第37回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見(9月25日)
9月25日(火)、東京ミッドタウン日比谷のBASE Q HALLにて第37回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が行われた。
今回の映画祭ナビゲーターの菊地凛子、コンペティション作品部門より片山慎三監督(「雨の中の慾情」)、大九明子監督(「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」)と吉田大八監督(「敵」)、Nippon Cinema Now監督特集の入江悠監督がゲストで登壇した。...
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9月25日(火)、東京ミッドタウン日比谷のBASE Q HALLにて第37回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が行われた。
今回の映画祭ナビゲーターの菊地凛子、コンペティション作品部門より片山慎三監督(「雨の中の慾情」)、大九明子監督(「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」)と吉田大八監督(「敵」)、Nippon Cinema Now監督特集の入江悠監督がゲストで登壇した。
「オープニング作品」の白石和彌監督の「十一人の賊軍」(山田孝之、仲野太賀W主演)、「クロージング作品」の「マルチェロ・ミオ」(クリストフ・オノレ監督)など、世界の映画祭で注目された作品が多数上映される。
東京国際映画祭は10月28日から11月6日まで東京・日比谷などの会場で開かれる。
<動画>
「安藤チェアマン、池田香織TIFFCOM事務局長、トニー・レオン審査委員長」
「映画祭ナビゲーター、菊地凛子」
「オープニング作品とクロージング作品」
「コンペティション部門の作品紹介」
「コンペティション部門スペシャルゲスト・片山慎三監督、大九明子監督、吉田大八監督」
「アジアの未来部門、ガラセレクション部門、ワールドフォーカス部門、NipponCinemaNow部門」
「入江悠監督・NipponCinemaNow監督特集」
「ウィメンズエンパワーメント部門・アンドリヤナツヴェトコビッチ氏」
「アニメ部門・黒澤明賞・エシカルフィルム賞・交流ラウンジ・オリジナルグッズの紹介」
「ゲスト登壇、質疑応答」
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:
www.tiff-jp.net
©2024TIFF
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第37回東京国際映画祭・黒澤明賞が決定! エシカル・フィルム賞審査委員長に齊藤工! 映画教育国際シンポジウム開催決定!
■黒澤明賞受賞者が決定!
黒澤明賞は、東京国際映画祭は日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として、2022年に14年ぶりの復活をいたしました。...
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■黒澤明賞受賞者が決定!
黒澤明賞は、東京国際映画祭は日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として、2022年に14年ぶりの復活をいたしました。昨年はグー・シャオガン監督とモーリー・スリヤ監督が受賞した同賞ですが、今年は、山田洋次監督、奈良橋陽子氏、川本三郎氏、市山尚三東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの4名の選考委員による選考の結果、受賞者は三宅唱監督とフー・ティエンユー監督に決定いたしました。
三宅唱監督は、一橋大学在学中に映画美学校フィクションコース初等科を修了し、卒業後すぐに長編映画を制作開始。2012年には、『Playback』がロカルノ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、第27回高崎映画祭で新進監督グランプリを受賞しました。2017年に公開した『きみの鳥はうたえる』(第31回東京国際映画祭Japan Now部門出品)が翌年の第92回キネマ旬報ベスト・テンで第3位に選ばれるなど成功をおさめたのち、2022年の『ケイコ 目を澄ませて』(第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門出品)は国内で多くの映画賞を受賞しました。さらに、今年2024年公開の『夜明けのすべて』は第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されました。
選考委員からは、国際的に高い評価を受けた『ケイコ 目を澄ませて』、『夜明けのすべて』において、“人をみる力”“小さな世界を広げていく力”に大変長けおり、人間を見つめる眼差しが、エンディングのありかた、カメラワークの距離の置き方にも表れている。伝統的な技法を取り入れた技術力も高く、これから大変期待をおける監督であると評価され、本年度の受賞が決まりました。
フー・ティエンユー監督は、台北の国立政治大学で日本文学を学び、ニューヨーク大学で修士号を取得しました。小説家としてキャリアをスタートし、いくつかの権威ある賞を受賞したあと、映画制作へと転向。ウー・ニェンチェンの指導の下、映画の脚本を書き始め、2009年には映画 ”Somewhere I Have Never Travelled” で長編監督デビュー。2016年の『マイ・エッグ・ボーイ』でも監督を務め、2023年には3作目となる『本日公休』を発表。MV監督としても活躍するなど多彩な才能をもつ俊英です。
選考委員からは、1980年代の台湾ニューシネマの伝統を現代に引き継ぐ監督であり、2024年公開の『本日公休』は、ホウ・シャオシェン監督作品の脚本を担当したウー・ニェンチェンが制作を担当した作品で、庶民の生活を暖かい目線で描いた手法を高く評価したことにより、本年度の受賞が決まりました。
黒澤明賞の授賞式は11月5日(火)に帝国ホテルにおいて開催予定です。
受賞者からのコメント
■三宅唱監督
これまで一緒に仕事をしたすべてのスタッフ、俳優に敬意を表します。誰一人欠けても同じ映画はできませんでした。かつての撮影所の時代と異なり、私たちは撮影毎に非正規雇用の形でその都度集まってーメンバーも多少入れ替わりながらー作っていますが、時間をかけて、少しずつチームとしての映画づくりができているように感じます。この度の受賞は、今後もチームとしての映画づくりをより豊かなものにせよ、ということだと受け止めたいと思います。選考委員の皆様ならびに東京国際映画祭に感謝いたします。ありがとうございます。
■フー・ティエンユー監督
このような栄誉を与えてくださった第37回東京国際映画祭に心より感謝申し上げます。
私は、尊敬する黒澤明監督や審査委員の山田洋次監督の作品から、映画には人間の本質を描き出す力があることを学んできました。そして、映画は言葉や時間を超えて、人々に理解や癒しを感じさせることができると信じています。
黒澤明賞は私にとってひとつの確証のようなものであり、この名前とともに素晴らしい映画製作の世界に身を置けることは夢のように光栄なことです。東京国際映画祭に心から感謝いたします。
■エシカル・フィルム賞の審査委員長が齊藤工に決定!
エシカル・フィルム賞は、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として、昨年、住友商事の協力によって新設されました。東京国際映画祭にエントリーされたすべての新作の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」という「エシカル」の理念に合致する優れた3作品をノミネートした後、審査委員会で1作品を選出します。昨年の受賞作品『20000種のハチ』は、本年1⽉に『ミツバチと私』という邦題で劇場公開され話題となりました。なお、本年度のノミネート作品は、9月25日にラインナップ発表記者会見の中で発表いたします。
本年度の審査委員長には、俳優・映画監督で、撮影現場に託児所を設置するプロジェクトなどエシカルな活動を実践している齊藤工氏の就任が決まりました。また、多くの若い人たちに関心を持っていただくため、東京国際映画祭の学生応援団から選抜された3名が審査委員を務めることになりました。
受賞作品の発表、授賞式および審査委員長の齊藤 工が登壇するトークセッションを11月5日(火)に開催する予定です。(詳細は追って公式HP等でご案内します)
■齊藤工 コメント
ありがとうございます。
"エシカル"と言う言葉を調べてみると「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」との事でした。そんな現代のエシカルに多少の窮屈さも感じると共に、映画の歴史を振り返ると、まさにこうやって各時代時代で作品を受け取る人達が、形の無い映画的倫理観を形成して未来に繋げて来たのも事実だと思います。映画はエンターテインメント。毎年観客として足繁く通っているTIFFに、今回も肩肘張らず、一観客として映画の未来との出逢いを愉しみにしております。
■映画教育国際シンポジウムの開催決定!
昨年ユース部門で中学生向けに映画制作のワークショップを行っている「TIFFティーンズ映画教室」の延長線上で開催された映画教育国際シンポジウムを今年も開催することが決まりました。今年は「TIFF映画教育国際シンポジウム2024《世界のこどもたちが映画を待っている》~社会課題と向き合う映画教育~」と題して、パレスチナ、チリ、スペインからゲストを迎え、戦争、貧困、難民などの社会問題を抱えた中でどんな映画教育がなされ、それがどう社会に貢献しているのか、各国での事例を伺い、映画教育の可能性について議論を深めます。
日時:2024年11月2日(土)11:20~18:30(予定)
会場:国立映画アーカイブ小ホール
入場料金:無料 *事前申込制、先着順・定員151名、自由席
言語:日英(日英同時通訳)
共催:東京都、国立映画アーカイブ 企画・運営:一般社団法人こども映画教室®️
<お申し込み方法>
以下のホームページにて10月9日(水)16時から受付開始
www.nfaj.go.jp/
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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第37回東京国際映画祭予告編解禁!Hibikiによるフェスティバルソングも決定!ガラ・セレクション部門全作品決定!オリジナルグッズも販売!
10月28日(月)~11月6日(水)にて開催となる第37回東京国際映画祭の予告編が本日9月20日(金)より都内近郊の各劇場で上映が開始されます。
今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『十一人の賊軍』とクロージング作品の『マルチェロ・ミオ』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全13本の映像が含まれます。...
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10月28日(月)~11月6日(水)にて開催となる第37回東京国際映画祭の予告編が本日9月20日(金)より都内近郊の各劇場で上映が開始されます。
今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『十一人の賊軍』とクロージング作品の『マルチェロ・ミオ』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全13本の映像が含まれます。
また、今回の予告編には、九州在住の女子大学生で昨年テレビ番組でBTSメンバーJUNG KOOKの世界的な大ヒット曲“Seven”を熱唱し、大きな話題となったHibikiによる楽曲「Desire」が“第37回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使われています。今後のブレイクを予感させるHibikiはウィメンズ・エンパワーメント部門の新設など女性への視線を強め、新たな才能の育成にも力を入れている東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから今回白羽の矢が立ちました。世界中の映画の映像と相まった音風景が今年の映画祭への期待感を煽ります。
Hibikiコメント 「Desire」はSNS時代に振り回されながらも、たくましく生きていく主人公をイメージしながら作りました。映画祭にエントリーされる多くの作品も観た人それぞれの捉え方や価値観があると思いますが、この曲が少しでも映画祭の盛り上げに貢献できたら嬉しいです。
また、今年は女性に焦点を当てた“ウィメンズ・エンパワーメント部門”の新設があるとお聞きしました。個人的にはこちらにエントリーされる作品もとても楽しみです。
第37回東京国際映画祭 オープニング&クロージング作品
ガラ・セレクション部門作品一覧
※英題のアルファベット順
<動画>
また、今回の予告編には今年東京国際映画祭が販売するオリジナルグッズも紹介されています。廃棄されるスクリーンを使って様々なアイテムを作っている東京テアトル株式会社による話題のブランド【SCRE:EN】(https://screen-theatres.jp/)とのコラボレーションが実現し、【TIFF × SCRE:ENオリジナルグッズ】が販売されます。
商品展開は、A4サイズが収納できる「トートバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)、携帯電話やお財布などの小物を入れられる「スタンダードバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)となります。
スクリーンには音を通すために細かい穴が開いているのですが、その素材をそのまま使い、通気性、耐水性、耐火性に優れた商品となっていて、映画のお供にも最適な商品となっています。10月15日(火)から東京国際映画祭のグッズ販売サイト(https://tiffshop.thebase.in/)にて販売を開始し、映画祭会期中の会場でも一部販売予定です。数々の映画を映してきた愛しいスクリーン素材。きっとそこにはあなたの好きな映画も映っていたことでしょう。SDGsにも貢献し、映画を愛する人にとっては自分のスクリーンを持てるような、この″ムービーマストアイテム″が今年の映画祭の話題の1つとなります。
なお、予告編の最後には昨年実施しました東京都内の映画館を対象とした「#」キャンペーン「Tokyo Cinema Days」の告知も入っています。エンタメ作品からアート作品まで世界中のさまざまな映画が大小さまざまな映画館で観られる街・TOKYO。世界を見渡しても、ここまで多様な映画が観られるのは実は東京くらいのもの。これは東京が世界に誇れる1つの文化です。世界中の映画が一堂に会する東京国際映画祭をフックに、改めてこの東京の多様な映画館で多彩な映画を観る愉しさを広げるべく、昨年に引き続き今年も同キャンペーンを展開致します。
実施時期:10月25日(金)~11月10日(日)
実施内容:X、Instagram「#」キャンペーン
「#Tokyo映画(ハッシュタグトーキョーエイガ)」をつけて当該期間に東京都内の映画館名を入れた形でそこで上映中の作品の感想を投稿(ストーリーは対象外)した方々の中から抽選で映画グッズ(来年の東京国際映画祭のオープニングセレモニーの招待券や当該時期公開中作品の関連グッズなど)をプレゼント
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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■開催期間:2024年 10 月30日(水)~11月1日(金)■公式サイト:www.tiffcom.jp
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第37回東京国際映画祭【オープニング】【クロージング】 の2作品が決定!オープニング作品『十一人の賊軍』、クロージング作品『マルチェロ・ミオ』
10月28日(月)~11月6日(水)開催の第37回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
今年のオープニング作品は『十一人の賊軍』(11/1(金)公開、監督:白石和彌)となる。『日本侠客伝』(64~71)『仁義なき戦い』(73~74)シリーズなどを手掛けた笠原和夫の幻のプロットを白石和彌監督が圧巻の迫力と疾走感で撮った本作は、北米やドイツ語圏でも配給が決まり、まさに世界に打って出る新たなジャパニーズ・エンタ―テインメント大作となり、ワールドプレミア(世界初上映)で国際映画祭の開幕を飾るのに相応しい熱い作品。...
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10月28日(月)~11月6日(水)開催の第37回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
今年のオープニング作品は『十一人の賊軍』(11/1(金)公開、監督:白石和彌)となる。『日本侠客伝』(64~71)『仁義なき戦い』(73~74)シリーズなどを手掛けた笠原和夫の幻のプロットを白石和彌監督が圧巻の迫力と疾走感で撮った本作は、北米やドイツ語圏でも配給が決まり、まさに世界に打って出る新たなジャパニーズ・エンタ―テインメント大作となり、ワールドプレミア(世界初上映)で国際映画祭の開幕を飾るのに相応しい熱い作品。
クロージング作品は『マルチェロ・ミオ』(監督:クリストフ・オノレ)。今年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門に選出された作品で、今年の東京国際映画祭の審査委員の1人でもあるフランスの女優キアラ・マストロヤンニが実の父であるマルチェロ・マストロヤンニのようになってしまうという設定で、同じく実の母であるカトリーヌ・ドゥヌーヴと共演したことでも話題となったフレンチコメディ。心温まる本作が映画祭の終幕を飾る。
■オープニング作品 『十一人の賊軍』
東映が誇る集団抗争時代劇がいま、新たなるステージへ!
日本近代史最大の激戦・戊辰戦争の陰で起きた、新潟・新発田藩の歴史的な裏切り。その史実から着想を得た、脚本家・笠原和夫の幻のプロットが映画化。『仁義なき戦い』など数々の傑作を生みだした名脚本家が遺した集団抗争時代劇が、『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督によって新たなステージへと昇華される!W主演を務める山田孝之と仲野太賀ほか、実力派キャストが作り上げたアクションシーンを見逃すな!圧倒的不利な砦の護衛ミッションに挑んだ十一人の決死隊。新発田藩、旧幕府軍、新政府軍…三者の思惑が交錯するなか、十一人の壮絶な戦いが始まる!命を燃やし権力に抗った者たちの姿に心がアツくなる、今の世の中にも通じる衝撃作!
なお、本作は昨年の東京国際映画祭併設のインダストリーマーケットTIFFCOMで開催されたTokyo Gap-Financing Market への参加作品となってます。
監督:白石和彌 原案:笠原和夫 脚本:池上純哉 音楽:松隈ケンタ
出演:山田孝之、仲野太賀、阿部サダヲ ほか
配給:東映(2024年11月1日(金)全国公開/日本)
■クロージング作品 『マルチェロ・ミオ』
今年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品!
マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドゥヌーヴの娘で女優のキアラ。ある夏、彼女は父親の人生を生きるべきだと思い、父のように服を着、父のように話し、父のように暮らし始める。彼女があまりに懸命に父のようになろうとするため、やがて周囲も彼女を「マルチェロ」と呼ぶようになっていく…。
監督:クリストフ・オノレ
出演:キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドゥヌーヴ、メルヴィル・プポー ほか
■白石和彌監督コメント
東京国際映画祭のオープニングでの上映とのこと、とても興奮しています。『十一人の賊軍』にとって最高のスタートを飾ることが出来ました。ありがとうございます。是非とも映画祭のスクリーンで最初の目撃者になってください。会場で皆さんにお会い出来ること楽しみにしています。
■市山尚三プログラミング・ディレクターコメント(十一人の賊軍)
かつて東映が得意としていた集団時代劇の伝統を引き継ぎ、アクション演出、美術セットなど、あらゆる点において今の日本映画の最高峰のプロダクションバリューを有する作品です。歴史の中で切り捨てられていった人々にスポットを当てたという意味でも重要だと思います。この作品を東京国際映画祭から世界に発信することを嬉しく思います。
■市山尚三プログラミング・ディレクターコメント(マルチェロ・ミオ)
マルチェロ・マストロヤンニへのオマージュであると同時に、主演のキアラ・マストロヤンニを始め、多くのフランスの俳優たちが実名で登場し、スターたちの実像とフィクションの境界を曖昧にさせる実験性を持ったユニークな作品です。マルチェロ・マストロヤンニ生誕100年の今年の映画祭を締めくくるに相応しい作品です。
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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<TIFFCOM2024開催概要>
■開催期間:2024年 10 月30日(水)~11月1日(金)■公式サイト:www.tiffcom.jp
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第37回東京国際映画祭 ナビゲーター菊地凛子に決定!! 撮り下ろしポスタービジュアル解禁!!
10月28日(月)~11月6日(水)開催の第37回東京国際映画祭のポスターが完成し、今年の映画祭のナビゲーターに菊地凛子さんを起用したと発表した。
菊地凛子さんは2006年『BABEL』にてアカデミー助演女優賞にノミネートされ一躍脚光を浴び、以降『ノルウェイの森』(10、トラン・アン・ユン監督)、『パシフィック・リム』(13、ギエルモ・デル・トロ監督)、『Endless Night』(15、イザベル・コイシェ監督)など海外監督の作品にも多数出演。...
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10月28日(月)~11月6日(水)開催の第37回東京国際映画祭のポスターが完成し、今年の映画祭のナビゲーターに菊地凛子さんを起用したと発表した。
菊地凛子さんは2006年『BABEL』にてアカデミー助演女優賞にノミネートされ一躍脚光を浴び、以降『ノルウェイの森』(10、トラン・アン・ユン監督)、『パシフィック・リム』(13、ギエルモ・デル・トロ監督)、『Endless Night』(15、イザベル・コイシェ監督)など海外監督の作品にも多数出演。昨年『658Km、陽子の旅』では上海国際映画祭にて最優秀女優賞を受賞した。
ポスターのビジュアル監修は昨年同様コシノジュンコさんとなり、東京近郊の映画館で9/6(金)から掲出される。菊地凛子さんの強いまなざしの先に、また新たな映画の景色を本映画祭で見せられればという思いが込められている。
菊地凛子コメント 映画と映画を愛する人達との出会いが、東京という舞台でしっかりと繋がっていけたらと思っております。
この唯一無二の都市で行われる国際映画祭を、微力ながら盛り上げていきたいと思っております。
10月28日(月)のオープニングセレモニーは、昨年同様東京宝塚劇場で行うほか、クロージングセレモニーはTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12)、会期中の上映劇場は丸の内 TOEI、丸の内ピカデリー、TOHOシネマズ 日比谷、有楽町よみうりホールの大型劇場に加え、この他に角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテとなる。
三井不動産、三菱地所といった日比谷・丸の内地区の有力企業ともより連携を深め、東京都、千代田区、中央区などの行政、全銀座会等の地元団体とも様々な協力体制を敷き、街ぐるみの映画祭となっていく。また、各協賛企業と協力し、世界から映画・テレビ・アニメーションの業界関係者が一堂に会する映画祭併設ビジネス・コンテンツマーケットTIFFCOMとも連携しつつ、さらなるパワーアップも図る。
■菊地凛子プロフィール
1981年、神奈川県出身。
映画『生きたい』(99)にてスクリーンデビュー。『バベル』(06)にてアカデミー助演女優賞を含む多数の映画賞にノミネートされる。映画『パシフィック・リム』シリーズ、 『47RONIN』(13)など海外作品に主要キャストとして多数出演。近作は、米国ドラマシリーズ「TOKYO VICE」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、ドラマ「PICU」(CX)、主演映画『658km、陽子の旅』(22)では第25回上海国際映画祭最優秀女優賞を受賞。「侵入者たちの晩餐」(日本テレビ)、「ブギウギ」(NHK)、「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ)など。国内外で活動の幅を広げている。
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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■開催期間:2024年 10 月30日(水)~11月1日(金)
■公式サイト:www.tiffcom.jp
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