第36回東京国際映画祭予告編解禁! TESTSET によるフェスティバルソングも決定! ガラ・セレクション部門全作品決定!
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭の予告編が本日9月22日(金)より都内近郊の各劇場で上映がされている。今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『PERFECT DAYS』とクロージング作品の『ゴジラ-1.0』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全14本中11本の映像が含まれている。
また、今回の予告編には、今年のFUJI ROCK FESTIVAL ’23でも圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせたTESTSET(砂原良徳×LEO今井×白根賢一×永井聖一)の楽曲「Japanalog」が“第36回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使用されている。...
全部読む
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭の予告編が本日9月22日(金)より都内近郊の各劇場で上映がされている。今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『PERFECT DAYS』とクロージング作品の『ゴジラ-1.0』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全14本中11本の映像が含まれている。
また、今回の予告編には、今年のFUJI ROCK FESTIVAL ’23でも圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせたTESTSET(砂原良徳×LEO今井×白根賢一×永井聖一)の楽曲「Japanalog」が“第36回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使用されている。全編英語詞でロック、テクノ、ファンクの要素を孕んだジャンルレスなディスコチューンは日本発のオリジナルスタイルともいえ、東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから今回フェスティバルソングとして選ばれた。世界中の映画の映像と相まった音風景が今年の映画祭への期待感を煽る。
■TESTSETコメント
音楽の世界に憧れる前から、映画の世界に憧れていました。今となっては、新しい音楽情報を追っかけるよりも、映画のサウンドラックを通して新たに好きな曲やアーティストに出会う事の方が多いです。我々TESTSETの「Japanalog」という曲も、映画の世界を通して誰かの想像力に突き刺さされば嬉しい限りです。(LEO今井)
<第36回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:
www.tiff-jp.net
<TIFFCOM2023 開催概要>
■開催期間:2023年 10 月25 日(水)~27 日(金)
■会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
■公式サイト:
www.tiffcom.jp
閉じる
第36回東京国際映画祭・小津安二郎生誕120年記念企画や城定秀夫監督特集など主要特集企画が続々決定
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭では、期間中に例年以上に様々な企画や特集上映を数多く実施する。本年の目玉企画として、小津安二郎生誕120年を記念した特集上映やイベントを実施する。昨年は故・青山真治監督の特集をしたNippon Cinema Now部門は、本年は近年多彩なジャンルの作品を精力的に生み出している城定秀夫監督の特集を行う。また、昨年まで「ジャパニーズ・アニメーション部門」として、日本の作品のみを上映していたが、本年より「アニメーション部門」と名称を変更し、国内のみならず、海外の話題作も上映することとなった。...
全部読む
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭では、期間中に例年以上に様々な企画や特集上映を数多く実施する。本年の目玉企画として、小津安二郎生誕120年を記念した特集上映やイベントを実施する。昨年は故・青山真治監督の特集をしたNippon Cinema Now部門は、本年は近年多彩なジャンルの作品を精力的に生み出している城定秀夫監督の特集を行う。また、昨年まで「ジャパニーズ・アニメーション部門」として、日本の作品のみを上映していたが、本年より「アニメーション部門」と名称を変更し、国内のみならず、海外の話題作も上映することとなった。
■小津安二郎生誕120年記念企画 ”SHOULDERS OF GIANTS ”
今年は小津安二郎の生誕120年、没後60年にあたります。今、あらためて小津作品に光をあて、わたしたちが小津から何を学び、どう未来につなげてゆくべきかをグローバルな視点で考えます。今回、新たにデジタル修復した多くの作品を初公開する他、国立映画アーカイブでの小津安二郎監督週間(10/24~29)の貴重なフィルムでの上映と合わせるとほぼ全ての小津作品が網羅される大々的な特集となります。また、黒沢清、ジャジャンクー、ケリー・ライカートなど世界的に活躍する映画監督をお招きしてそれぞれの視点から小津を考える国際シンポジウムも実施します。他にも世界的なトランペッター黒田卓也による生演奏付きの上映(『非常線の女』)だったり、昨年新たにフィルムが見つかった『突貫小僧 マーヴェルグラフ版』の活弁付上映や今年のオープニング作品『PERFECT DAYS』でヴィム・ヴェンダース監督と共同脚本・プロデュースを担当した高崎卓馬によるJ-WAVE特番の公開収録、TIFFシリーズ部門での小津の初期サイレント作品の現代リメイクドラマの上映なども行います。企画のテーマである”SHOULDERS OF GIANTS”は、「小津という偉大な監督の肩にのって、映画の未来をみてみよう」という思いを表しています。
【東京国際映画祭上映作品】
『突貫小僧 マーヴェルグラフ版』(1929)、『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』(1932、★WP)、『非常線の女』(1933★)※世界的なトランペッター黒田卓也による生演奏付き上映、『菊五郎の鏡獅子』(1936、★WP)、『父ありき』(1942★)、『長屋紳士録』(1947★)、『風の中の牝雞』(1948★)、『晩春』(1949★)、『宗方姉妹』(1950★ )、『麥秋』(1951★)、『東京物語』(1953★)、『東京暮色』(1957★)、『彼岸花』(1958)、『お早よう』(1959)、『浮草』(1959★)、『秋日和』(1960)、『小早川家の秋』(1961★ )、『秋刀魚の味』(1962)
※★は4Kデジタル修復版
※WPは4Kデジタル修復版としてのワールド・プレミア上映
■Nippon Cinema Now部門特集 (城定秀夫(じょうじょうひでお)監督〉
この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき
日本映画という観点から選考された作品を上映する同部門では、デビューから100本以上の作品を手がけ、昨年だけでも『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』など、話題作が立て続けに公開され、精力的に良作を生み出している実力派・城定秀夫監督を特集します。
【上映作品】
『アルプススタンドのはしの方』(2020)、『愛なのに』(2022)、『ビリーバーズ』(2022)、『銀平町シネマブルース』(2023)
※いずれも英語字幕付き上映
■アニメーション部門特集
昨年までのジャパニーズ・アニメーション部門は、今年からコンセプトも新たに再スタートします。まずひとつめの柱は「ビジョンの交差点」と題して海外での話題作も取り上げ、国内の最新作と合わせて9作品上映します。またレトロスペクティブは「海外映画祭と監督」というテーマで、海外映画祭で賞に輝いた監督の作品を3作品上映します。
【上映作品】
『アートカレッジ1994』(2023)、『深海レストラン』(2023)、『トニーとシェリーと魔法の光』(2023)、『ロボット・ドリームズ』(2024年公開予定)、『リンダはチキンがたべたい!』(2024年公開予定)以上洋画作品
『かがみの孤城』(2022)、『BLUE GIANT』(2023)、『北極百貨店のコンシェルジュさん』(2023/10/20公開)、『駒田蒸留所へようこそ』(2023/11/10公開)
<海外映画祭と監督>
『夜明け告げるルーのうた』(2017、湯浅政明監督)、 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019、片渕須直監督)、『音楽』(2020、岩井澤健治監督)
以上の他にもワールドフォーカス部門で「ラテンビート 映画祭」とのコラボレーションによるスペインや中南米の秀作に加え、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターとの共催による「台湾電影ルネッサンス2023」、生誕100周年を迎えるイタリアの巨匠・フランコ・ゼフィレッリ特集、スペインのバスク地方の映画の特集、アジアン・フィルム・アワード・アカデミーとの共催による香港映画の特集といった多彩な特集上映も行います。また、韓国での日本大衆文化開放25周年の特別上映として『シュリ〔デジタル・リマスター版〕』(1999)と『Love Letter』(1995)の上映も行います。
<第36回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:
www.tiff-jp.net
<TIFFCOM2023 開催概要>
■開催期間:2023年 10 月25 日(水)~27 日(金)
■会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
■公式サイト:
www.tiffcom.jp
閉じる
ベネチア映画祭・濱口監督作品が上映(9月5日)
イタリアのベネチア国際映画祭は8月30日に開幕し9月9日まで行われている。
最優秀賞にあたる金獅子賞を競うコンペティション部門には、「ドライブマイカー」で数々な国際的な賞を受賞した濱口竜介監督の作品「悪は存在しない」がノミネートされていて、上映会が行われた。
「悪は存在しない」は主人公が暮らす自然豊かな村の近くにキャンプの宿泊施設を建設する計画が持ち上がり、それが村の水資源や生態系に影響をもたらすことが明らかになるという物語。
上映後には観客が立ち上がり、7分以上に渡って拍手を贈った。
役所広司主演映画・日本代表に(9月5日)
第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が「男優賞」を受賞した映画「PERFECT DAYS」が第96回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作に決定した。
映画「PERFECT DAYS」は10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定している。
第36回東京国際映画祭・オープニング作品『PERFECT DAYS』、クロージング作品『ゴジラ-1.0』に決定!」
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
オープニング作品は今年のカンヌ国際映画祭で主演の役所広司さんに最優秀男優賞をもたらした『PERFECT DAYS』(監督:ヴィム・ヴェンダース)になった。...
全部読む
10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
オープニング作品は今年のカンヌ国際映画祭で主演の役所広司さんに最優秀男優賞をもたらした『PERFECT DAYS』(監督:ヴィム・ヴェンダース)になった。カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した際に、ヴィム・ヴェンダース監督が「役所広司は僕の笠智衆だ」と絶賛した本作が東京国際映画祭の開幕を飾る。
クロージング作品は『ゴジラ-1.0』(監督・脚本・VFX:山崎貴)。1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。ゴジラ70周年記念作品でもある本作が、公開前唯一の一般向けの世界最速上映として日本の映画祭の終幕にその咆哮をあげる。
■オープニング作品 『PERFECT DAYS』
第76回カンヌ国際映画祭、最優秀男優賞受賞作!!
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。
男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
配給:ビターズ・エンド(2023年12月22日全国公開/日本)
■クロージング作品 『ゴジラ-1.0』
ゴジラ70周年記念作品シリーズ史上最悪の絶望が日本を襲う!
戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。
史上最も絶望的な状況での襲来に誰が? そしてどうやって?
日本は立ち向かうのか―。
監督・脚本・VFX:山崎貴
配給:東宝(2023年11月3日公開/日本)
■ヴィム・ヴェンダース監督コメント
今年の東京国際映画祭は私が敬愛する巨匠・小津安二郎監督の死後60年、生誕120年の記念すべき年に開催されるもので、そんな機会に参加できることは私にとっては特別なことです。そこで私の『PERFECT DAYS』がオープニング上映されるというのはこれ以上ない誇りです。
■市山尚三プログラミング・ディレクターコメント
『PERFECT DAYS』がワールド・プレミア上映されたのは5月25日、カンヌ映画祭も終盤に差し掛かり佳境を迎えようとしていた頃でした。公式上映が終わった後、映画を観た人々が一様に幸福そうな表情で感想を話していたことをよく覚えています。まさに映画祭の空気が一変した瞬間でした。世界から集まった映画のプロフェッショナルたちの感情をそこまで動かしたこの作品をオープニング作品として映画祭の観客の皆様にお届けできることは、プログラミング・ディレクターとして大きな喜びです。
■山崎貴監督コメント
かつて東京国際映画祭といえばゴジラ初お披露目の場所でした。公開前、たった一度だけと決まった一般上映をその伝統ある映画祭で行えるというのは運命を感じますし、とても光栄なことだと思っています。
■市山尚三プログラミング・ディレクターコメント
『ゴジラ-1.0』は初代ゴジラに当時の製作者たちが込めた精神を引き継ぎつつ、様々な点において山崎監督の果敢なチャレンジが見て取れる素晴らしい作品です。この作品を世界に先駆けてクロージング作品として東京国際映画祭で上映できることは大きな喜びです。
<第36回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:
www.tiff-jp.net
<TIFFCOM2023 開催概要>
■開催期間:2023年 10 月25 日(水)~27 日(金)
■会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
■公式サイト:
www.tiffcom.jp
閉じる
「映画情報」内の検索