JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月04日(土)
最新TV速報
【Globali】
 

フィリピンが日本供与の哨戒機で南シナ海中沙諸島(スカボロー礁)上空を初監視飛行【米・フィリピンメディア】(2018/02/01)

1月10日付GLOBALi「フィリピンが中国の南シナ海人工島の軍事拠点化に抗議、しかし中国は馬耳東風?」の中で触れたとおり、ロドリゴ・ドゥテルテ政権は、前政権と違って親中政策を標榜しているものの、目の前の南シナ海人工島に滑走路・戦闘機格納庫・ミサイル発射台等が次々に設置されるのを見て、不安を覚えて中国側の行き過ぎを牽制せざるを得ない状況である。しかし、中国側はいつものとおり、主権範囲の人工島に必要な防衛設備を設置するのは当然の行為等として、フィリピン側主張には全く耳を貸す用意はない。そこでフィリピンとしては、水産及び天然資源の宝庫の中沙諸島(スカボロー礁)に人工島を建設されてはたまらんとばかり、日本から供与された哨戒機で監視飛行を開始した。

1月31日付米『ワシントン・ポスト』紙(『AP通信』配信):「フィリピン、日本から供与された哨戒機で領有権争いの岩礁上空を監視飛行」
  フィリピン国軍は1月31日、現在は中国が実効支配している南シナ海の中沙諸島(スカボロー礁)を監視飛行するため、日本から供与された哨戒機を初めて投入した。

  北部ルソン部隊司令官によると、ビーチクラフト・キングエアーC90型機に、同礁周辺の約240メーター上空を監視飛行させたが、その際、中国海警局の公船を含む中国船9隻を確認したという。...

全部読む

 

ドゥテルテ比大統領、市民の身分証に大統領自身の顔写真を載せ不評を買う【米・フィリピンメディア】(2017/12/14)

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が推し進める、麻薬撲滅政策やイスラム過激派との戦闘のために敷いた戒厳令は、とかく国内外で物議を醸している。そしてこの程、フィリピン議会が戒厳令について、来年末まで更に1年延長することを賛成多数で議決したことから、一般市民より高い支持を得ている麻薬撲滅政策と同様、同大統領にとって追い風となろう。しかし、フィリピン移住労働者(海外出稼ぎ労働者)に発行される身分証明書(IDカード)に、大統領自身の顔写真を掲載することになったことから、やり過ぎとの非難の声が上がっている。この思わぬ不評への挽回措置のためか、新たな大統領府通達で、12月26日(クリスマスデー祝日の翌日)及び1月2日(ニューイアーズデー祝日の翌日)を200万人余りの公務員の休日とすることを決定し、取敢えず味方を増やす方策に出ている。

12月14日付米『ユーラシア・レビュー』ニュースサイト:「フィリピンのIDカードにドゥテルテ大統領顔写真が掲載され不評」
  この度新たに発行されるフィリピン移住労働者のIDカードに、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の顔写真、それもIDカート保有者の写真と同サイズのものが掲載されることになった。

  これについて“フィリピン移住・移動労働者擁護の司教委員会”代表であるルペルト・サントス司教らは、本来大統領の署名の掲載のみで十分であるのに、大統領の自己宣伝に使われようとしていると非難している。...

全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング