「夕暮に、手をつなぐ」TBS 第9話 3月14日(木) 22時
自分のデザインを徹(遠藤憲一)に盗まれショックのあまり
音(永瀬廉)に電話をした空豆(広瀬すず)。
しかし電話に出たのはセイラ(田辺桃子)だった。
空豆に好意を抱いていたセイラは空豆、葉月(黒田麻璃央)との3ショット写真の
自分の部分を切り抜き、音に
空豆と葉月が付き合っていると言う。
音はショックを受けるがセイラは「フラレた者同士」と言って
2人は抱き合う。
それを見てしまう空豆。...
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自分のデザインを徹(遠藤憲一)に盗まれショックのあまり
音(永瀬廉)に電話をした空豆(広瀬すず)。
しかし電話に出たのはセイラ(田辺桃子)だった。
空豆に好意を抱いていたセイラは空豆、葉月(黒田麻璃央)との3ショット写真の
自分の部分を切り抜き、音に
空豆と葉月が付き合っていると言う。
音はショックを受けるがセイラは「フラレた者同士」と言って
2人は抱き合う。
それを見てしまう空豆。
雪の舞う中で泣く空豆に傘を差し出したのは葉月だった。
空豆はアンダーソニアを辞め、葉月はパタンナーとして
空豆についていく決心をする。
しかし音のユニット、ビートバーミニットのスタイリストの座を
売れっ子の藤原大門にとられてしまう。
仕事をすべて失って失意に沈む空豆。
追い詰められた空豆はついに自分を捨てた母・塔子を頼る決心をする。
どうしてもすれ違っていく2人。
楽しかったあの日は戻ってこないのでしょうか。
せつない回でした。
空豆の青春は少しづつ終わりに近づき、現実が大きく立ちはだかります。
恋している場合じゃない、仕事をしなければと言う空豆。
自分の夢を叶えるためにあんなに嫌っていた母親に合うことに。
感動の再会という風ではなかったけれど
母親の塔子(松雪泰子)は母親らしいことをしなかったかわりに
今、空豆の夢を叶える手伝いをすると言います。
そして空豆は塔子のブランドのセカンドラインのデザイナーとして
パリに行く決心をするのでした。
音と空豆、互いに惹かれ合っているのにすれ違う様子が涙を誘います。
2人のタイミングが合わず思いが通じ合わないというのは
携帯電話もなかった時代のこと、と思っていましたが
今回の話で互いに気持ちを伝えるLINEするも
相手が見る前にメッセージを削除してしまうシーンはせつなすぎました。
あれは「メッセージが削除されました」という表示が出るからまたいいんですよね。
痕跡だけは残っているけど、どんなメッセージだったのか見られない。
もう数分早く携帯を見ていれば・・・でもそれが運命なのかもしれません。
ラストの花火から空豆が音に手を伸ばし、抱き合うまでの流れが完璧すぎました!
余韻が残りすぎてしばし浸りました。
まるで映画のよう。
脚本、カット割り、演技どれも最高でした。
来週はいよいよ最終回。
2人の恋の行方はどうなるのでしょうか。目が離せません。
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「星降る夜に」 テレ朝 最終回 3月14日(火)21時
妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を逆恨みする
判(ムロツヨシ)。
判は自らの命を絶とうと海へ向かうが、すんでのところで
鈴の恋人・一星(北村匠海)に助けられる。
そんな判の姿は妻の彩子(安達祐実)と子どもの命をなくして10年、
涙を流せないまま復讐のために医者になる道を選んだ佐々木(ディーンフジオカ)の心の時計の針を優しく進めてくれた。
佐々木は10年間手を付けられなかった
妻と暮らした家の遺品整理をする決心し、妻の親友でもあった北斗(水野美紀)に依頼する。...
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妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を逆恨みする
判(ムロツヨシ)。
判は自らの命を絶とうと海へ向かうが、すんでのところで
鈴の恋人・一星(北村匠海)に助けられる。
そんな判の姿は妻の彩子(安達祐実)と子どもの命をなくして10年、
涙を流せないまま復讐のために医者になる道を選んだ佐々木(ディーンフジオカ)の心の時計の針を優しく進めてくれた。
佐々木は10年間手を付けられなかった
妻と暮らした家の遺品整理をする決心し、妻の親友でもあった北斗(水野美紀)に依頼する。
そして佐々木は鈴のような医者になるためにマロニエ産婦人科を旅立つことを
決意する。
そして1年後、鈴と一星は一緒に暮らし、佐々木は青森の病院で働いている。
判はスーパーで働き、鈴と一星の周りの人たちはそれぞれの場所で幸せに暮らしている。
最終回はハッピーエンドでした。
途中、不穏な雰囲気になってきた回もありましたが
最後は皆、それぞれの幸せを掴みました。
当初、年の差10歳の2人のラブストーリーということだったので
2人のことが中心なのかなと思いましたが案外周りの人のエピソードもあり
それが鈴と一星の関係にも影響して複雑に絡み合っていきました。
2人の恋愛だけにとどまらず人々を包む大きな愛を描いていたこのドラマ。
ご都合主義と思う方もいるかも知れませんが、やっぱりハッピーエンドっていいものですね。
それぞれが悩み、逡巡しながら、心が安定する場所にたどり着くことが幸せというものなのかもしれないなと思いました。
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「夕暮れに、手をつなぐ」第8話 TBS 3月7日(火)22時
夢に向かい順調に飛躍を続ける浅葱空豆(広瀬すず)は
アンダーソニアのコレクションに参加することに。
一方、音(永瀬廉)は歌番組の出演が決まり顔出しすることになる。
2人が一緒に暮らす日々は終わりに近づいていた。
そんな時、空豆の母から1通のメールが届くが空豆は音の制止も聞かず
削除してしまう。
それぞれの夢に向けて離れていく空豆と音。
音とユニットを組んでいるセイラ(田辺桃子)は複雑な心境を抱えている。...
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夢に向かい順調に飛躍を続ける浅葱空豆(広瀬すず)は
アンダーソニアのコレクションに参加することに。
一方、音(永瀬廉)は歌番組の出演が決まり顔出しすることになる。
2人が一緒に暮らす日々は終わりに近づいていた。
そんな時、空豆の母から1通のメールが届くが空豆は音の制止も聞かず
削除してしまう。
それぞれの夢に向けて離れていく空豆と音。
音とユニットを組んでいるセイラ(田辺桃子)は複雑な心境を抱えている。
そんなある日、アンダーソニアのデザイナー・徹(遠藤憲一)が空豆のアイディアを盗んでいた
ことが発覚。怒る空豆だが「この業界ではよくあること。業界のルールだ」と言われ
飛び出して行ってしまう。
音のいるレコード会社に行く空豆だがそこでセイラと音が抱き合っているのを目撃してしまい・・・
夢を叶えれば叶えるほど悲しいことばかりが空豆をおそいます。
音と出会った頃に戻りたいと思う空豆ですが
もう運命は動き初めてしまっているのでしょうか。
お互い惹かれ合いながらも別の相手と近づいてしまうのか・・・
空豆の才能がありすぎることがさらに周りにも影響を与え
思わぬ方向に行ってしまう皮肉な展開になりました。
才能のある人を皆は羨むけれどその才能が大きければ大きいほど
本人も苦しむことがある。
そんなことを描いているのかなと思いました。
人生の一瞬をともにしただけの音と空豆なのかもしれないけれど
その結びつきは深く、2人の互いの人生に影響を与えているように思います。
音はミュージシャンとしてさらに成功して顔も知れ渡るようになりそうだし
このまま2人は離れてしまうのでしょうか。
そして空豆を捨てた母が失意のどん底にある空豆を救うカギになるのかも。
連絡先を削除してしまったけれど確か音がスクショを撮っている描写があったような。
憎んでいる母親から大きな才能を受け継いでいる空豆が今後どういう行動に出るのか
目が離せません。
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「罠の戦争」 第6話 テレビ朝日 2月20日(月)22時
激しい選挙戦を制して晴れて代議士になった鷲津(草ナギ剛)。
泰生(白鳥晴都)の事件の隠蔽を指示した人物が鶴巻幹事長(岸辺一徳)だったと知り
愕然とする。
鷲津は鶴巻の秘密を探ろうと事務所スタッフの梨恵(小野花梨)、眞人(杉野遥亮)に協力を仰ぐ。
鶴巻の弱みを握るため鶴巻が定期的に出かける場所を突き止めようとする鷲津たち。
鷹野(小沢征悦)はそんな鷲津の動きを察知し「幹事長には手を出すな」と忠告する。...
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激しい選挙戦を制して晴れて代議士になった鷲津(草ナギ剛)。
泰生(白鳥晴都)の事件の隠蔽を指示した人物が鶴巻幹事長(岸辺一徳)だったと知り
愕然とする。
鷲津は鶴巻の秘密を探ろうと事務所スタッフの梨恵(小野花梨)、眞人(杉野遥亮)に協力を仰ぐ。
鶴巻の弱みを握るため鶴巻が定期的に出かける場所を突き止めようとする鷲津たち。
鷹野(小沢征悦)はそんな鷲津の動きを察知し「幹事長には手を出すな」と忠告する。
先週、代議士に当選した鷲津。
選挙の描写は結構短かったですね。
選挙はこの物語を構成する一部でしかなく大きなテーマが他にあるので
どうしても比重は軽くなったという感じでした。
しかし選挙を通じて鷲津が飛び込んだ政治の世界の闇が明らかになりました。
弱者といいつつ、向こう見ずな強さを持つ鷲津。
気は優しくて力持ちな性格として描かれており親近感とスーパーマン的な爽快感がバランスよく配合されている
キャラクターです。
鶴巻幹事長に「自分は失って惜しいものなどない」と啖呵を切る場面はかっこよかったです。
一方、今まで正義の味方的な描かれ方をしていた鴨居大臣(片平なぎさ)がもしかして・・・
鷲津の本当の敵?
みたいな終わり方でもう来週が待ち遠しくてなりません。
とにかく展開は早いのでちょっとよそ見していてもけっこう話が進んでしまいます。
登場人物の思惑が様々で、鷲津以外の人物の真意は視聴者にはわからず
意表をつかれることが多く裏の裏まで読みきれない
そこがこのドラマの醍醐味でしょう。
復讐物語でありつつ、社会風刺にもなっている上質なエンタテインメントとして
ますます人気なドラマとなると思います。
後半戦に入り今までの振り返りなどの放送もあるようなので
今からでも是非見ていただきたいドラマです。
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「大病院占拠」第5話 日テレ 2月11日(土)22時
武蔵(櫻井翔)の娘・えみり(吉田帆乃華)が鬼に拉致された。
モニターに映るえみりは冷凍庫の中に閉じ込められているようだ。
1時間以内に救出しなければ命が危ない。
武蔵はえみりが拉致された現場に駆け付け、防犯カメラに映っていたワンボックスを追う。
その頃、界星堂病院では青鬼の身代わりとなって医師の佐渡(阪田マサノブ)が
撃たれ、意識不明の重体となっていた。
裕子(比嘉愛未)はオペの経験のある看護師を送り込むよう県警に要請する。...
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武蔵(櫻井翔)の娘・えみり(吉田帆乃華)が鬼に拉致された。
モニターに映るえみりは冷凍庫の中に閉じ込められているようだ。
1時間以内に救出しなければ命が危ない。
武蔵はえみりが拉致された現場に駆け付け、防犯カメラに映っていたワンボックスを追う。
その頃、界星堂病院では青鬼の身代わりとなって医師の佐渡(阪田マサノブ)が
撃たれ、意識不明の重体となっていた。
裕子(比嘉愛未)はオペの経験のある看護師を送り込むよう県警に要請する。
ついに!全鬼の仮面がはずれました。
最初からバレバレだった青鬼は菊池風磨さんでしたね。
やっと顔面が拝めるとファンは大喜びでしょう。
黒鬼はベッキーさん、赤鬼は忍成修吾さんでした。
鬼軍団の方はどうやら皆悲しい過去があり、人質たちに激しい恨みを抱いているようです。
相変わらずスピーディな展開でえみりを探す武蔵、鬼の動向を注視しつつ
えみりを乗せた冷凍車の行方を検知しようとする神奈川県警、
独自の行動をとるYouTuber・いなばうあーチャンネル・因幡・(明日海りお)
の行動が交錯して息もつかせません。
県警の捜査官・さくら役のソニンさんの緊迫感溢れるお芝居がこのドラマの根幹を支えています。
緊迫感がなくなったらこの設定を引っ張っていくのは困難です。
ソニンさんをここに配役したことも大成功の要因ではないでしょうか。
鬼の面をかぶっても存在感満点の菊池風磨さん。
悪い武装集団の鬼なのになんだか憎めなくて青鬼が映るとクスっと笑ってしまう。
菊池風磨に鬼の面をかぶせようと考えたスタッフさん、GJ過ぎます!
何もかもが絶妙なバランス感覚で構成されていて、ちょっとチープなところまで
最高の演出になっています。
今回も最後に武蔵の「ウソだろー!」のキメ台詞が出ましたね。
最高すぎます。
鬼たちがお面を取っていく場面は拍手喝采で見守ってしまいました。
家族みんなで笑いながら盛り上がれる最高のエンタメドラマです。
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