幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
第43回創作テレビドラマ大賞「ゴールド!」NHK 3月27日(金)22時ー
創作テレビドラマ大賞という賞があることを初めて知りました。
どんな賞なんだろうとググってみると
「日本放送作家協会とNHKが共同で主催する賞だそうな。
大賞受賞者、鳴尾美希子さんの脚本をドラマ化したもの。
ヤングシナリオ大賞以外にも脚本がドラマ化される賞があるのですね。
高齢の柴田(藤竜也)はある日車を運転中に信号無視で切符を切られてしまう。
かつての肩書を盾に警官に威圧的な態度を取る柴田だが
新人警官の西井(坂東龍汰)は柴田の昔の肩書も知らないし「自分の取り締まりは100%正確」と
一歩も引こうとしない。...
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創作テレビドラマ大賞という賞があることを初めて知りました。
どんな賞なんだろうとググってみると
「日本放送作家協会とNHKが共同で主催する賞だそうな。
大賞受賞者、鳴尾美希子さんの脚本をドラマ化したもの。
ヤングシナリオ大賞以外にも脚本がドラマ化される賞があるのですね。
高齢の柴田(藤竜也)はある日車を運転中に信号無視で切符を切られてしまう。
かつての肩書を盾に警官に威圧的な態度を取る柴田だが
新人警官の西井(坂東龍汰)は柴田の昔の肩書も知らないし「自分の取り締まりは100%正確」と
一歩も引こうとしない。
ムキになった柴田はその日から切符をきられた交差点で西井の取り締まりに間違いがないか
ビデオカメラを構えて監視する。
しかし取締りに対しゴネる違反者に手を焼いている西井を逆に助けてしまい
2人の間に不思議なつながりができていく。
柴田には認知症が進んだ妻(吉行和子)がいる。妻の記憶から自分が消えてしまう現実を突きつけられ
ショックを受けるが・・・
最初は社会派ドラマなのかと思ったらヒューマンドラマでした。
高齢者の自動車事故は昨今問題になっていますがそこに深く踏み込んだ内容ではありませんでした。
主に妻と主人公の関係が主たる内容。
途中、柴田は自分より高齢のドライバー、高宮(品川徹)が妻を乗せて事故を起こす場面を目撃して
しまいハンドルが握れなくなってしまいます。
そんな中、妻が失踪。自分を忘れてしまったと思っていた妻が発見されたのは
かつての2人の思いでの場所でした。
高齢ドライバーの運転について触れながらも最後はちょっとファンタジーな内容になってしまった
ことは不満が残りました。
最初の違犯だって確実に信号無視だったし・・・
冒頭の肩書を振りかざす高齢者という柴田のイメージを途中から上手く覆して
違う面を見せて欲しかったけれど、あまりうまくいっていなかったかなという印象でした。
ただ45分でしっかり完結するドラマが見られたのは収穫でした。
連ドラでもなく2時間ドラマでもなく1時間ドラマってけっこう良いかも。
短編ドラマみたいな形でもっと45分くらいのドラマがあったらいいのにと思いました。
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「やすらぎの刻~道」第50週 最終回 3月27日(金)12時30-
1年間の長い物語がここに完結。
2017年の「やすらぎの郷」から数えたらもっと長いドラマでした。
「刻」と「道」いう2つのドラマを隔週で行ったり来たりするという画期的な手法で
綴られたドラマでしたが最終回まで見てこの物語にはこの手法しかないという
必然性を感じました。
脚本家・菊村(石坂浩二)は映像化するつもりもなく、誰にも読ませるつもりもない
「道」のシナリオをやすらぎの郷の金庫にしまい、仕事の終わりをかみしめていた。...
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1年間の長い物語がここに完結。
2017年の「やすらぎの郷」から数えたらもっと長いドラマでした。
「刻」と「道」いう2つのドラマを隔週で行ったり来たりするという画期的な手法で
綴られたドラマでしたが最終回まで見てこの物語にはこの手法しかないという
必然性を感じました。
脚本家・菊村(石坂浩二)は映像化するつもりもなく、誰にも読ませるつもりもない
「道」のシナリオをやすらぎの郷の金庫にしまい、仕事の終わりをかみしめていた。
しかしなぜかその脚本を読んだという人が続々・・・
かつての銀幕のスターたちの再び輝きたいという情熱、執着を愛おしく思いました。
老境にあっても人間は未熟で愛らしいものなのだなぁ・・・
極端な表現もありましたが1人の作家が全てを出し切った作品だったと思いました。
そしてそれを彩る俳優たちも適材適所で素晴らしかったです。
主演の石坂浩二さんは本当にステキ。
知性と品が圧倒的でした。
「道」に出演していた若い俳優さんたちも渾身の演技で魅せてくれました。
作品を生かすために全てのものが献身的に力を注ぐという、できそうでできないことが
実現しているドラマでした。
それもこれも倉本聰さんという偉大な脚本家がいたからこそ。
ラストのお墓にたたずむ菊村先生を見るとこの物語は完全に完結したのでしょう。
さみしいけれど「素晴らしいドラマをありがとう」とお別れを言いたいと思います。
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「テセウスの船」最終回(第10話) 3月22日(日) 21時
<ネタバレあり>
ついに、いよいよ全ての謎が解ける…
前回までの展開に少々不満を感じつつも
やはりワクワクドキドキしながら視聴。
こういうサスペンスドラマはネタバレが嫌だからなるべくリアルタイムで見たいですよね。
最近はすぐTwitterのトレンドとかでネタバレしちゃうから油断もすきもあったもんじゃない。
こちらのドラマも終了後のTwitter投稿数半端なかったですね。5ちゃんの実況スレは落ちていたし。...
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<ネタバレあり>
ついに、いよいよ全ての謎が解ける…
前回までの展開に少々不満を感じつつも
やはりワクワクドキドキしながら視聴。
こういうサスペンスドラマはネタバレが嫌だからなるべくリアルタイムで見たいですよね。
最近はすぐTwitterのトレンドとかでネタバレしちゃうから油断もすきもあったもんじゃない。
こちらのドラマも終了後のTwitter投稿数半端なかったですね。5ちゃんの実況スレは落ちていたし。
ここまで視聴者を楽しませたというのは
ホント、素晴らしい成果だったと思います。
さて、意外な黒幕の存在に皆さんビックリだったでしょうか?
まぁこのドラマに出てる人は誰しも犯人(すでに犯人が確定しているみきおの黒幕)である可能性があるわけなんで、役者のランクがどうこうは言いっこなし。というかベテラン俳優、著名な俳優がいる中、若手芸人が黒幕だからこそバレずに引っ張れたという制作側の策略かもですね。
神社で揉み合うシーンは正直、ダチョウ倶楽部のコントみたいで笑ってしまいましたが皆さんの迫真の演技は素晴らしかったです。
ギリシャ神話のテセウスの船の逸話がまた最後に出てきました。
ドラマのラストの印象で言うと、部品を全て新しく交換したテセウスの船は元のテセウスの船とは違うものに感じました。
家族を不幸から救おうと奔走したあの田村心さんはもういないんだと強く感じ切なくなりました。
原作と違う展開だったようですが深く心に残る良いラストだったと思います。
しかしここまで来るまでの展開で「匂わせ」「ミスリード」の多さはには辟易しました。
六平さんと今野さんが埋めようとしてたのイノシシだったのに怪しい雰囲気出すし。
校長先生の鉛筆削りもただの趣味の絵のため??
多少はいいけど分量が多いと陳腐になりますよね。
あとは最後まで榮倉奈々さんの芝居はちょっと…
大根かな?!
子どもや文吾さんの頭を叩くのも私は嫌でした。
ガラッパチの性格を表すならもっと違う表現があったはず。簡単な表現で済ませてはいけません。
あと、子役はみなさん上手すぎて舌を巻きました。特に加藤みきお役の柴崎楓雅くんは凄すぎる。主演の竹内涼真さんと堂々渡り合っていましたね。ルックスもかなりいけてるし将来有望、必ずやスターになるでしょう。
子どもみきおの犯行動機はちょっと…
でも狂気ではありましたね。
欲を言えば最後の最後にめっちゃ子どもっぽい顔を一瞬見せて欲しかったなぁ。これは演出の仕事ですが。
とにかく、最終回はかなり良かった!
竹内涼真さん始めこのドラマ出演者さんたちは確実に仕事増えますね。
そういう力を持ったドラマでした。
3カ月楽しませて頂きありがとうございました!
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「科捜研の女」最終回 テレ朝 3月19日(木) 20時
科捜研の女20周年で1年間続いた当ドラマもいよいよ最終回。1年間の連ドラってかなり大変ですよね
本当にお疲れ様でした!!
最近、もう出る俳優がいないのか?
正直あまり知らない俳優さんばかり出ていて
うーん、人材不足?と感じていました。
しかし今回は流石に最終回だけあって割と豪華キャストでしたね。
内容はクラシックな推理ものって感じで
科捜研らしい事件でした。
脚本は戸田山雅司。...
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科捜研の女20周年で1年間続いた当ドラマもいよいよ最終回。1年間の連ドラってかなり大変ですよね
本当にお疲れ様でした!!
最近、もう出る俳優がいないのか?
正直あまり知らない俳優さんばかり出ていて
うーん、人材不足?と感じていました。
しかし今回は流石に最終回だけあって割と豪華キャストでしたね。
内容はクラシックな推理ものって感じで
科捜研らしい事件でした。
脚本は戸田山雅司。
小説家役の田中要二さんがマクベスの魔女のセリフをいきなり呟くシーンから濃い~展開。
さすが科捜研、容赦なく濃い目で来ますね。
2つの事件、20年前の事件が入り組みなかなかの内容でしたがちょっとテンポが悪いんですよね…
それで2時間なので飽きてしまう所も多々。
20年前の役での田中要二さんのカツラは似合いすぎて笑いました。カツラでかなり若返る(笑)
最終回ながら安定の科捜研クオリティって感じで私的には可もなく不可もなくな印象でした。
それ故にまた次のシリーズもあるかな、と期待が持てました。
神回で終わったら逆に心配ですからね。
また、最終回近くなって疲弊した感もあるのでやはり1年間の連ドラはキツいかな。
せめて2クールでクオリティを均等にしてもらった方が嬉しいですね。
最後までレギュラーメンバー誰も欠けず元気にシリーズを終えたのは大変結構でした。
最終回にマリ子の父、小野武彦さんがご出演なのは嬉しい限りでした。
来クールは私の大好きな捜査一課長が始まります。その影響か、今回土門刑事の出番が少なかったねは残念でしたが4月の新ドラマを楽しみに待ちたいと思います。
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「恋はつづくよどこまでも」第10話 最終回 3月17日(火曜) 22時
注目の胸キュンドラマ最終回。
その日は朝から主演の上白石萌音と佐藤健がTBSの電波ジャックを行い宣伝に励んでいました。
TBSもかなり力を入れていたようで。
思えばTBS火曜22時枠って名作揃いですよね。
「逃げ恥」「カルテット」「あなそれ」
「花のち晴れ」「義母むす」「中学聖日記」
「はじ恋」
ぱっと書いただけでこの名作ぞろい。
どの作品も若い女性の恋愛を描くというコンセプトは統一されています。...
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注目の胸キュンドラマ最終回。
その日は朝から主演の上白石萌音と佐藤健がTBSの電波ジャックを行い宣伝に励んでいました。
TBSもかなり力を入れていたようで。
思えばTBS火曜22時枠って名作揃いですよね。
「逃げ恥」「カルテット」「あなそれ」
「花のち晴れ」「義母むす」「中学聖日記」
「はじ恋」
ぱっと書いただけでこの名作ぞろい。
どの作品も若い女性の恋愛を描くというコンセプトは統一されています。
徹底した視聴者サービスが持ち味で安心して楽しめるドラマ枠と言えましょう。
しかしこの枠の大体のドラマが最初の2、3回はつまらないんですよ。何故か。
それで見るのをやめては勿体ない。
必ず巻き返してきます。今後も諦めずに見続けて行こうと思います。
さて、恋つづですが最終回への期待が盛り上がり過ぎてどうしよう!って感じでしたが
期待通りのキュンキュン砲炸裂で、良い意味で
意外性はありませんでした。
最後の最後まで胸キュンというコンセプトと各キャラの設定を貫き通したのは良かったです。
おとぎ話的な展開に突っ込もうと思えば全然できるんですか、それはヤボですね。
ラストが結婚式なのはちょっと意外でした。
病院のみんなにも恋の花が咲き乱れ
ハッピーなラスト、良かったです。
胸キュンが過ぎてラスト半分くらいからは中高年の自分は胸焼け気味で、ボーっと眺めていましたが満足しました。
終わってしまったーというこの感覚も味合わせてくれましたし、名作の仲間入りで間違いないでしょう。
しかし佐藤健さんはプロフェッショナルですねー。
今後もさらに役の幅を広げてのご活躍を期待しています。
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