幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「麒麟がくる」 第13回 「帰蝶のはかりごと」 NHK 4月12日(日)
暗殺を企てた土岐頼芸(尾美としのり)を攻めようとする斉藤道三(本木雅弘)。
高政(伊藤英明)は戦になれば実の父と慕う土岐頼芸の側につくと明言。
明智十兵衛(長谷川博己)にもそうするように決断を迫る。
一方、織田家も内輪で分裂が。
家督を継いだ信長(染谷将太)を快く思わない本家や分家が齊藤道三に
信長を成敗するよう進言。
齊藤道三は「娘の婿ながらまだ会ったことがない」と会見を申し出るが内心は
信長の人物を見極め取るに足らない人物なら討ってしまう心づもりであった。...
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暗殺を企てた土岐頼芸(尾美としのり)を攻めようとする斉藤道三(本木雅弘)。
高政(伊藤英明)は戦になれば実の父と慕う土岐頼芸の側につくと明言。
明智十兵衛(長谷川博己)にもそうするように決断を迫る。
一方、織田家も内輪で分裂が。
家督を継いだ信長(染谷将太)を快く思わない本家や分家が齊藤道三に
信長を成敗するよう進言。
齊藤道三は「娘の婿ながらまだ会ったことがない」と会見を申し出るが内心は
信長の人物を見極め取るに足らない人物なら討ってしまう心づもりであった。
それを見越した帰蝶(川口春奈)は一計を案ずる。
まぁざっとこんな話だった13話。
今回も帰蝶(川口春奈)の独壇場といってもいい回でした。
何といっても伊呂波太夫(尾野真千子)に兵を調達するよう交渉する時の
ワルい顔。最高でしたね。
しかし伊呂波太夫って兵を何百人も集めたり(お値段次第)できる
そうとう凄腕の人材ブローカーだったんですね。
その凄腕、伊呂波太夫を上回る計略家の帰蝶。めっちゃいい役。
沢尻エリカさんでも良かったかもしれないけど
この可愛い顔の川口春奈さんが演じるからこそ凄みが出ているような気がする。
これは当たり役ですね!回を追うごとに凄くなっている。
帰蝶が交渉に使った金子。中身は砂金だったのですが
テレビ画面では砂金かどうかはっきりしなくて私は「ん?金と見せてただの砂?」と
惑わされてしまったのでもうちょっと砂金にも衣装なみの色彩を使って欲しかったな。
今回も十兵衛はあまり活躍した感じがなかったです。
そろそろ淋しくなってきたので十兵衛の見せ場をお願いしたいところですが
来週も信長と道山の話になりそうだし、もうちょっと脇のキャラクターのエピソードを
楽しみたいと思います。
しかし昨年の大河が苦手だった私ですが今回は面白い。
普通が嬉しいです。
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「浦安鉄筋家族」第1話 テレビ東京 4月10日 深夜0時12分ー
実写化不可能と言われた大人気ギャグマンガシリーズのドラマ化。
佐藤二朗がアクの強すぎる主人公を演じる。
しょっぱなからタバコに関する予防線を一応張ってきましたねー
んん??と思って見始めたら想像を絶する喫煙量で笑いました。
家族に赤ちゃんや小学生がいてもなんのその
とにかくタバコを吸いまくる父・大鉄だがある日妻・順子(水野美紀)
から禁煙を言い渡されてしまう。
なんでもとにかく大げさで騒がしい家族のドタバタコメディ
なんですが佐藤二朗さんがやりたい放題しつつも上手くコントロールして
「きちんと破綻した」ドラマになっています。...
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実写化不可能と言われた大人気ギャグマンガシリーズのドラマ化。
佐藤二朗がアクの強すぎる主人公を演じる。
しょっぱなからタバコに関する予防線を一応張ってきましたねー
んん??と思って見始めたら想像を絶する喫煙量で笑いました。
家族に赤ちゃんや小学生がいてもなんのその
とにかくタバコを吸いまくる父・大鉄だがある日妻・順子(水野美紀)
から禁煙を言い渡されてしまう。
なんでもとにかく大げさで騒がしい家族のドタバタコメディ
なんですが佐藤二朗さんがやりたい放題しつつも上手くコントロールして
「きちんと破綻した」ドラマになっています。
監督は「おっさんずラブ」の瑠東東一郎。
独特のテンポとイマジネーショ豊かな演出で世界観を作っていました。
そうとうしつこい内容なので少々胸焼け、もうちょっと短時間でもいいかな?
とも思わせられましたがだんだん慣れるかな(笑)
役者陣も全員出し切ったーって感じの演技でいいんですけど
初回は正直胸焼けしたまま終わりました。
タバコ吸いまくる内容は今のコンプライアンス重視のテレビ業界に一石を投じた
すばらしい内容だったと思います。
作品で必要ならタバコは吸っていいだろー!!
ワンカートン一気吸いとか、漫画の世界で印象深いシーンもちゃんと再現されていました。
とにかく、佐藤二朗をとことん堪能できるドラマ。
ここまでやっても全然使い減り感やいっぱいいっぱい感が出ない佐藤二朗さんて
ほんとうにすごいと、そこは心から感動を覚えました。
もちろん来週も見ようと思います。
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「警視庁・捜査一課長2020」第1話 4月9日(木)20時ー(初回2時間スペシャル)
待ってました!捜査一課長!
大岩純一捜査一課長が帰ってきました。
前クールの「科捜研の女」では土門刑事で登場の内藤剛志さんが
連続で登場です。
とにかく大満足の2時間スペシャルでした!
隙のない完璧な「捜査一課長」でした。
ファンが見たいと思っているものを全て見せてくれて本当にスカッとしました。
ドラマなのか、コントなのか一瞬分からなくなる展開はこのドラマのお手のもので
とはいえ演技はくそ真面目に行われ、受けたいとか笑わせようという意図が一切見えない
そこは清廉で本当に素晴らしい。...
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待ってました!捜査一課長!
大岩純一捜査一課長が帰ってきました。
前クールの「科捜研の女」では土門刑事で登場の内藤剛志さんが
連続で登場です。
とにかく大満足の2時間スペシャルでした!
隙のない完璧な「捜査一課長」でした。
ファンが見たいと思っているものを全て見せてくれて本当にスカッとしました。
ドラマなのか、コントなのか一瞬分からなくなる展開はこのドラマのお手のもので
とはいえ演技はくそ真面目に行われ、受けたいとか笑わせようという意図が一切見えない
そこは清廉で本当に素晴らしい。
今回は初回スペシャルにふさわしい豪華ゲスト陣でそろえ
見どころ満載でした。
新宿中央署の新人刑事・妹尾萩(芋おはぎ)に三吉綾花。
抜群のスタイルにキリっとしたまなざしでこの番組にピッタリの人材と思ったのですが
残念ながら今回だけのスペシャルゲストだった模様。
ぜひレギュラーとしてまた出演して欲しいですね。探しの山さん、小山田管理官(金田明夫)に
父親に感じるような思慕の念を抱いているというのもなかなか切なく良かったです。
またファン待望の大福こと真琴(斉藤由貴)も登場しました。
じらしてじらしてやっと登場というドラマチックな演出も良かったですねー
大福はレギュラー復帰のようでとても楽しみです。
笹川刑事部長(本田博太郎)、大岩一課長、奥野親道(ナイツ・塙)のシーンの完成度は
涙が出るほど笑いました。べつに笑わせるシーンでもないのに。
また一課長が署員に檄を飛ばす捜査会議も相変わらず楽しいシーンとなっていました。
ゲストは松下由樹さん、窪塚俊介、野間口徹、宮本真希ら。
やはり俳優の層が厚いとあからさまに面白くなるな、俳優の役割は大きいなと
改めて思わされました。
ちょっとしたことかもしれないですが俳優が気が利いているとグッと物語が面白くなりますよね。
ぜひ今シリーズを通してこのクオリティをキープして頂きたい。
何から何まで大満足のスタート、期待しかありません!
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「きょうの猫村さん」第1話 テレビ東京 4月8日(水)深夜0時52分ー
人気コミック「きょうの猫村さん」のドラマ化。
主人公の猫村ねこを松重豊が演じる。2分30秒のミニドラマ。
この短い時間でどう世界観を出すのか、逆に難しいと思うけれど
初回はあれよあれよという間に終わって何も考えられませんでした。
松重さんが役にあってるとかあってないとか、誰それの演技がどうとか
そういったこととはかけ離れた世界。
この、目の前に出された「猫村さん」の世界それ以上でも以下でもないのです。...
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人気コミック「きょうの猫村さん」のドラマ化。
主人公の猫村ねこを松重豊が演じる。2分30秒のミニドラマ。
この短い時間でどう世界観を出すのか、逆に難しいと思うけれど
初回はあれよあれよという間に終わって何も考えられませんでした。
松重さんが役にあってるとかあってないとか、誰それの演技がどうとか
そういったこととはかけ離れた世界。
この、目の前に出された「猫村さん」の世界それ以上でも以下でもないのです。
ただ、拝見しましょう。
HPの原作者・ほしよりこさんのコメントも「原作のことは忘れて楽しみましょう」
なのでこのドラマはほぼオリジナル作品と見て良いでしょう。
原作のある作品のドラマ化、映像化というものは二次創作でありその創作は
いろいろな考え方を基に行われてしかるべき。
原作まんまのような世界も良いでしょうし、大きくデフォルメされた作品もいいでしょう。
原作つきドラマが増えている昨今、ただドラマ化するだけでなく
「どう」ドラマ化するのかに焦点をあてるとまだまだ奥が深く楽しみも広がりそう。
オリジナリティあふれる「二次創作」にチャレンジした「チーム猫村」に敬意を表します。
松重豊さん以外の出演者や音楽も超豪華メンバーなので
小さなドラマですが中身は濃厚で楽しめそう。
始まったら2分少々ですぐに終わってしまうので見るのをお忘れなく。
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「地獄のガールフレンド」第1話 フジテレビ 4月6日(月)深夜0時55分ー
FODで配信されていたドラマが地上派に登場。
漫画原作のこの作品は女の友達を信じられない主人公が離婚を機に
シェアハウスで個性が全く違う2人の女性と共同生活をすることになるというお話。
主演は加藤ローサさん。ワカコ酒の武田梨奈さん、桜井ユキさんが出演。
登場人物がわりと内向き(シェアハウスの大家の奈央・桜井ユキは性格がきつそうだが)
でおとなしめな印象。主人公・加奈も同居人となった悠里もかなり内面をこじらせて
いそう。...
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FODで配信されていたドラマが地上派に登場。
漫画原作のこの作品は女の友達を信じられない主人公が離婚を機に
シェアハウスで個性が全く違う2人の女性と共同生活をすることになるというお話。
主演は加藤ローサさん。ワカコ酒の武田梨奈さん、桜井ユキさんが出演。
登場人物がわりと内向き(シェアハウスの大家の奈央・桜井ユキは性格がきつそうだが)
でおとなしめな印象。主人公・加奈も同居人となった悠里もかなり内面をこじらせて
いそう。シェアハウスはゴミ屋敷で男関係も色々ありそうでそこらへんが今後描かれて
行くのかなと。
タイトルからの印象にしてはそれほど斬新な内容ではないけれど
3者3様のストーリーを追って行けば広がりは出てきそうです。
奈央の仕事の共同経営者、鹿谷(猪塚健太)がおねぇっぽいのも
ちょっとありがちに感じてしまいましたがこちらとも何かありそう。
3人の女優さんたちはそれぞれ魅力的でナチュラルに演じており好印象。
武田梨奈さんはワカコ酒から続けて見たのでその印象の様変わりに
驚嘆しました。とちらかというとワカコ酒よりこっちの役の方が合ってるような気もします。
加藤ローサさんはいい感じに老けてシングルマザー役も自然に演じていて納得。
身近なキャラを演じられる年齢になり、歳を重ねた良さが出ていると感じました。
桜井ユキさんの高飛車気ままなキャラもかっこよくステキ。
3人の女優さん達の魅力を堪能できることもこのドラマの大きな見どころだと感じました。
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