幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「アライブ」第1話 フジテレビ 1月9日(金) 22時-
がんをテーマにした医療ドラマ。
松下奈緒、木村佳乃演じる2人の医師が明かせない秘密や傷を持ちつつも
互いに支え合い患者に向き合っていく。
マンガ原作かな?と思ったのですが完全オリジナルストーリーでした。
脚本は「刑事ゆがみ」「ラヴソング」の倉光泰子。
腫瘍内科という診療科があることはこのドラマで初めて知りました。
がんに特化した診療科で日本ではまだ日が浅いとのこと。
手術は外科がやり腫瘍内科ではがんの診断をつけるということのようです。...
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がんをテーマにした医療ドラマ。
松下奈緒、木村佳乃演じる2人の医師が明かせない秘密や傷を持ちつつも
互いに支え合い患者に向き合っていく。
マンガ原作かな?と思ったのですが完全オリジナルストーリーでした。
脚本は「刑事ゆがみ」「ラヴソング」の倉光泰子。
腫瘍内科という診療科があることはこのドラマで初めて知りました。
がんに特化した診療科で日本ではまだ日が浅いとのこと。
手術は外科がやり腫瘍内科ではがんの診断をつけるということのようです。
主人公・恩田心(松下奈緒)の夫は強風で倒れた看板の下敷きになって
意識不明のまま。
この夫の治療に関わっていたのが新しく赴任してきた消化器外科の医師・梶山薫だった。
薫は何か考えがあってわざと自分が担当して手術を失敗してしまった患者・恩田匠の妻である
心に近づいたようだった。
がん患者と医師のヒューマンストーリーというだけでなく医師同士の間にも
物語の展開がある模様。
サバサバして一見気が強い感じの梶山薫を木村佳乃が好演。
おっとりしているが芯が強い感じの松下奈緒といいコンビネーション。
病院ものにありがちな次から次へと患者トラブルが起こる展開は
ちょっと気がそがれるけれど薫が心の夫の執刀医だったことがわかる下りからは
物語が急展開して引き付けられました。
がん患者の高畑淳子の演技はさすが。
こういう患者いるだろうなと思わせるし、がんという日常を生きている様子が
垣間見えてほんとうに上手いと思いました。
オリジナルストーリーでどこまでできるか期待するとともに
2人の女医の関係をどう描くのかに興味をそそられました。
また、おちついたトーンのドラマなのでゆっくり見られるし
昨今の刑事もののようにちょっとでも目を離すと話が分からなくなってしまう
入り組んだストーリーもないしで、普通に見られる、という感じでした。
ふつうに落ち着いて見られるというのは案外評価高いポイントかもしれないと思いました。
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「知らなくていいコト」第1話 日本テレビ 1月8日(水) 22時-
吉高由里子主演。
お仕事モノかと思いきや、ちょっとサスペンス味ありの展開。一筋縄ではいかないドラマか?
仕事も恋愛も突き進む系の主人公、ケイト。
かなり腕利きのスキャンダル系週刊誌記者。
母が亡くなる直前にあなたの父親はキアヌリーブスと言い残すが実は殺人犯が自分の父だと知ってしまい…
文春か新潮系の週刊誌編集部が登場しますが編集長・佐々木蔵之介、主人公の上司・山内圭哉は結構濃い。...
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吉高由里子主演。
お仕事モノかと思いきや、ちょっとサスペンス味ありの展開。一筋縄ではいかないドラマか?
仕事も恋愛も突き進む系の主人公、ケイト。
かなり腕利きのスキャンダル系週刊誌記者。
母が亡くなる直前にあなたの父親はキアヌリーブスと言い残すが実は殺人犯が自分の父だと知ってしまい…
文春か新潮系の週刊誌編集部が登場しますが編集長・佐々木蔵之介、主人公の上司・山内圭哉は結構濃い。
山内さんはすっかりパワハラ上司役専門になってしまったのか?「けもなれ」の社長と完全に一致?
まぁ、パワハラ上司役を彼以上に上手くやれる俳優は今の所考えつかないからベストなキャスティングと言えるかも知れませんね。
そして主人公の今彼が重岡大毅、元彼が柄本佑はかなり地味。
しかし、今後の展開次第では見逃せないドラマになるかも。
脚本の大石静はドンドン仕掛けてくる作品が多いですから途中でとんでもない展開になる可能性もあると思います。
と、いいつつ大石静さんの描く肉食系女子にはちょっと疲れてしまうかも。
話の展開も細かいところは気にせず強引に行っちゃう感があり。
今回ゲストの倍賞美津子さんもかなり肉食でした。国際ロマンス詐欺に遭っているという設定なんですが取材方法が結構強引で、よくうまく行ったよなぁ~!と思いました。
倍賞美津子さんは色っぽかったです。
主人公の取材対象と自分の出自をめぐる疑惑?がリンクしてくる展開なのかなー?と予想しましたがどうなるのか。
来週を楽しみに待ちたいと思います。
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「絶対零度」第1話 フジテレビ 1月6日(月)21時ー
「絶対零度」第4シーズンです。
長寿シリーズですね。キャストは結構変わってますけど
現在のキャストで今は定着している印象です。
家族を惨殺された過去を持つ刑事・井沢(沢村一樹)。
家に帰ると妻と娘の幻影を見てしまうのが切ない・・・
でもちょっと幻影が出すぎかな?幽霊の住む家かと思ってしまう。
憎しみが募って刑事としての一線を越えてしまいそうな危うさを沢村一樹さんが
たくみに表現しています。...
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「絶対零度」第4シーズンです。
長寿シリーズですね。キャストは結構変わってますけど
現在のキャストで今は定着している印象です。
家族を惨殺された過去を持つ刑事・井沢(沢村一樹)。
家に帰ると妻と娘の幻影を見てしまうのが切ない・・・
でもちょっと幻影が出すぎかな?幽霊の住む家かと思ってしまう。
憎しみが募って刑事としての一線を越えてしまいそうな危うさを沢村一樹さんが
たくみに表現しています。
誠実そうな見た目に反して狂気を内包しているのが怖いです。
横山裕さん、本田翼さんは前回にひきつづき
「うーんなんだかなぁ」とも正直思いますがそういう不満を持って見ても
面白くないし、「ばっさー可愛い!!かっこいい!」これでいいと思います。
結構グロいしハードな内容なのでこれくらいの演技の緩さがないと
逆に月9では怖くて見れないかもなので絶妙なキャスティングなのかもしれないと思いました。
今回は香坂(水野美紀)というキーになる人物が出てきました。
冒頭とラストの香坂が拳銃で撃たれている??銃を伊沢が持っている??
謎のシーンの謎解きが今後の軸になるのか?
また、柄本明さんがメンバーに加入でちょっと面白い。
柄本時生さんとの共演は案外今まで見たことなかったので素直に「おおっ」と
思いました。
変装して敵地に乗り込む姿は「ルパンの娘」の麿赤児さんかと思いました。
今回の事件も暴力描写や血まみれや浅い時間帯ではハードかなと思うシーンも多く
個人的にはあまり歓迎できないですが(一般的に言えば大したシーンではないですが
夜9時台はいろんな方が見ていると思うので)
作品全体的には面白かったです。
石川淳一監督は「コンフィデンスマン」のようなコメディが得意と思っていましたが
ハードボイルドも撮るんですね。クレジットを見て意外に思いました。
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「教場・後編」フジテレビ 1月5日(日)21時ー
前編も非常に見ごたえのあった「教場」
後編になっても密度の濃い内容は変わりませんでした。
風間(木村拓哉)が受け持ちの生徒たち一人一人が持つ問題を
独自の方法で明らかにして一つの答えを出させていくという流れ。
そのためひっきりなしに事件が起こり少々盛り気味?な感じもありましたが
緊迫感と密度でその疑問点もねじ伏せられ納得したという形。
本来なら1つのエピソードに1時間づつくらいかけてもいいくらいだと感じました。...
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前編も非常に見ごたえのあった「教場」
後編になっても密度の濃い内容は変わりませんでした。
風間(木村拓哉)が受け持ちの生徒たち一人一人が持つ問題を
独自の方法で明らかにして一つの答えを出させていくという流れ。
そのためひっきりなしに事件が起こり少々盛り気味?な感じもありましたが
緊迫感と密度でその疑問点もねじ伏せられ納得したという形。
本来なら1つのエピソードに1時間づつくらいかけてもいいくらいだと感じました。
役者皆の演技がとても良く、鬼気迫るものがあり
何度も涙が出ました。
警官になるのって大変なのね…と素直に感心したり。
つまり「ハマって」見ることができました。
前編も後編もどっちも面白かったです。
途中でいなくなってしまった生徒たちに関しては名残惜しさもあり、また途中退場の生徒は
かなりの見せ場があってなので、まぁそれもいいかもと思ったり。
平田(林遣都)だけはどうしようもないヤツのまま警察学校を辞めて、後編でフォローもなかったので
少々彼の将来が気になりました。
またガンマニアの南原(井之脇海)みたいなオタクな人ってぜったい警察や自衛隊にいるキャラだよな
と思いましたがこういう人も警官になるのは危険なのかも、と感じました。
風間教官のいう警察官の資質のある人物には全く当てはまらないですからね。
木村拓哉さん演じる風間教官のキャラクターは本当に怖い。
怖いけど優しい。職務にとことん忠実であり半年間で生徒たちに警官とは何たるかをしっかり教えなくてはいけない
責任感を背負っている。それゆえの厳しさ。
自分を律する心を持った人物像を木村さんが余すところなく表現していました。
役者としての円熟期に入った木村拓哉さんの代表作たり得る作品ではないでしょうか。
ラスト、新入生がまた風間教場にやってくるシーン。
ほんのちょっとしか映らないのに三浦貴大、上白石萌歌、伊藤健太郎、佐久間由衣、嘉島睦の5人が一瞬出演。
豪華すぎ・・・もしかして第2弾があるのかな?
そしてお巡りさん役で明石家さんまさんが出演。
出演するという情報はすでに出ていたので「どこに?」と注目していたらまさかのちょっとだけ出演でした。
さんまのカメオ出演。ネットでは叩いている人もいましたが私はほっこりして(ラストだし)、
まぁいいかなと思いました。
ホッとするところも必要。
ラストの卒業式のシーンは泣けましたねぇ・・・
風間教官のような人に会えたら人生変わりますね。
風間教官が一人一人にかける言葉全てにグッときました。
ほんとうに素晴らしいドラマでした。大満足です。
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「教場・前編」フジテレビ 1月4日(土) 21時ー
キムタク演じる警察学校教官とその生徒たち。
厳しい管理体制の下、様々な前歴を持つ生徒たちが警官を目指す。
教場の生徒たちのキャスティングがなかなか良く、役者の良さでも
ひきつけられました。
若い人だけでなく前職を捨ててこの教場にやってきた者もあり
警官を目指す理由も様々。
そんな中、中心的な生徒を演じる工藤阿須賀さんは警察学校にいそう!という感じがダントツでした。工藤さん、やっぱりこういった誠実な役があっていますよね。...
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キムタク演じる警察学校教官とその生徒たち。
厳しい管理体制の下、様々な前歴を持つ生徒たちが警官を目指す。
教場の生徒たちのキャスティングがなかなか良く、役者の良さでも
ひきつけられました。
若い人だけでなく前職を捨ててこの教場にやってきた者もあり
警官を目指す理由も様々。
そんな中、中心的な生徒を演じる工藤阿須賀さんは警察学校にいそう!という感じがダントツでした。工藤さん、やっぱりこういった誠実な役があっていますよね。安心して見られました。
ニッポンノワールは見てられなかったから・・・
林遣都さん演じるヘナチョコ生徒は問題を起こして辞めてしまったのでもう出ないのでしょうか?残念。
クレイジーで心の弱い役、林遣都さん非常にうまく演じていました。
大人(年配)のキャストが少なく、警察学校という題材から
地味目ドラマの印象を持っていましたが生徒のキャスティングが良く非常に面白く拝見しました。
大島優子さんのまっすぐな人柄、葵わかなさんの甘い感じの役柄のコントラストも良かったです。葵わかなさんは今まで見たドラマで一番良かったです。
そして何より木村拓哉という俳優のストイックで非情な雰囲気がこのドラマの鍵となっておりその雰囲気を余すところなく表現していることに脱帽しました。
年配の教官の役ですが迫力があって怖い先生でした。
彼にも何らかの過去があるようでそれは後編のお楽しみ。
警察学校を舞台にした青春ものではなくサスペンスものなのがとても良かったです。
しかし事件が次々起こる警察学校ですね・・
その辺はまぁ仕方ない。
演出はちょっとベタですが分かりやすく見進められました。
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