モチベーションの高さを示したのは柳田将洋。Vリーグ・サントリーで活躍したが、今月行われた全日本選抜を最後にチームを離れ、今後はプロ選手として海外リーグに挑むことになった。ともに国内では圧倒的な女性人気を誇るが、2人には全日本男子復権の重責がかかっている。海外修行での成長に期待したい。
一方の女子はこの週末、日本で初開催された世界クラブ女子選手権に、古賀紗理那や石井優希ら全日本メンバーを多く擁するアジア女王NEC、久光製薬の2チームが出場。ヨーロッパ女王や南米女王相手に熱戦を繰り広げた。先季Vリーグではファイナルで激突した両チームだが、世界のトップ選手ばかりが集う最強クラブ相手には大苦戦。ともにグループリーグ全敗で、最終日は7位-8位決定戦に回る屈辱的な結果になってしまった。世界との差を痛感させられたが、この経験を糧に多くを学んで欲しいと思う。
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