幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「美食探偵 明智五郎」第6話 日テレ 5月17日(日) 22時30分~
お見合いをすることになった明智(中村倫也)
しかしなんとお見合いの席に用意されていた料理に毒が盛られていた・・・・
マリア(小池栄子)の仕業ではないかと疑う明智だったが
真犯人は別にいた。
今回をもって美食探偵は休止に入ります・・・
残念ー
とても楽しみにしていたのに!
でも休止前の今回、非常にすばらしい回でした。
小林苺(小芝風香)の明智への思いは募るばかり。
こちらを向いてくれているような・・・でもやっぱりマリアに惹かれているような
どちらともわからない明智の様子に苦しむ苺でしたが
今回決定的なことが起こってしまいます。...
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お見合いをすることになった明智(中村倫也)
しかしなんとお見合いの席に用意されていた料理に毒が盛られていた・・・・
マリア(小池栄子)の仕業ではないかと疑う明智だったが
真犯人は別にいた。
今回をもって美食探偵は休止に入ります・・・
残念ー
とても楽しみにしていたのに!
でも休止前の今回、非常にすばらしい回でした。
小林苺(小芝風香)の明智への思いは募るばかり。
こちらを向いてくれているような・・・でもやっぱりマリアに惹かれているような
どちらともわからない明智の様子に苦しむ苺でしたが
今回決定的なことが起こってしまいます。
明智家の経営する百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が会社の後継者である明智五郎の
殺害を企て、小屋に監禁、火をつけた!
助けに駆け付けた苺だったが炎の恐ろしさに一歩も動けず・・・
しかしそこに現れたマリアは「あなたは愛する人のために命をかけることができないのね」
と苺に言い放ち炎の中に進んでいく
そして明智を救い出し、2人はキス・・・
それを見ていることしかできない苺。
なんちゅー切ないシーンでしょう!!
苺かわいそうだけど、うーん、マリアの圧勝
切ないですなぁ
その後、なんとリモートで撮影されたシーンでこの話は完結します。
ここでの苺(小芝風花)さんの演技、泣かせましたね。
少々しつこくて(すみません)、情緒が足りない演技が気になっていた小芝さんですが
ここは良かった。
明智よ、しかしおまえはなんだ!マリアとのあんなシーンを見せつけておいて
「君のようなおいしいものが作れる人にはずっとそばにいて欲しいんだ・・・」
とか思わせぶりなことを言うなんて本当に悪い男だね!!!
あーーーほんとヤキモキしてしまいます。
なのにここで中断。
早く続きを見たいです。
2人の距離を遠く離して抽象的な舞台の設定にして撮影した演出は
今回のラストとしてふさわしく印象的でした。
余韻が残って逆に良かったのでは!?
再開までは特別版の放送があるようなので
そちらを見ながら待ちたいと思います。
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「麒麟がくる」第18回 NHK 5月17日(日)
またまた今回も号泣回でしたね~
明智荘を追われた光秀(長谷川博己)一行は
伊呂波大夫(尾野真千子)の手引きで越前へ逃げ延びる。
越前の領主・今川義景(ユースケサンタマリア)にかくまってもらえることに。
金を工面するという義景の申し出を光秀はプライドを持って断る。
身なりはボロく住む家もボロボロなれど明智の統領であることの
誇りは失わない・・・
光秀が叔父から受け継いだ明智の旗印を見つめて決意を新たにするシーンは
光秀の思いが溢れ感動のシーンになっていました。...
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またまた今回も号泣回でしたね~
明智荘を追われた光秀(長谷川博己)一行は
伊呂波大夫(尾野真千子)の手引きで越前へ逃げ延びる。
越前の領主・今川義景(ユースケサンタマリア)にかくまってもらえることに。
金を工面するという義景の申し出を光秀はプライドを持って断る。
身なりはボロく住む家もボロボロなれど明智の統領であることの
誇りは失わない・・・
光秀が叔父から受け継いだ明智の旗印を見つめて決意を新たにするシーンは
光秀の思いが溢れ感動のシーンになっていました。
セリフはないシーンですが俳優の表情と内面の構築でしっかり感情が伝わりました。
これこそ役者の手腕ですよね。
音楽のすばらしさ、映像の美しさと俳優の演技、3つが重なって良いシーンになりました。
これぞドラマのだいご味。さすが大河ドラマです!
今回はまだまだ盛沢山で織田家の方も一大事が。
信長(染谷将太)が弟・信勝(木村了)への積年の思いをぶちまけ
「毒を飲め」と迫るシーン
鬼気迫る演技に心酔しました。
あくまで殺害ではなく自害せよと迫る。毒を飲まざるを得なかった信勝の思い。
そしてその裏側にある母への思慕・・・
信長が帰蝶に甘える理由は幼いころ母の愛を弟に取られていたという思いからか・・・
これも短いシーンで信勝はほんの少しの出番でしたが
濃度の濃い2人のシーンでした。
見どころ満載で深い内容ながら非常に話が分かりやすい。
いや、やはり分かりやすいって大事だな~
改めて感じさせられます。
疑問が湧いて来て「んん?」とつっかかる間を与えず素直に感情を乗せて見られます。
すーっと見られる心地よさを感じました。
しかしあと1話くらいで中断ですかね・・・
再開が待ち遠しい!
たとえ再開がずっと後になってもいいからクオリティは下げずにお願いします!
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「麒麟がくる」NHK 第17話「長良川の対決」 5月10日(日)
斎藤道三(本木雅弘)とその嫡男・高政(伊藤英明)の戦が始まろうとしていた。
信長(染谷将太)、光秀(長谷川博己)は道三方につく。
高政の大軍に斎藤道三軍は次第に劣勢になっていく。
退くよう進言する部下の言うことを聞かず、斎藤道三は最前線へ馬を進め
息子・高政と一騎打ちとなる。
しかし道三は敗れ、死亡。
光秀も高政の軍に焼き討され明智荘を後に逃げ落ちることとなってしまった。
いよいよ前半のクライマックス、斎藤道三と息子・高政の争いの顛末
最終章です。...
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斎藤道三(本木雅弘)とその嫡男・高政(伊藤英明)の戦が始まろうとしていた。
信長(染谷将太)、光秀(長谷川博己)は道三方につく。
高政の大軍に斎藤道三軍は次第に劣勢になっていく。
退くよう進言する部下の言うことを聞かず、斎藤道三は最前線へ馬を進め
息子・高政と一騎打ちとなる。
しかし道三は敗れ、死亡。
光秀も高政の軍に焼き討され明智荘を後に逃げ落ちることとなってしまった。
いよいよ前半のクライマックス、斎藤道三と息子・高政の争いの顛末
最終章です。
今回も盛りだくさんで涙涙の名シーンの連続。
どれが一番よかったかは選べないくらいですが
やはり道三の死に際、そして宿敵の道三を討ち取りながら
虚無感にさいなまされる高政の表情は最高でした。
「そなたの父は誰だ」と迫る道三に「父は土岐頼芸だ」と答える高政。
その高政に「そなたの父は私だ」と告げ倒れ掛かるように死す道三。
このシーンは親子の抱擁にも見えてしまいました。
命までは取るつもりもなかったという高政ですがこれで父殺しの汚名は免れないところ。
光秀は高政が父と信じている土岐頼芸より斎藤道三の方がずっと立派な人物だと思っていたと
心のうちを吐き出します。
そして高政と明智光秀は敵同士となり
明智一族は高政の攻撃を受けることとなります。
ここで光秀の叔父・光安(西村まさ彦)は命に代えて明智荘を守り抜くとし、光秀に家督を譲ります。
そのうえでなんとしても明智の旗印を守り生き延びるよう言って聞かせます。
この場面の西村まさ彦さんは名演技でしたねー!
先週、今週と西村さんは見せ場たっぷり。
今週で退場となりましたが印象に残るすばらしい役でした。
またかねてより影が薄い主役と言われ続けた光秀、今週はいよいよ明智家の家督も継ぎ
気持ちを爆発させるシーンも満載ですばらしかったです。
内に秘めた情熱と聡明さが魅力の長谷川光秀の今後の運命が気になります。
そしてバラバラになって逃げざるを得なくなった明智家の家臣・藤田伝吾(徳重聡)の
別れ際のシーン、哀しみを讃えながら笑顔で、光秀の母・牧(石川さゆり)に逃げ延びるよう説得する
ところなどはもう涙腺崩壊でした。
徳重さんの厚みのある演技が深く心に沁みました。
来週からは明智家の誇りを胸に逃避行の日々が始まってしまう光秀一行。
来週は新キャラ・朝倉義景(ユースケサンタマリア)も登場してますます目が離せません!!
あー、しかしもうストックがなくなって中断を余儀なくされるとのこと・・・
無念じゃー
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「警視庁捜査一課長」第5話 テレビ朝日 5月7日(木) 20時
キャミソールにしがみついたまま転落したご遺体が発見された。
遺体は古着店を営む青崎美枝(内田慈)であることが分かった。
彼女は元交際相手の人気デザイナー・灰田(小田井涼平)へのストーカー行為で
警察から注意されていたという事実が発覚。
また元同僚・赤堀ルリ子(酒井若菜)、緑沢いづみ(小橋めぐみ)の存在も浮上する。
またまた最初からいわくつきのご遺体発見で始まり
ほぼセオリー通りの展開で最後まで突っ走りました。...
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キャミソールにしがみついたまま転落したご遺体が発見された。
遺体は古着店を営む青崎美枝(内田慈)であることが分かった。
彼女は元交際相手の人気デザイナー・灰田(小田井涼平)へのストーカー行為で
警察から注意されていたという事実が発覚。
また元同僚・赤堀ルリ子(酒井若菜)、緑沢いづみ(小橋めぐみ)の存在も浮上する。
またまた最初からいわくつきのご遺体発見で始まり
ほぼセオリー通りの展開で最後まで突っ走りました。
今回はそれほど爆笑ポイントがあったわけではありませんが
ゲストの「クセが強い」感が笑いを誘いました。
2020シーズンの捜査一課長はとにかくハズレなし。
乗りに乗ってるドラマです。
でも笑えるドラマだとどれほど認識されているのか?
皆さんに強くお薦めしたいです。
正直、「翔んで埼玉」の100倍は笑えます。
なぜこのような面白いドラマを作れるのか?
今回の話の中にもそのヒントはありました。
劇中で迫真の演技を見せる女優陣。
その目には涙が・・・
そう、とにかく演技は全編真剣。登場人物の心情を丁寧に描く
骨太の芝居。
内藤剛志さんもふざけた様子は一切なく本田博太郎演じる笹川刑事部長に対峙する。
・・・しかし一歩引いてみてみると話はコント。
この匙加減が今回も冴えわたっていました!
ありがとう、捜査一課長。笑って笑って免疫が上がりまくりです。
しかし「しがみつく」のキーワードだけでここまで話を作るとは
あっぱれ。
最後まで「しがみつく」というテーマを貫き通したのも良かった。
そしてラストカットはお約束のネコのビビちゃん。
途中は爆笑、見終わってホッコリ、本当に良いドラマです。
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「今だから新作ドラマ作ってみました・さよならMyWay!!!」 5月5日(火)NHK 23時15分
リモートドラマの第2夜。
今夜は40年連れ添った妻を亡くした宍戸道夫(小日向文世)は悲しみに耐えながら
日々仕事を続けていた。
まもなく49日を迎えるというある日、業務用のパソコンに
かかってきたテレビ電話はなんと、亡くなった妻(竹下景子)から・・・!!!
それだけでも驚がくなのにさらに妻から離婚を切り出されさらに驚がくする道夫・・・
今回は「死」が2人を分かっていて会うことができないという設定。...
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リモートドラマの第2夜。
今夜は40年連れ添った妻を亡くした宍戸道夫(小日向文世)は悲しみに耐えながら
日々仕事を続けていた。
まもなく49日を迎えるというある日、業務用のパソコンに
かかってきたテレビ電話はなんと、亡くなった妻(竹下景子)から・・・!!!
それだけでも驚がくなのにさらに妻から離婚を切り出されさらに驚がくする道夫・・・
今回は「死」が2人を分かっていて会うことができないという設定。
会うことができないシチュエーションはいろいろ考えられますが
こうしたファンタジーなものも多くなるかも。
SFの小作品として楽しく見られました。
死んでいる設定の妻がテレビ電話をしている背景も気になって・・・
ふつうのリビングに見えるけど、これが天国なの??と
思っていましたが実は伏線の1つでもあるんですね。
見終わったあと、なるほどー!と膝を叩きました。
内容は面白かったのですがテレワークだと出演者同士の距離が縮まないことが
致命的かもしれないと思いました。
実際会って演技していれば埋められる溝がなかなか埋まらない感じ。
小日向文世と竹下景子という上手な役者でもそこのところは埋めきれない感じがありました。
40年連れ添った夫婦としてはよそよそし過ぎてちょっと違和感を感じました。
話の内容は面白いのですがどうしても説明セリフが多すぎてそれも
よそよそしさを感じさせる要因かもしれません。
そこのところを克服すれば面白い作品を取る人はどんどん出てくるでしょう。
これからこういった撮影も視野に入れないといけないかもしれないですね。
このシリーズはまだ第3夜も残っていますのでまた新しい取り組みが見られるのを楽しみにしています。
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