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2024年05月19日(日)
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【Globali】
 

米欧間機内PC持込み禁止措置は先送り(2017/05/18)

米国と欧州連合(EU)は、米国政府の安全保障上の対策として、ノートパソコンなどの電子機器の航空機内持ち込みを禁止することを検討しているが、航空会社側の反対もあり禁止に向けた協議を継続する事で一致したという。反対を表明している「国際航空運送協会(IATA)」は、精密な荷物検査で飛行機の遅延が生じたり、機内で仕事が出来ないビジネス客が減少したり、チケット全体の売り上げに打撃があるとし、10億ドルの損出が出ると試算している。また、発火の恐れのあるリチウム電池を使用した電子機器の大量保管にも懸念があるという。3月米政府が中東を中心とする10カ所からの米国便で電子機器持ち込みを禁止しており、欧州発のフライトへの適用拡大を検討しているのだが、ヨーロッパとアメリカ間のフライト数は規模が大きく米国への観光業も含め経済的にも打撃が大きいと懸念されている。だが航空機会社側は禁止は時間の問題だと見ているという。

5月17日付米国『USニューズ・アンド・ワールドレポート』は「パソコン機内持ち込み禁止は延期で議論継続へ」との見出しで以下のように報道している。
「欧州連合(EU)は欧州発の航空機機内持ち込み禁止を検討してきたが、禁止は見送りとなり、更なる議論を継続する方針で一致した。EUと米国国土安全保障省の幹部は非公開の会談を行い、航空機安全基準や安全装置の情報交換を行った。声明によると、会談は来週再度ワシントンで開かれ「飛行機リスクと乗客の安全確保」の情報と「世界の飛行機運行をスムーズに行う」ための情報共有を行う予定だという。...
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オバマ、民間企業が温暖化の鍵(2017/05/10)

米国は中国に次ぎ第2位の温室効果ガスの排出国であるが、トランプ政権の石炭産業復興政策により温暖化対策は滞りをみせるどころか昨年11月に発効した「パリ協定」からの離脱も視野にあり(しかし発行から3年は離脱通告出来ない)、EU各国や国内企業・国会議員も協定に留まるよう説得にあたっているという。
そんな中8日イタリアで開かれた「世界食糧サミット」の基調講演で、オバマ元大統領は、現米国政権はオバマ政権が進めた気候変動対策を廃止する方向にあり、そのペースはゆっくりしたものになるだろうが、温暖化対策で米国は正しい方向に向かっている、民間企業では既にクリーンエネルギーに投資し活用することで成果を出し始めていると明るい展望を語った。しかし温暖化による食糧不足問題は難民を増やすことにもなり、各国の排出量を各国で管理する機構を作ることの重要性を述べた。」

5月9日付米国『USニューズ&ワールド・レポート』(AP通信引用)は「オバマ:民間セクターが気候変動対策への鍵を握る」との見出しで以下のように報道している。
「イタリア、ミラノで開催された食の安全や環境に関する「世界食糧サミット」での基調講演で、 オバマ元大統領は、「現米国大統領がこれまでの同氏の気候変動対策を廃止する方向だが、米国が正しい方向に向かっていると確信している」と述べた。サミットには政府や企業幹部など3千人が参加。...
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