英国のケンブリッジ大学とオックスフォード大学は、それぞれ4位と6位を占め、上位10位までは、全てアングロサクソンの大学が独占している。

一方、フランスの25大学がトップ1000校に含まれ、18校がトップ500校に含まれた結果となった。...

英国のケンブリッジ大学とオックスフォード大学は、それぞれ4位と6位を占め、上位10位までは、全てアングロサクソンの大学が独占している。

一方、フランスの25大学がトップ1000校に含まれ、18校がトップ500校に含まれた結果となった。

フランスの‘高等教育と学術研究省’のコミュニケで「パリ・サクレ大学は、2020年からトップ20校に仲間入りして、今年は3ランク上昇して12位となり、ランキングが開始されてからの最高位を獲得した。」と賛辞を表した。

さらに、「今回のランキング結果で、フランスが5年連続、大学学術ランキングトップ20校に含まれる大学の数で世界3位をキープできた。」と付け加えた。

なお、トップ20校に含まれる大学の数の国別の順位は、1位が米国、2位が英国となっている。

アジアでは、中国の精華大学が22位、北京大学が24位、浙江大学が27位で、日本の東京大学が28位、京都大学が45位となっている。

2003年からは、上海ランキングでは各大学に対して6つの評価基準が適用されている。例えば、卒業生や教授の獲得したノーベル賞メダル数や各分野でのノーベル賞相当のメダル数、研究分野での引用された研究者の数、自然科学学術誌での発表件数などが評価されている。

この上海ランキングは、研究活動に重きを置いていて、教育活動には関心を置いていない。これに関し１部には不公平だとする非難の声も聞こえてくる。